発達障害啓発週間に合わせた翔泳社の無料書籍公開
株式会社翔泳社は、厚生労働省が定める「世界自閉症啓発デー・発達障害啓発週間」に合わせて、発達障害に関連する書籍13タイトルを2025年3月28日から4月10日までの期間、全ページを無料で公開することを発表しました。この取り組みは、発達障害についての理解を深め、周囲の人々に考えるきっかけを提供することを目的としています。
発達障害啓発週間の意義
4月2日は「世界自閉症啓発デー」、4月2日から4月8日は「発達障害啓発週間」として、発達障害に対する理解を促進するための重要な期間です。翔泳社は、この機会を利用して、発達障害の特性を持つ方々やその周囲の人々に向けて、発達障害に関する知識を広める活動を行っています。この試みは2019年から始まり、今年で7回目を迎えます。
無料公開される書籍タイトル一覧
今回の無料公開対象となる書籍は以下の13タイトルです。
- ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本
- ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本
- ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本
- ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手にお金と付き合うための本
- ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に親の介護をするための本(新規対象書籍)
- ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本
- ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本
- 今日からできる!障がいのある子のお金トレーニング
- 誤学習・未学習を防ぐ!発達の気になる子の「できた!」が増えるトレーニング
- 未来に飛び立て!発達の気になる子の大人になるためのチャレンジ〈学齢期編〉
- ちょっとしたコツでうまくいく!発達障害の人のための就活ハック
- 発達障害フリーランス 属さない働き方のすすめ
- 障がいのある子とその親のための「親亡きあと」対策
特設ページと利用方法
この無料公開は、翔泳社の特設ページ(https://www.shoeisha.co.jp/book/campaign/hattatsu)からアクセスできます。利用にはSHOEISHA iDへの無料登録が必要です。また、同期間中には、対象書籍についての割引やポイント還元キャンペーンも実施される予定です。
著者のコメント
著者の對馬陽一郎氏は、コロナ禍における生活様式や仕事のスタイルの変化に触れ、環境作りが発達障害を抱える人々にとっていかに重要であるかを強調しました。彼は、このシリーズが新たな環境での成功を支援するための一助となることを願っています。
終わりに
翔泳社の発達障害関連書籍の無料公開は、発達障害に対する理解を深める素晴らしい機会です。多くの人々がこの取り組みを通じて、発達障害についての知識を得て、理解を深めることが期待されています。今後も、このような啓発活動が続き、より多くの人々が共に理解し合い、支え合う社会が築かれることを願っています。