サマリー
ロシナンテスは、スーダンでの人道危機を受けて、Instagramに「#ノーサイドアクション」のハッシュタグをつけた“手と手を合わせた”写真を投稿することで支援ができるキャンペーンを開始しました。この取り組みは、2025年4月4日から5月16日までの期間に行われ、1投稿につき50円がスーダンへの支援に充てられます。
キャンペーンの背景
2023年4月15日、スーダンでの軍事衝突が発生してから2年が経過し、国際社会からの注目は依然として低い状況にあります。これまでに28,000人以上が命を落とし、1,200万人以上が避難民となっている現状は、深刻な人道危機を引き起こしています。特に、スーダンでは人口の半数が深刻な食料不足に直面しており、世界最悪の人道危機として指摘されています。
「#ノーサイドアクション」キャンペーンの概要
ロシナンテスが実施する「#ノーサイドアクション」キャンペーンは、誰もが参加できる平和へのアクションとして位置づけられています。具体的には、参加者が“手と手を合わせた”写真を撮影し、Instagramに投稿することで、1投稿につき50円がスーダンへの支援に寄付されます。キャンペーンの詳細は以下の通りです。
実施詳細
- 内容:手と手を合わせたシーンを撮影し、「#ノーサイドアクション」のハッシュタグをつけて投稿
- 対象SNS:Instagram(XやFacebookは対象外)
- 実施期間:2025年4月4日(金)~2025年5月16日(金)
- 参加方法:期間中、何度でも投稿可能
- 注意事項:ストーリーズや非公開アカウントの投稿は対象外
平和への思いを形にする
このキャンペーンは、無力感を感じる人々に「できることから始める」重要性を伝えることを目的としています。参加者は、投稿を通じて現地の人々に「忘れられていない」と感じてもらうことができ、また、周囲の人々にも平和への思いを広げることができます。ロシナンテスは、これを通じて多くの人々がアクションを起こすことを期待しています。
協賛企業の募集
キャンペーン期間中、協賛企業を募集中です。協賛金はスーダンでの緊急支援活動に使用されます。興味のある企業は、ロシナンテスの公式サイトからお問い合わせフォームを通じて連絡することができます。
ロシナンテスについて
ロシナンテスは、内戦中のスーダンに外務省医務官として赴任していた川原尚行氏によって2006年に設立された国際NGOです。病院がない地域に医療を届ける仕組みを整備し、誰もが健やかに生きることができる環境を作ることを目指しています。具体的には、巡回診療や診療所、給水所の建設を行っています。
終わりに
「#ノーサイドアクション」キャンペーンは、平和の大切さを再認識し、少しでも多くの人々がスーダンの人々に寄り添う機会を提供しています。参加者一人ひとりの小さな行動が、大きな希望につながることを願っています。詳細はロシナンテスの公式サイト(https://www.rocinantes.org/cp/nosideaction/)をご覧ください。