「エヴァンゲリオン」30周年記念フェスで「エヴァ歌舞伎」が登場!尾上左近がカヲル役に、宮村優子も語るアスカとの絆

2025年11月、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの30周年を記念して、横浜アリーナで開催される大型フェスイベント「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」。その中で注目を集めているのが、伝統芸能の歌舞伎と『エヴァンゲリオン』が融合した新作舞台「エヴァ歌舞伎(仮)」です。この度、その正式タイトルが「歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン」に決定し、キービジュアルも初公開されました。また、渚カヲル役には歌舞伎界の若手実力派・尾上左近さんが抜擢されたことが発表され、ファンの間で大きな話題となっています。

「エヴァ歌舞伎」の正式タイトルとキービジュアルが公開

「歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン」は、歌舞伎舞踊と邦楽(歌舞伎音楽)に映像を融合させた新しい形の舞台作品です。正式タイトルの発表に合わせて公開されたキービジュアルには、夕日に照らされた海の上に白装束で浮かぶ渚カヲルと、砂浜に立ち、大振りの槍を持つ碇シンジの姿が描かれています。和の趣を感じさせるこのビジュアルは、伝統芸能と『エヴァンゲリオン』の世界観が見事に融合したことを象徴しており、多くのファンの心をつかんでいます。

この舞台は、2026年2月23日(月・祝)に横浜アリーナで開催される「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」の最終日、「STAGE AREA」のプログラムとして上演されます。企画・製作は、歌舞伎界の大手「松竹」と『エヴァンゲリオン』シリーズの制作会社「カラー」が共同で手掛けており、伝統と革新の融合が期待されています。

渚カヲル役は尾上左近、シンジ役は後日発表

「歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン」で渚カヲルを演じるのは、歌舞伎界のプリンスと呼ばれる尾上左近さんです。尾上さんは「刀剣乱舞 東鑑雪魔縁」などにも出演し、若手歌舞伎俳優として注目されています。尾上さんは「インパクトが強く、独特な世界観を持つこの作品をどう歌舞伎で表現できるのか、今からとても楽しみです。めでたい節目に花を添えられるよう、精一杯つとめさせていただきます」とコメントを寄せています。

一方、碇シンジ役の演者はまだ発表されていませんが、今後の発表が待ち遠しいところです。尾上左近さんのカヲル役への挑戦に、ファンの期待は高まっています。

宮村優子さん「アスカは自分の一部」

『エヴァンゲリオン』シリーズの30周年を記念して、アスカ・ラングレーの声を担当した宮村優子さんもインタビューに応じました。宮村さんは「アスカは自分の一部。声優として、人生の大きな節目を共に歩んできたキャラクターです」と語り、アスカとの深い絆を語っています。

宮村さんは、アスカの複雑な性格や感情の変化を演じることで、自分自身の成長にもつながったと振り返ります。「アスカは強さと弱さを併せ持つ、とても魅力的なキャラクター。彼女を通じて、多くのことを学びました」と話しています。また、30周年という節目に、ファンの皆様に感謝の気持ちを伝えたいとも語っています。

「エヴァンゲリオン」30周年フェスの見どころ

  • 「歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン」は、伝統芸能とアニメの融合で新たな体験を提供
  • 尾上左近さんのカヲル役に注目
  • 宮村優子さんをはじめ、多くの声優や関係者が30周年を祝う
  • 横浜アリーナで3日間にわたる大型イベント

「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」は、『エヴァンゲリオン』シリーズの歴史を振り返り、未来へつなげる一大イベントです。伝統芸能とアニメの融合で生まれる「エヴァ歌舞伎」は、ファンにとって忘れられない舞台になること間違いなしです。

チケットの先行抽選申込は2025年11月3日までイープラスで受け付けています。詳細はイベント公式サイトをご確認ください。

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