2025年の冬至は12月22日0時3分 昼が短い冬こそ「太陽」と仲よく過ごそう
2025年の二十四節気「冬至(とうじ)」は、12月22日(月)0時3分に迎えます。一年で最も昼の時間が短く、夜が長い日であり、古くから節目の日として大切にされてきました。
ただ、「冬至=日の出が一番遅く、日の入りが一番早い日」と思われがちですが、実はそうではありません。冬至は「昼の長さ」が一番短い日であって、「日の出・日の入りが極端になる日」とは少しタイミングがずれているのです。
この記事では、
- 冬の「昼間」が短い時期にこそ気をつけたい骨密度や免疫力と日光浴の関係
- 2025年の冬至の正確なタイミングや、「日の出・日の入り」とのちがい
- 二十四節気「冬至」をテーマにしたAI壁紙など、季節を楽しむアイデア
を、やさしい言葉でまとめてご紹介します。
2025年の冬至は「12月22日0時3分」 光の節目の日
国立天文台の暦要項をもとにした解説によると、2025年12月22日0時3分に太陽黄経が270度に達し、「冬至」となります。
太陽黄経270度とは、地球から見た太陽の通り道(黄道)上での位置を角度で表したものです。黄道360度のうち、
- 90度付近が「春分」
- 180度付近が「夏至」
- 270度付近が「冬至」
にあたります。
この「冬至」のタイミングを、一年を「一日にたとえたときの深夜0時」と表現する解説もあります。そこから、冬至は「光の元旦」とも呼ばれます。
北半球の日本では、この日が一年で最も太陽が出ている時間が短い日であり、夜が長く、昼が短い日です。
「昼が一番短い日」=「日の出・日の入りが極端な日」ではない理由
多くの人が「冬至=一番遅い日の出+一番早い日の入り」と考えがちですが、実際にはそうではありません。気象情報サイトや国立天文台の「日の出・日の入り」データを見ていくと、そのズレがよく分かります。
冬至と「日の出・日の入り」のズレ
2025年の冬至は12月22日ですが、
- 日の入りが最も早いのは、冬至より少し前、12月上旬ごろ
- 日の出が最も遅くなるのは、冬至より少し後、1月上旬ごろ
というのが、多くの地域で共通した傾向です。
気象解説では、「冬至の日は一年で最も昼の時間が短い日だが、日の入りが一番早いわけではない」とはっきり説明されています。
また、首都圏などの天文データを見ると、12月上旬〜中旬にかけて「16時台前半」の日の入りが続き、その後は少しずつ遅くなっていく様子が確認できます。
なぜズレるの? 簡単なイメージ
このズレは、
- 地球の自転のリズム(平均太陽時)と
- 地球が太陽のまわりを回る軌道の形(楕円軌道)や、地軸の傾き
といった要素が重なり合って起こります。
専門的には「均時差」と呼ばれるズレですが、イメージとしては、
- 「昼の中心(南中時刻)」の位置が日々微妙に動いている
- その結果、「日の出の時刻」と「日の入りの時刻」の変化スピードが少しずつ違う
ということが起きています。
そのため、
- 「日の入りの早さのピーク」は冬至より前
- 「日の出の遅さのピーク」は冬至より後
という“時間差”が生まれ、結果として「冬至の日=昼の長さが最も短い日」になるのです。
「冬は昼間が短い」ことが、体に与える影響
冬になると、
- 家の中で過ごす時間が増える
- 日が出ている時間そのものが短い
- 寒さで体を縮こませてしまう
といった理由から、自然と日光を浴びる時間が短くなりがちです。
しかし、日光には、
- 骨密度を保つために大切なビタミンDの生成
- 免疫力の維持に関わるホルモンバランスの調整
- 体内時計を整えて、眠りやメンタルを安定させる働き
など、さまざまな役割があります。
冬に日光を浴びる時間が減ると、
- 骨の健康にとって大切なビタミンDが不足しやすい
- 免疫機能が低下し、風邪や感染症にかかりやすくなる
- 日中の眠気や、気分の落ち込みが続きやすい
といった影響が心配されます。
冬こそ「やさしい日光浴」を取り入れよう
注意したいのは、「強い日差しを長時間浴びる」必要はない、ということです。冬のやわらかな光を、短時間でも毎日コツコツ浴びることが大切です。
たとえば、こんな工夫ができます。
- 午前中のやさしい日差しの時間帯に、10〜20分ほど散歩をする
- ベランダや窓辺で、コートを着たまま数分間だけ深呼吸する
- 買い物や通勤・通学のとき、いつもより少しだけ遠回りして外を歩く
日焼けが気になる方は、顔には日焼け止めを塗りつつ、手の甲や足首など、少しだけ肌を出すのも一つの方法です。窓ガラスは一部の紫外線を通しにくいため、「ガラス越しより、少しだけ外に出る」ことを意識すると、ビタミンD生成にはより効果的です。
もちろん、肌や病気の状態によって日光の浴び方は変わるため、心配がある方は医師に相談しながら、自分に合った量や時間を見つけていくと安心です。
「骨密度」と「免疫力」を守る冬の過ごし方
冬の短い昼間を上手に使うことで、骨と免疫の健康をサポートできます。
- 骨密度のために
日光によるビタミンD生成に加え、カルシウムやたんぱく質を含む食品(牛乳、ヨーグルト、小魚、大豆製品など)を組み合わせると、骨づくりをより効率的に進めることができます。 - 免疫力のために
日光浴で体内時計を整えることは、睡眠の質アップにもつながります。よく眠ることは、免疫細胞の働きを保つうえでとても大切です。さらに、適度な運動やバランスの良い食事、体を冷やさない工夫も合わせて行うとよいでしょう。
「冬だから仕方ない」とあきらめてしまうのではなく、「冬だからこそ、少し意識して日光を取り入れる」という発想が、1年を通して元気に過ごすための支えになります。
2025年の冬至の過ごし方:「一陽来復」の日を楽しむ
冬至は、単に「昼が一番短い日」というだけでなく、
- これからまただんだんと日が長くなっていくスタートの日
- 「一陽来復(いちようらいふく)」=悪いことやつらいことが終わり、良い方向へ向かい始める象徴の日
ともとらえられてきました。
日本各地では、「ゆず湯」や「かぼちゃ」など、冬至ならではの風習も続いています。
- ゆず湯
ゆずの香りでリラックスしながら体を温めることで、冷えの緩和やリフレッシュ効果が期待できます。ビタミンCを含むゆずは、食べてもおいしい冬の味覚です。 - かぼちゃ
「ん」のつく食べ物(なんきん=かぼちゃ)を食べると運が良くなる、といった言い伝えもあり、栄養豊富な食材としても冬場に役立ちます。
こうした風習に、「冬のやさしい日光浴」をプラスしてみると、心も体もあたたかい冬至を過ごせそうです。
【AI壁紙】二十四節気「冬至」をデジタルでも楽しむ
最近は、二十四節気「冬至」をテーマにしたAI生成の壁紙(AI壁紙)も話題になっています。
たとえば、
- 夜空に低く輝く太陽や月をモチーフにしたイラスト
- 雪景色の中で静かに差し込む朝日を表現したデザイン
- 「一陽来復」や「光の元旦」をイメージした抽象的なアート
といったビジュアルを、AIが自動生成してくれるサービスなどが登場しています。
スマートフォンやパソコンの壁紙を「冬至」らしいデザインに変えるだけでも、
- 季節の移ろいを日々の中でさりげなく感じられる
- 忙しい毎日のなかで、ふと画面を見たときに心が落ち着く
- 「今日は少し早起きして朝日を見てみよう」など、日光を意識するきっかけになる
など、小さな変化が生まれます。
二十四節気は、もともと農作業の目安として発達した「季節のカレンダー」ですが、現代では、
- インテリアや文具のデザイン
- カレンダーやスケジュールアプリのテーマ
- AIアートやデジタル壁紙
といった形で、デジタルの世界にも広がりつつあります。
冬至は「光との付き合い方」を見直すチャンス
2025年の冬至は、12月22日0時3分。一年の中で「昼が一番短い日」であり、「ここからまた光が増えていく節目の日」でもあります。
冬はつい、
- 日が短くて気分が落ち込みやすい
- 寒くて外に出るのが億劫になる
- 運動不足になりがち
といった悩みを抱えがちな季節です。
だからこそ、このタイミングであえて、
- 短時間でもいいので、毎日少しだけ日光を浴びる習慣をつくる
- 睡眠や食事、運動のリズムを見直して、体内時計を整える
- AI壁紙や暦を眺めながら、季節の変化を前向きに楽しむ
といった工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。
太陽の高さが一年で最も低く、光がいちばん弱く感じられるこの時期は、言い換えれば「これからまた光が増えていく前の、静かな準備期間」です。
静かな夜の長さを味わいながら、短い昼の光を大切に浴びて、骨と免疫、そして心の元気をゆっくり整えていきましょう。



