サマリー

日本財団が主催する「HEROs PLEDGE一斉アクションキャンペーン2025春」が、2025年4月5日から開始される。このキャンペーンは、スポーツ界を横断して使い捨てプラスチックの削減に取り組むものであり、22のスポーツ団体が参加する。ファンと共に環境問題に立ち向かうこの活動は、持続可能な社会の実現を目指している。

「HEROs PLEDGE一斉アクションキャンペーン2025春」の概要

日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)は、アスリートと共に社会課題解決の輪を広げる「HEROs~Sportsmanship for the future~」事業の一環として、使い捨てプラスチック削減に取り組むプロジェクト「HEROs PLEDGE」を2024年3月より始動。2025年4月5日(土)からは、スポーツ団体やファンと共に集中してプラスチックごみの削減に取り組む「HEROs PLEDGE一斉アクションキャンペーン2025春」が開催されることが発表された。

参加団体と新たな仲間たち

今回のキャンペーンには、前回の2024年秋から新たに「鈴鹿サーキット」「佐賀バルーナーズ」「日本ハンドボールリーグ」「ザスパ群馬」「アスルクラロ沼津」「高知ユナイテッドSC」「愛媛FC」「アルビレックス新潟」「湘南ベルマーレ」の9団体が参加し、合計22団体での開催となる。各団体は試合やイベントを通じて、ファンやスポンサー企業と協力し、使い捨てプラスチックの削減施策を実施する。

ファン参加型のコンテスト

キャンペーンでは、各団体がファンの使い捨てプラスチック削減の宣言を促進し、SNS投稿の数を競うコンテストも行われる。前回の優勝団体である浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)に続き、今回はどの団体がファンと共に優勝を勝ち取るのか注目が集まる。

キャンペーンの実施概要

目的と期間

このキャンペーンの目的は、環境問題の一因となっている使い捨てプラスチックの削減を図ること。期間は2025年4月5日(土)から5月18日(日)までで、各団体は試合会場で以下の取り組みを行う。

主な取り組み内容

– 使い捨てプラスチックの削減施策及びその効果の測定
– オリジナルエコステーションの設置による啓発
– ファンやサポーターによる使い捨てプラスチック削減の宣言(PLEDGE)の登録促進

コンテスト実施方法

コンテストは、ファンが使い捨てプラスチック削減に向けたアクションを行うことで、各参加団体が競い合う形式となる。具体的には、以下の2つの方法でポイントを獲得する。

プレッジ登録

使い捨てプラスチック削減に向けた行動を選択し、登録することが求められる。詳細は[こちらのリンク](https://www.heros-pledge.jp/pledge/public/)から確認できる。

SNS投稿

「#HEROsPLEDGE」と「#(応援チーム名)」をつけて、プラスチックごみ削減の宣言やアクションをInstagramやXに投稿することで、ポイントを獲得することができる。

未来に向けた取り組み

「HEROs PLEDGE」プロジェクトは、海洋汚染や異常気象など、地球規模の環境問題を解決するために、スポーツ界を横断して取り組むもの。2027年度末までに、主要スポーツの興行における使い捨てプラスチックごみの半減を目指している。アスリートやチームから正しい知識とアクションを発信し、海洋ごみ問題や気候変動に対する意識を高めることを目的としている。

終わりに

「HEROs PLEDGE一斉アクションキャンペーン2025春」は、スポーツ界の力を借りて、使い捨てプラスチック削減を推進する重要な機会である。ファンと共に環境問題に立ち向かうことで、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出すことが期待されている。今後の活動に注目し、共に未来をより良いものにしていくことが求められる。詳細は[こちらの特設ページ](https://www.heros-pledge.jp/campaign/all_action/)で確認できる。