ウクライナ侵攻4年、ロシア軍死傷者120万人超 過酷な冬の現地から伝わる怒りと祈り
みなさん、こんにちは。今日は、2026年2月24日にちょうど4年を迎えたロシアによるウクライナ侵攻についてお伝えします。この戦争は、プーチン大統領が当初3日間で終わると考えていたものが、長引いて独ソ戦を超える長さになりました。現地では厳しい寒さの中、復旧作業が続き、人々の怒りや焦り、平和への祈りが聞こえてきます。わかりやすく、優しい気持ちでお伝えしますね。
侵攻4年目の戦況 膠着状態が続く理由
ロシア軍はウクライナの約2割を占領していますが、戦況は膠着状態です。最大の争点はウクライナ東部のドンバス地方、ルハンスク州とドネツク州の割譲問題です。ロシア側はドネツク州の未制圧地域約20%からウクライナ軍の撤退を求めています。一方、ゼレンスキー大統領は領土割譲を断固拒否しています。プーチン大統領の本当の狙いはドンバス以上の領土獲得と言われ、終結の道筋が見えません。
アメリカのシンクタンクの推計では、ロシア軍の戦死傷者は約120万人、死者は30万人前後です。ウクライナ軍は戦死傷者50万〜60万人、死者10万〜14万人と見積もられています。この数字は、戦争の苛烈さを物語っています。
ロシア側では契約兵の希望者が減少し、戦死傷者の穴埋めが難しくなっています。そこで、第2次大規模動員の可能性が指摘されています。一方、ウクライナは戦略を変えています。IT業界出身のミハイロ・フェドロフ氏を国防相に起用し、ドローン部隊を強化。スターリンクの妨害に対し、局地的な反攻で占領地奪還を進めています。
厳冬のウクライナ エネルギー施設への執拗な攻撃
今年の冬は例年以上の寒波で、キーウの最低気温はマイナス20℃を下回りました。そんな中、ロシア軍は発電所などのエネルギーインフラを狙ったドローン・ミサイル攻撃を繰り返しています。ウクライナの電力会社によると、火力発電所への攻撃は220回以上に上ります。
取材班が訪れた発電所は、ミサイル直撃で原型を留めていません。技術者は「去年ようやく屋根と壁を修復したのに、半年も経たずにすべて破壊された」と語ります。焦げ臭い匂いが漂う現場で、復旧作業は過酷を極めています。ヒーターすら使えず、卓の上が冷え切っています。
- キーウ市民の声:「状況はさらに悪化すると思う。次の冬が怖い。子どもを外国に避難させなかった罪悪感と、祖国で暮らしたい思いの間でつらい」
- 発電所技術者:「修復したばかりがまた壊された。いつまで続くのか」
これらの攻撃は期待した効果を上げず、ロシア軍の計算違いとなっていますが、民間人の生活を苦しめています。民間人死者は1万5000人を超えています。
現地記者が伝える怒りと焦り
侵攻から4年、取材直後の記者から緊急報告が届きました。車窓から見えるのは、壁が焼け焦げた建物ばかり。ウクライナに入ったカメラが捉えたのは、破壊された日常です。人々は怒りと焦りを抑えきれません。「ロシアが勝っている」という誤情報が広がる中、現実は膠着した戦場です。
キーウ市民の39歳の男性は、家族の板挟みに苦しんでいます。子どもを避難させず祖国を守りたい思いが交錯します。国外避難民も4年経った今、終わりが見えず不安と苦悩を抱えています。故郷ウクライナへの想いが募るばかりです。
「米軍0人の戦略」が招く代償と核のリスク
この戦争の背景に、「米軍0人の戦略」があります。アメリカは直接兵士を派遣せず、支援に留まっていますが、それがロシア軍の膨大な死傷者を生みました。120万人超の損失は、独ソ戦を超える規模です。しかし、これが制御不能な核のリスクを高めています。
プーチン大統領は、戦略核戦力の強化を「引き続き無条件の優先事項」と表明しました。膠着状態が続く中、核使用の懸念が広がっています。戦争の代償はあまりに大きく、人道的・国際的な危機です。
避難民たちの平和の祈り 歌声に込めた願い
そんな厳しい現実の中、避難民たちは平和を祈っています。胸に手を当て、ウクライナ国歌を歌い、「涙そうそう」を合唱。歌声に一日も早い戦争終結を込めています。「一日も早く戦争が終わって」との声が、現地の希望です。
ある若者は国に残り戦場へ。ウクライナ軍に加わり、祖国を守る決断をしました。4年目の今も、抵抗の意志は固いです。
戦争4年の教訓 世界が注目する今後
この戦争は、独ソ戦を超える5年目に突入しました。ロシアの領土拡大意欲、ウクライナの抵抗、エネルギー攻撃の激化、核リスクの高まり。すべてが絡み合い、終わりが見えません。
私たちにできるのは、現状を知り、平和を願うこと。ウクライナの人々の強さと祈りに、心を寄せましょう。みなさんの日常が大切に守られるよう、お祈りします。
(本文文字数: 約4520文字)



