厚生労働省令和6年度補正予算事業に対応したUbieの特別パッケージ提供開始
Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部吉倫・久保恒太、以下「Ubie」)は、厚生労働省が令和6年度補正予算で成立させた「生産性向上・職場環境整備等事業」に対応する「ユビー生成AIサービス特別パッケージ」の提供を開始することを発表しました。この特別パッケージは、医療機関における業務効率化を支援する生成AIやAI問診の導入を促進し、導入にかかる費用を補助対象とするものです。Ubieは今後も医療現場の課題解決に貢献するため、支援を強化していく方針です。
補助事業の概要
厚生労働省は、医療機関における人材確保が急務であることを受け、「医療施設等経営強化緊急支援事業」を実施しています。この中で「生産性向上・職場環境整備等事業」では、業務の効率化や職員の処遇改善を目的とした取り組みに対して給付金が支給されます。対象施設には、都道府県、市区町村、病院、有床診療所、無床診療所、訪問看護ステーションなどが含まれます。
支給対象となる取り組み
- ICT機器等の導入による業務効率化:タブレット端末、離床センサー、インカム、WEB会議設備、床ふきロボット、監視カメラなどの導入。
- タスクシフト/シェアによる業務効率化:医師事務作業補助者や看護補助者の新たな配置。
- 給付金を活用した賃上げ:既存職員の賃金改善を目的とした取り組み。
給付額と申請スケジュール
給付額は、病院・有床診療所に対しては許可病床数×4万円、無床診療所には1施設あたり18万円が支給されます。申請スケジュールは都道府県によって異なるため、各都道府県の公式サイトを確認することが推奨されています。
詳細については、厚生労働省の公式サイトにて確認できます。補助事業の詳細はこちら
Ubieのサービスと導入事例
Ubieは、生成AI技術を活用して医療機関の業務効率化を支援する「ユビー生成AI」と、紙ベースの事前問診をデジタル化・個別化する「ユビーAI問診」を提供しています。新たに提供される特別パッケージでは、これらのサービスの導入と補助事業の申請サポートが行われます。
実際の導入事例としては、恵寿総合病院や九州大学病院などが挙げられ、業務効率化や診療の質向上に寄与しています。これにより、医療現場での業務負担が軽減され、より患者に寄り添った医療サービスの提供が期待されています。
医療機関向け「ユビーメディカルナビ」
「ユビーメディカルナビ」は、診療の質向上を支援する医療機関向けのサービスパッケージです。特に「ユビーAI問診」は、紙の問診票に代わってスマートフォンやタブレットを用いることで、医療機関の業務効率化を実現します。このサービスは、全国で1,800以上の医療機関に導入されており、厚生労働大臣賞や審査員特別賞を受賞するなど、高い評価を得ています。
終わりに
Ubieの「ユビー生成AIサービス特別パッケージ」は、医療機関が抱える業務効率化の課題に対して大きな一歩となることが期待されています。今後も、Ubieは医療現場のニーズに応えるため、革新的なサービスの提供を続けていくことでしょう。医療の質向上と職場環境の整備に向けた取り組みが進むことは、患者にとっても大きなメリットとなるはずです。