元ソニーのVC会長が贈る『失敗しないオープン・イノベーション』、4月1日発売

モバイル・インターネットキャピタル株式会社(MIC)が、会長の海老澤観による初著書『失敗しないオープン・イノベーション』(文芸社)を2025年4月1日に刊行することを発表した。この書籍は、オープン・イノベーションの実践における知恵を凝縮した一冊であり、企業がスタートアップとの協業を行う際のノウハウや失敗を回避するためのポイントを豊富な事例と共に解説している。

オープン・イノベーションの重要性

著者の海老澤氏は、ソニーで30年以上にわたり多様な技術開発や新規事業創出に携わってきた経験を持つ。彼の豊富なバックグラウンドを基に、本書では企業文化との融合方法や外部リソースの活用に焦点を当てている。特に、オープン・イノベーションを推進する際の実務的なアプローチについて詳しく述べられており、これからオープン・イノベーションに取り組む企業や担当者にとって必読の内容となっている。

書籍の目次構成

本書は、以下の章立てで構成されている:

  • 第1章:なぜ、オープン・イノベーションはうまくいかないのか?
  • 第2章:まず、スタートアップの特性を知ろう!
  • 第3章:スタートアップはどのように活用すればいいのか?
  • 第4章:どうすれば新規事業を創り出せるのか?/ケーススタディ
  • 第5章:<思考の原点>未来仮説の構築と社会変化を予想する

新刊と対談の意義

また、本書の発売に先立ち、3月28日には『新時代に向けたスタートアップのチャレンジ~失敗から学ぶチャレンジを支える担い手たち~』が出版されている。この書籍では、著者である幸田氏と海老澤氏が「スタートアップエコシステムとVC」という章で対談を行い、スタートアップを取り巻く環境の変化やVCの役割について深く議論している。

この対談は、日本におけるスタートアップ育成の重要性やVCの果たすべき役割、そして今後の展望について語られており、スタートアップ業界に携わる方々にとって非常に有意義な内容となっている。

書籍の詳細情報

『失敗しないオープン・イノベーション』は、以下の詳細で販売される:

  • 書籍名:『失敗しないオープン・イノベーション~スタートアップの有効活用と新規事業の作り方~』
  • 出版社:文芸社
  • 発売日:2025年4月1日(火)
  • 価格:1,430円(1,300円+税)
  • ISBN:978-4-286-12345-6
  • Amazonの書籍販売ページ
  • 楽天の書籍販売ページ

さらに、幸田氏が著者を務める『新時代に向けたスタートアップのチャレンジ』も同様に注目されている。こちらは、スタートアップ経営者が直面した実体験をまとめた内容であり、業界関係者だけでなく一般の読者にとっても示唆に富む内容となっている。

MICの今後の展望

モバイル・インターネットキャピタル株式会社は、書籍出版を通じてオープン・イノベーションに関心を持つ企業や個人に向けて、新たなビジネス創出のヒントを提供していく方針である。今後もスタートアップエコシステムの発展を支え、起業家や投資家とのネットワークを強化しながら、日本のイノベーション促進に貢献していくことを目指している。

終わりに

海老澤氏の新著『失敗しないオープン・イノベーション』は、オープン・イノベーションの成功に向けた貴重な知見を提供するものであり、多くの企業にとっての指針となることが期待される。これからのビジネス環境において、外部との協業がますます重要になる中で、本書が多くの人々にとって役立つガイドとなることを願ってやまない。