SB新書が発達障害関連書籍を無料公開
SBクリエイティブ株式会社は、「世界自閉症啓発デー」および「発達障害啓発週間」にあわせて、同社の新書レーベル「SB新書」から発達障害関連の書籍11タイトルを、2025年4月2日(水)から4月8日(火)までの期間限定で全文無料公開すると発表しました。
発達障害啓発週間とは
毎年4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」であり、日本ではこの日から1週間を「発達障害啓発週間」として、厚生労働省が定めています。この期間中には、自閉症をはじめとする発達障害への理解を深めるための啓発活動が全国各地で行われています。
SBクリエイティブの取り組み
SBクリエイティブは、過去10年以上にわたり発達障害関連の書籍を刊行しており、専門の医師や研究者の臨床経験や研究結果に基づいた内容が多くの当事者やその家族から共感と支持を得ています。今回の無料公開では、以下の11タイトルが対象となります。
- 『発達障害「不可解な行動」には理由がある』(岩波 明/著)
- 『知的障害と発達障害の子どもたち』(本田秀夫/著)
- 『発達障害の子どもたちは世界をどう見ているのか』(岩波 明/著)
- 『発達障害の人には世界がどう見えるのか』(井手正和/著)
- 『学校の中の発達障害』(本田秀夫/著)
- 『発達障害という才能』(岩波 明/著)
- 『子どもの発達障害』(本田秀夫/著)
- 『「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する』(田中康雄/著)
- 『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』(本田秀夫/著)
- 『発達障害の子どもたち、「みんなと同じ」にならなくていい。』(長谷川敦弥/著)
- 『自閉症スペクトラム』(本田秀夫/著)
電子書籍キャンペーンの実施
さらに、SBクリエイティブは、上記の11タイトルを含む電子書籍を割引価格で購入できる「発達障害啓発週間キャンペーン」を、Amazon Kindleや楽天Koboなどの主要電子書籍ストアで2025年4月2日(水)から4月15日(火)まで実施します。このキャンペーンでは、発達障害関連書籍のほか、子育てのヒントが得られる書籍も約50タイトルが対象となります。
発達障害への理解を深める重要性
自閉症(現在の専門用語では「自閉スペクトラム症」)のある人たちは、通常の生活環境ではストレスが強くなりやすく、混乱しやすいことが多いです。これにより、家族にとっても生活上の工夫が必要となり、負担が増えることがあります。SBクリエイティブは、「もっと知ろう 発達障害のこと」という取り組みを通じて、発達障害への理解を深めることを目指しています。
終わりに
SBクリエイティブの今回の取り組みを通じて、発達障害に対する理解が広がり、より良い社会を築くための一助となることが期待されます。今後も、発達障害に関する情報を提供し、当事者やその家族がより良い生活を送るためのサポートが進むことを願っています。
詳細は公式サイトをご覧ください: SBクリエイティブ公式サイト