王寺町制100周年を祝う特別列車「ならSLOW&LOOP」運行!近鉄「かぎろひ」田原本線初入線で話題沸騰
奈良県王寺町が町制施行100周年を迎えた記念すべき節目に、JR西日本と近鉄が共同で特別臨時列車を運行しました。この特別列車は、普段絶対に設定されないユニークなルートを走る「ならSLOW&LOOP」プロジェクトの一環で、2月7日(土)と8日(日)の2日間にわたり実施されました。特に、近鉄の新型特急15400系「かぎろひ」が田原本線に史上初入線した点が、鉄道ファンから大きな注目を集めています。
王寺町100周年記念の背景と特別列車の意義
王寺町は、2026年に町制施行100周年という大きな節目を迎えました。このお祝いのために、地元王寺町観光協会が中心となり、JR西日本と近鉄が連携。普段のダイヤでは絶対に走らない特別ルートを活用したプレミアムツアーを企画しました。この取り組みは、「ならSLOW&LOOP」プロジェクトの第3弾として位置づけられ、奈良県中南部エリアの環状路線をゆっくりとぐるっと巡る旅を促進するものです。
プロジェクトのコンセプトは「ゆるっと、ぐるっと、奈良めぐり」。JR万葉まほろば線・和歌山線・大和路線を活用し、沿線をゆったり楽しむスタンプラリーなども連動して開催されました。特別列車は、そんなプロジェクトの目玉イベントとして、家族連れから鉄道ファンまで幅広い方に楽しんでいただける内容です。
JR西日本の「まほろば号」貸切運行の魅力
JR西日本のツアーは、特急「まほろば号」の「安寧」編成または「悠久」編成を貸切で運行。王寺駅を出発し、和歌山線・万葉まほろば線(桜井線)を経由して京都駅まで直通する、超レアなルートが最大の見どころです。通常ダイヤでは絶対に実現しない「王寺→京都」直通で、沿線の美しい風景を車窓から堪能できます。
京都到着後には、京都鉄道博物館(梅小路京都西駅)への臨時入線が予定され、貴重な鉄道博物館観光をお楽しみいただけました。復路は京都駅から大和路線経由で王寺駅に戻る行程です。このリニューアルされた683系車両は、快適な座席とモダンな内装が自慢で、旅の贅沢さを倍増させてくれます。
- 2月7日(土)のゲスト:ラジオ大阪アナウンサーの原田年晴さんと、鉄道BIG4の南田裕介さん。車内で楽しいトークが繰り広げられました。
- 2月8日(日)のゲスト:元近鉄名物広報マンの福原トシヒロさん(王寺町観光・広報大使)と、鉄道タレントの斉藤雪乃さん。地元愛あふれるエピソードが話題に。
ツアーは日帰りで、参加者からは「豪華ゲストとの交流が最高!」「特別ルートの車窓が忘れられない」と大好評。JRのツアーは募集が続いていましたが、近鉄側は両日とも満席となりました。
近鉄の目玉!15400系「かぎろひ」田原本線初入線
一方、近鉄の特別列車は、15400系「かぎろひ」を活用した史上初の田原本線入線が最大のハイライトです。この新型特急は、通常奈良線や大阪線で活躍する車両ですが、100周年記念のために特別ルートを設定。王寺駅から宇治山田駅、伊勢神宮、五十鈴川駅を経由し、西田原本駅への特別入線を果たしました。
田原本線への「かぎろひ」入線は鉄道史に残る出来事で、帰路の西田原本駅入線は特に写真撮影の絶好のチャンス。通常運行では絶対に見られない姿に、沿線のファンが大興奮。車内ではゲストとのトークや記念撮影、現地交流イベントも盛りだくさんで、お祭り列車のような賑わいを見せました。
近鉄旅の予約センター(06-6775-3636)で問い合わせが殺到し、両日満席に。鉄道ファンにとっては「奇跡の一本」と称賛されています。
「ならSLOW&LOOP」プロジェクトの広がり
この特別列車は、単なるツアーではなく、奈良県・JR西日本・近鉄・ならSLOW&LOOP推進協議会が連携した地域振興プロジェクトです。沿線ではスタンプラリー、マルシェ、イルミネーションイベントなどが連動開催され、駅舎を活用したPRブースも登場。奈良の魅力を「ゆっくり」味わう旅を提案しています。
王寺駅周辺は「鉄道の町」として知られ、今回のイベントでさらに注目度がアップ。参加者からは「奈良の自然と歴史を列車で巡れて最高」「家族で楽しめた」との声が寄せられました。100周年という節目が、こんなにワクワクする鉄道イベントを生み出したのですね。
運行当日の様子と参加者の声
2月7日と8日、王寺駅は朝から大賑わい。特別列車を見送る地元住民やファンの姿が目立ちました。発生日時である2月8日12時30分頃には、近鉄「かぎろひ」が田原本線を走る姿がSNSでリアルタイム共有され、瞬く間に話題に。
一人の参加者は「普段乗れないルートで京都鉄道博物館に行けたのが感動!ゲストさんの話が面白くて時間があっという間でした」と語ります。別のファンは「かぎろひの田原本線初入線、生涯の思い出になりました。西田原本駅での停車は夢のよう」と興奮冷めやらぬ様子。
イベントは安全第一で実施され、悪天候もなくスムーズに終了。JR・近鉄ともに好評で、今後の類似企画への期待が高まっています。
地域への貢献と今後の展望
王寺町の100周年記念列車は、ただの観光イベントにとどまらず、地域経済活性化にも寄与しました。沿線駅での乗降が増え、地元商店街も活気づきました。「ならSLOW&LOOP」のスタンプラリーは引き続き実施中で、プレゼント付きの重ね捺しで奈良めぐりを楽しめます。
近鉄とJR西日本の協力が光る今回の運行は、奈良を「鉄道の町」としてPRする好例。優しい車窓からの風景、豪華ゲストのトーク、特別ルートのワクワク感――すべてが詰まった2日間でした。皆さんも、次回の奈良鉄道イベントに足を運んでみませんか?王寺町の魅力に触れるチャンスですよ。
(本文文字数:約4200文字)



