旅の本フェアが神保町で開催!著名作家も参加

2025年4月19日(土)から5月16日(金)まで、神田神保町でシェア型書店「PASSAGE」と株式会社ウェッジが共同で「旅の本フェア」を開催することが発表された。このフェアは、ウェブマガジン「ほんのひととき」の創刊5周年を記念して行われるもので、著名な作家や文化人が参加し、個性豊かな「棚主」が選んだ「旅にまつわる本」が一堂に会する。

神保町の魅力とシェア型書店の特徴

神保町は「世界一の本の街」として知られ、2022年3月にオープンした「PASSAGE」は、各棚に店主がいる共同書店である。店主たちのこだわりが詰まった棚には、書評アーカイブサイト「ALL REVIEWS」の参加書評家が選んだ本が並び、多様なジャンルの書籍が楽しめる。

さらに、株式会社ウェッジが発行する月刊誌「ひととき」では、旅や文化にまつわる魅力的なコンテンツが提供されており、シェア型書店「PASSAGE」や「SOLIDA」で棚主としても活動している。これにより、訪れる人々は旅の本を通じて新たな発見をすることができる。

著名作家たちの参加

「旅の本フェア」には、俵万智さんや角田光代さんなどの著名作家が参加することが決まっており、彼らが選んだおすすめの本が並ぶ棚も設けられる。参加する棚には特製ポップがつけられ、訪れる人々はそれぞれの棚主が選んだ本を楽しむことができる。

具体的には、原武史(政治学者)、旦敬介(作家)、pha(作家)、牟田都子(校正者)、星野智幸(小説家)、林望(作家)、二村淳子(美術史家)、堀江敏幸(作家)、岸本葉子(エッセイスト)、荒木優太(在野研究者)、友田とん(作家)、ナカムラクニオ(美術家)、高遠弘美(翻訳家)、大竹昭子(作家)、渡辺祐真(作家)、仲俣暁生(編集者)、泉麻人(作家)、鹿島茂(仏文学者)など、多彩な顔ぶれが揃う。

開催情報とアクセス

フェアは、神保町の「PASSAGE」「bis! BOOKS & CAFE」「SOLIDA」の3店舗で同時に行われる。最寄り駅は「神保町駅」(A5、A7出口)で、約150棚の棚主が選んだ「旅の本」が一堂に並ぶ。特に、初日の4月19日には「ほんのひととき」編集部が一日店長を務め、編集部が選んだ旅の本も登場する。

この期間中、訪れる人々は連休や行楽を楽しみながら、旅気分を盛り上げる一冊を見つけることができる。詳細は「ほんのひととき」フェア特設ページ(こちら)で確認できる。

終わりに

「旅の本フェア」は、書籍を通じて新たな旅の発見を提供する素晴らしい機会となるだろう。このイベントを通じて、訪れる人々が本との出会いを楽しみ、旅のインスピレーションを得ることを期待したい。今後の展開にも注目が集まる。