「学生にこそ3Dプリンターを使ってほしい」キャンペーン開催

株式会社サンステラは、創業18周年および3Dプリンター事業13周年を記念し、18歳以下の学生クリエイターを対象に3Dプリンター10台を無料配布するキャンペーンを発表しました。応募者は、3Dデータを自作できることが条件となっており、次世代のクリエイターを支援することを目的としています。

キャンペーンの背景と目的

サンステラは、次世代の技術者やクリエイターを育成するために、今回のキャンペーンを企画しました。3Dプリンターは、ものづくりやデザインの分野で広く利用されており、特にSTEM教育においては実践的なスキルを学ぶための重要なツールとされています。しかし、導入には高額な機材が必要であり、多くの学生にとってはそのハードルが高いのが現状です。

このキャンペーンは、未来のクリエイターが自由に発想し、創造力を発揮できる環境を提供することを目的としています。サンステラは、教育機関との連携を強化し、次世代の技術者やクリエイターの育成に貢献することを目指しています。

学生クリエイターの声を受けて

サンステラの池袋本社では、予約制のショールームを開設し、実際に3Dプリンターを確認できる機会を提供しています。学生たちが訪れる中で、「お年玉を貯めて3Dプリンターを買います!」という声が寄せられたこともありました。こうした声を受け、初期投資が障壁となっている現状を実感し、より多くの若い世代が3Dプリンターを活用できる環境を提供するためにこのキャンペーンを企画しました。

応募条件と選考基準

このキャンペーンでは、18歳以下の学生が対象となります。応募者は、自分で3Dデータを制作できることが条件であり、応募時に投稿されたデータの出来が選考基準の一つとされます。自作データであることの確認も行われ、約1ヶ月の応募期間の中で、思いを込めた作品が求められます。

また、プリンター提供後には、造形作例としてのレビューをお願いする可能性もあるとのことです。これにより、学生クリエイターが技術に触れ、新たな発想を形にする第一歩を踏み出す手助けができることを期待しています。

キャンペーン詳細

配布される3Dプリンターは、以下の通りです:

  • FDM/FFF方式:AnkerMake M5 3台、AnkerMake M5C 4台
  • 光造形方式:HALOT-MAGE 8K 3台

応募期間は2025年3月12日(水)から4月13日(日)までで、詳細は公式サイトにて確認できます。

キャンペーン詳細URL: https://sunstella.co.jp/pages/landing-page-mar-11-17-12-26

応募URL: https://sunstella.co.jp/pages/landing-page-mar-11-17-12-26

終わりに

株式会社サンステラのこの取り組みは、未来のクリエイターたちに新たな可能性を広げるものです。学生たちが3Dプリンターを活用し、自分のアイデアを形にすることで、次世代の技術者やクリエイターとしての道を切り開くことが期待されます。今後もサンステラは、次世代の育成に向けた取り組みを続け、より多くの学生たちにチャンスを提供していくことでしょう。