M-1グランプリ2025、決勝進出9組が決定

日本のお笑い界最大級の賞レース「M-1グランプリ2025」の準決勝が2025年12月4日(木)に東京・竹芝のNEW PIER HALLで開催されました。史上最多となる11,521組のエントリーから勝ち抜いた決勝進出9組が決定し、お笑い業界で大きな話題となっています。決勝進出を決めた9組は、真空ジェシカ、豪快キャプテン、ヨネダ2000、めぞん、ドンデコルテ、エバース、たくろう、ヤーレンズ、ママタルトです。

真空ジェシカの5年連続決勝進出が話題に

今回の決勝進出者の中でも特に注目を集めているのが真空ジェシカの5年連続決勝進出です。真空ジェシカ(ガク・川北茂澄)は2012年に結成されたコンビで、2021年大会以降ずっと決勝の舞台に名を連ねてきました。今回は2024年に続き5回目の決勝進出となり、その異例のキャリアはSNS上でも驚きを持って語られています。このような長期間にわたる決勝進出は、コンビとしての実力と安定性を示す大きな証となっています。

初決勝進出組の快進撃が目立つ

今回の決勝進出者の中には、4組の初決勝進出コンビが含まれています。ドンデコルテ、豪快キャプテン、めぞん、たくろうの4組が初めて決勝の舞台に立つことになりました。

  • ドンデコルテ(小橋共作・渡辺銀次):2019年結成
  • 豪快キャプテン(べーやん・山下ギャンブルゴリラ):2019年結成
  • めぞん(吉野おいなり君・原一刻):2016年結成
  • たくろう(赤木裕・きむらバンド):2016年結成

初決勝組の快進撃と、実力派常連組の存在が混ざり合い、例年以上に「誰が優勝してもおかしくない」戦いになると予想されています。

常連組が大多数を占める決勝メンバー

一方、常連組も多く決勝に進出しています。真空ジェシカ、エバース、ママタルト、ヤーレンズの4組は2024年大会のファイナリストでもあり、引き続き決勝の舞台に立つことになりました。さらにヨネダ2000(誠・愛)も2020年結成のコンビで、2022年に続き2回目の決勝進出を果たしています。

吉本以外の非吉本組であるこれら3組は、いずれも2024年大会から続けてのファイナリストであり、「非吉本組=経験値も実績も十分な強豪」という見方も多いです。ファイナリストの信頼性と実績を持つこれらのコンビの存在は、決勝戦の質をさらに高めることが期待されています。

歴代最多エントリーの中から選ばれた9組

2025年大会のエントリー数は1万1,521組と過去最多です。その中から選ばれた9組+敗者復活で勝ち残った1組は、量だけでなく質の面でもとてつもない競争を勝ち抜いた存在です。多くのお笑い芸人が参加する中で、決勝進出を決めたコンビたちの実力は疑いの余地がありません。

各決勝進出者の詳細プロフィール

決勝進出を果たした9組の詳細は以下の通りです。

  • 真空ジェシカ:2012年結成、5回目の決勝進出
  • 豪快キャプテン:2019年結成、初決勝進出
  • ヨネダ2000:2020年結成、2回目の決勝進出
  • めぞん:2016年結成、初決勝進出
  • ドンデコルテ:2019年結成、初決勝進出
  • エバース:2016年結成、2回目の決勝進出
  • たくろう:2016年結成、初決勝進出
  • ヤーレンズ:2011年結成、3回目の決勝進出
  • ママタルト:2016年結成、2回目の決勝進出

決勝戦は12月21日(日)に開催

M-1グランプリ2025の決勝戦は12月21日(日)18:30~22:10にテレビ朝日で生放送されます。MC は今田耕司と上戸彩が務めます。敗者復活戦は同日に実施され、敗者復活戦のMCは陣内智則と齊藤京子が担当します。

決勝には、準決勝を通過した9組に加えて、敗者復活戦を制した1組が加わり、最終的に10組で王者の座を争う形式となります。ミキやカベポスターなど、今回決勝に進出できなかったコンビも多く、敗者復活戦での巻き返しが期待されています。

注目度の高さが伝わってくる

特に「たくろう」「ママタルト」「ヨネダ2000」「真空ジェシカ」「豪快キャプテン」といったコンビ名と一緒に「ファイナリスト」が語られており、今年の決勝メンバーの注目度の高さがうかがえます。SNS上でも「去年のファイナリストがまた通っている」という安心感や、「女性コンビの決勝進出がうれしい」といった応援の声が聞かれています。

経験と新鮮さが共存した顔ぶれ

今回の決勝進出者は、「経験と新鮮さ」がうまく共存した顔ぶれとなっています。2024年大会のファイナリストでもあった真空ジェシカ・エバース・ママタルト・ヤーレンズに、新たな4組+久々決勝のヨネダ2000が加わる形になっており、バランスの取れた構成です。

この組み合わせにより、決勝戦は例年以上に激しい戦いになることが予想されています。初決勝組の勢いと常連組の経験が激突する12月21日の決勝戦に、多くのお笑いファンが期待を寄せています。

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