「大阪・関西万博開催記念『ドリカムと夏祭り2025』“ここからだ!”in 万博記念公園」ライブレポート
2025年夏、大阪・関西万博の開催を記念して、DREAMS COME TRUE主催の大型野外イベント「ドリカムと夏祭り2025 “ここからだ!” in 万博記念公園」が、8月2日(土)・3日(日)の2日間にわたって万博記念公園もみじ川芝生広場で盛大に開催されました。猛暑の中、会場には全国各地から多くのファンや家族連れが集まり、音楽・踊り・グルメ・花火など、多彩な「祭り」の魅力を全身で体感できる真夏の祭典となりました。
会場の雰囲気――夏の賑わいと万博の希望が融合
会場は13時、ブースエリアのオープンとともに賑わい始めました。浴衣姿の来場者や、うちわや提灯で彩られた出店が立ち並び、万博記念公園ならではの開放感とお祭りの高揚感があふれています。夏祭りグッズや冷たいかき氷、たこ焼き、焼きそばなどのグルメ屋台も充実し、子どもたちは縁日のゲームやワークショップで楽しそうな声を響かせていました。
- 万博公式キャラクター「ミャクミャク」やDREAMS COME TRUE公式キャラクター「ドリクマ」「ワルクマ」もステージや会場に登場し、みんなの笑顔と写真撮影に大人気でした。
- 夜には涼しい秋風が吹き抜け、日中の暑さを和らげる幻想的な雰囲気に包まれました。
DREAMS COME TRUE――渾身のライブパフォーマンス
今年は「ここからだ!」のテーマのもと、万博と共に時代を切り開くドリカムらしい力強い歌声が会場いっぱいに響きました。両日ともDREAMS COME TRUEが登場し、代表曲「うれしい!たのしい!大好き!」や「決戦は金曜日」、最新曲などを惜しみなく披露。観客たちは一体となって手を振り、声援を送りました。
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8月2日「ドリと踊ろう!Day」
この日はダンスをテーマに、新しい学校のリーダーズ、NMB48、Da-iCEらが出演。大阪を代表するダンスパフォーマーや、ABC朝日放送テレビ「おはよう朝日です」とのダンスコラボも実現し、迫力のパフォーマンスが観客を巻き込みました。 -
8月3日「ドリと歌おう!Day」
この日は歌をテーマに、いきものがかり、SHISHAMO、Ms.OOJAが登場し、幅広い世代の音楽ファンが心を合わせて大合唱。夏祭りならではのアットホームな空気に包まれ、思い思いにフェスを楽しんでいました。
コラボ企画と特別プログラム
ドリカム主催イベントならではの多彩なコラボも、今年の夏祭りを大きく盛り上げました。大阪は現在「ダンスの街」として世界的な注目を集めており、「ドリカムディスコ」や人気テレビ番組とのコラボレーションによる新感覚ダンスパフォーマンスが観客を魅了。さらにキッズダンサーやダンスチームによる華やかなステージも繰り広げられ、世代を越えて一緒に踊る姿が印象的でした。
- 盆踊り櫓が登場し、親子を中心に盆踊りの輪ができました。万博ならではの多文化交流の場にもなり、日本の夏の伝統を再発見する温かい時間となりました。
- 「子ども音楽隊」の生演奏や、伝統芸能の披露コーナーもあり、地域密着のプログラムづくりが光ります。
万博を背景にした希望と共創のメッセージ
1970年の大阪万博以来、日本の希望と未来を象徴する万博記念公園で開かれる今回のイベントは、2025年大阪・関西万博の盛り上げと共に、市民一人ひとりが主役になれる「共創」の精神を体現しています。「ここからだ!」というイベントコンセプトは、新しい時代を切り開く力強いエールとして多くの参加者の心に響きました。
万博主催側や地元企業も協賛ブースを設置し、環境配慮型の取り組み紹介、SDGsワークショップ、未来の交通・暮らし体験ゾーンなど、「未来」や「共生」のメッセージを幅広く発信。AI技術や最先端テクノロジーの展示もあり、多様な世代が楽しめると同時に、学びにもつながる内容となっていました。
クライマックスを彩る打ち上げ花火と夜空のアート
20時すぎ、万博記念公園の夜空を鮮やかに彩る花火が打ち上げられ、二日間にわたるお祭りのフィナーレを飾りました。DREAMS COME TRUEの楽曲とシンクロした花火は、感動的な一体感を生み出し、参加者たちの心に夏の思い出を刻みます。花火大会は、「万博夜空がアートになる日」と題された特別演出で、音楽と花火、そしてプロジェクションマッピングのコラボによる光と音のアート空間が創出されました。暑かった昼間から、涼しくなった夜へ移ろう中、家族や友人、大切な人たちと感動を分かち合う、まさに至福のひとときとなりました。
参加した人たちの声
- 「ドリカムの生ライブと花火を一緒に観られるなんて夢のようでした!」
- 「ダンスや音楽だけじゃなくて、地域のお祭りの雰囲気も味わえて楽しかった」
- 「子どもたちが盆踊りやワークショップで喜んでいた。家族みんなの夏の思い出になりました」
- 「万博をきっかけに、改めて未来について考える良い機会になった」
今後に向けて
「ドリカムと夏祭り2025」は、今年だけでなく大阪・関西万博の盛り上げと連動した意義深いイベントとして、多くの人の心をつなぎました。今後も様々なアーティストや市民が参加するライブやフェス、共創イベントが続々予定されており、万博を通じて大阪、そして日本が未来に向かって力強く歩みを進めていく姿勢が感じられます。
最後に、会場を訪れた誰もが「ここからだ!」と笑顔で言葉を交わし、音楽と花火に包まれた真夏の夜空に未来への希望を描いたこの日――記念すべき2025年夏の素晴らしい一ページとなりました。