那須雄登、「TGC広島2025」で人生初ランウェイ 広島の街を沸かせた“覚悟”の一歩
人気アイドルグループACEes(エーシーズ)の那須雄登さんが、広島市で開催されたファッションイベント「TGC 広島 2025」で、ついに人生初のランウェイを踏み出しました。広島グリーンアリーナに集まった1万人の観客の前で、ミリタリーと和の要素をかけ合わせた個性あふれるスタイルを披露し、その存在感で会場を大いに沸かせました。
本記事では、那須雄登さんの初ランウェーの様子を中心に、「TGC広島2025」の会場の空気感や、同日話題となった乃木坂46一ノ瀬美空さんの近影への反響、広島で8年ぶりに開催されたTGCの意義などを、やさしい言葉で丁寧にまとめてお届けします。
「TGC広島2025」とは? 8年ぶり開催の特別なステージ
「ヒロマツホールディングス presents TGC HIROSHIMA 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION」、通称「TGC広島2025」は、2025年12月6日に広島市中区の広島グリーンアリーナで開催されました。
東京ガールズコレクション(TGC)は、2005年にスタートした、日本を代表するファッションイベントで、2025年で20周年という大きな節目を迎えています。 そのアニバーサリーイヤーを記念して、TGCは各地で「TGC地方創生プロジェクト」を展開。地域の魅力や伝統産業を全国に発信することをめざし、さまざまな都市でイベントを行っています。
広島でTGCが開催されるのは8年ぶり。会場には、なごみさん、出口夏希さん、FRUITS ZIPPERなど、いま人気のモデル・アーティストがおよそ80人集結し、およそ1万人の観客が熱狂しました。
テーマは「UNITE THE SMILE」。笑顔でつながり、共に未来を描いていこうという想いが込められています。 ファッションショーだけでなく、音楽ライブやトークステージも行われ、まさに「エンターテインメントの祭典」と呼ぶにふさわしい一日となりました。
那須雄登、「TGC20周年セレブレーション公式サポーター」として初ランウェイ
那須雄登さんは、STARTO ENTERTAINMENTの選抜グループACEesのメンバーとして活動中のアイドルです。 ACEesは、美 少年やHiHi Jets、少年忍者などから選ばれた5人で2025年2月に結成された、いま注目の新グループ。 そのACEesは、TGC20周年を共に盛り上げる「TGC20周年セレブレーション公式サポーター」にも就任しています。
そんな中で決まったのが、那須さんの「TGC広島2025」出演。それが人生で初めてのランウェイだったこともあり、開催前から大きな話題となっていました。
出演決定時、那須さんは「『TGC 広島 2025』に出演させていただくことになり、うれしい気持ちで胸がいっぱいです」とコメント。 さらに、広島の伝統工芸品について触れながら、「広島の伝統工芸品の豊かさを『TGC 広島 2025』を通して僕自身からもたくさんの方にお届けできるように、人生初のランウエーに臨みます。ステージから自分の覚悟を皆さんにお届けしますので、お楽しみに!」と、強い意気込みを語っていました。
ミリタリー×和の“オレンジコーデ”で圧巻オーラ
本番当日、那須雄登さんはミリタリーと和のエッセンスを組み合わせたコーディネートで登場しました。
- 鮮やかなオレンジカラーが目を引くレイヤードスタイル
- ミリタリーテイストに、和の要素を取り入れた独自の世界観
- ステージトップでは扇子を使った印象的なポージング
それまでの柔らかく穏やかなイメージに加えて、ステージ上では凛とした強さも感じさせるオーラをまとい、客席からは大きな歓声が上がりました。特に、扇子を使ってゆっくりと視線を送る場面や、ランウェイのラストで見せた力強い表情は、会場全体の視線を一気に引き寄せていました。
那須さんはTGC公式のトークステージにも登場し、広島の新たな魅力を自らの言葉で伝える役割も担いました。 「TGC地方創生プロジェクト」の一環として、イベントを通じて地域と若い世代をつなぐ存在になっていることがうかがえます。
備後デニム工場とのコラボ 広島の技術と那須雄登の存在感
今回の「TGC広島2025」では、広島エリアのものづくりに光を当てる企画も行われ、その中で備後地域のデニム工場で制作されたアイテムがお披露目されました。ニュースでは、「備後デニム工場で制作した作品を披露」と報じられており、ランウェイを通じて、広島が誇るデニム産業の魅力が全国に向けて発信されました。
広島県・備後地方は、世界的にも評価の高いデニム生地の産地として知られ、長年培われてきた技術力と、丁寧なものづくりが特徴です。今回のステージでは、その高品質なデニムと、ミリタリー・和テイストをミックスしたスタイルが融合し、ファッションとしての新しい可能性を感じさせました。
那須さん自身も、事前のコメントで「広島には数々の伝統工芸品があり、そこに宿る美しさは、多くの人の暮らしや感性に豊かさを与え続けていると思います」と、広島の文化や技術に敬意を表しています。 その言葉通り、ランウェイ上の彼は、単に服を着こなすだけではなく、広島のものづくりの“背景”ごと身にまとっているような、説得力のある立ち姿でした。
会場を彩った人気モデル・アーティストたち
「TGC広島2025」には、那須雄登さんのほかにも、若い世代に人気のモデルやアーティストたちが数多く出演しました。
- モデルのなごみさん
- 女優・モデルとして活躍する出口夏希さん
- アイドルグループFRUITS ZIPPERのメンバー
- WATWINGの八村倫太郎さん
- 土方エミリさん、茅島みずきさん、雑賀サクラさん、草川直弥さんら
ステージ上では、それぞれがブランドの世界観を表現しながら、個性あふれるウォーキングを披露。Da-iCEやTHE RAMPAGEといった人気アーティストによるライブパフォーマンスもあり、会場は終始大きな熱気に包まれていました。
MCは、タレントのウエンツ瑛士さんと、NHKアナウンサーの中川安奈さんが担当。 観客とのやりとりや、出演者への軽妙なツッコミや質問が、会場の雰囲気をさらに和やかにしていました。
乃木坂46・一ノ瀬美空の近影にも注目集まる
同日、ネット上では乃木坂46の一ノ瀬美空さんの最新ショットにも大きな反響が寄せられました。「印象ガラリの近影に騒然」「ボス感ある」「かっこいいと美しいの二刀流だね」といったコメントが上がり、そのビジュアルの変化が話題になっています。
これまでのふんわりとした雰囲気に加え、芯の強さを感じさせるスタイルや表情を見せたことで、「ギャップがすごい」「新しい一面が見られてうれしい」と、多くのファンが驚きと喜びの声をあげました。
一ノ瀬さんは、乃木坂46の中でもバラエティやモデル活動で存在感を高めているメンバーの一人で、その発信力は若い世代にとても大きな影響を持っています。今回の近影をきっかけに、ファッション面での注目度もさらに高まりそうです。
「地方創生」とファッションイベント 広島が発信したもの
TGCは、単なるファッションショーにとどまらず、「地方創生」をキーワードに、地域の魅力を伝える取り組みを続けています。
「TGC広島2025」でも、
- 広島の伝統工芸品やデニム産業への注目
- 地元企業とのコラボレーション
- 若い世代に向けた「広島の新しい魅力」の発信
といった形で、その理念が具体的に表現されました。
那須雄登さんは、「広島の伝統工芸品の魅力を、僕自身からもたくさんの方にお届けできるように」と語っており、アイドルとしてだけでなく、地域の魅力を伝える“アンバサダー”のような役割も担っています。 その姿勢は、ファンにとっても新鮮であり、彼の活動の幅広さを感じさせるものになりました。
1万人が見守った“覚悟”の一歩 ACEes・那須雄登のこれから
初めてのランウェイとは思えないほど、堂々としたウォーキングと表情で会場を魅了した那須雄登さん。 ステージに向かう前から「ステージから自分の覚悟を皆さんにお届けします」と語っていた通り、その一歩一歩には、新しいフィールドに挑戦する強い意志が感じられました。
ACEesとしてのグループ活動に加えて、このようにファッションイベントや地方創生プロジェクトに関わることで、那須さんの名前は、アイドルファンのみならず、ファッションやカルチャーに関心のある層にも広がりを見せています。
また、「TGC広島2025」を通して広島の魅力を伝えた経験は、今後、彼がさまざまな土地で活動していくうえでも、大きな財産となっていきそうです。今回のステージは、那須雄登さんにとって、そして広島にとっても、新たな一歩となる記念すべき一日だったと言えるでしょう。
おわりに
「TGC広島2025」は、
- 那須雄登さんの人生初ランウェイ
- 備後デニムなど、広島のものづくりの魅力の発信
- なごみさん、出口夏希さん、FRUITS ZIPPERら人気モデル・アーティストの共演
- 乃木坂46・一ノ瀬美空さんのイメージがガラリと変わる近影への注目
など、多くのトピックが重なり合った、非常に濃い一日となりました。
ファッションや音楽を楽しみながら、地域の文化や技術に触れられる場として、TGCは新しい形の「お祭り」として進化し続けています。その中心で輝いた那須雄登さんの姿は、多くの人の心に残り、これからの活躍への期待をさらに高めるものとなりました。



