ワンビ、ネットアップ ストレージのリプレース時のデータ消去証明書を無料提供

ワンビ株式会社とネットアップ合同会社は、ストレージのリプレース時におけるデータ消去の重要性に着目し、特別なキャンペーンを発表した。このキャンペーンでは、ネットアップのストレージを新規に購入した顧客に対して、データ消去証明書を無償で提供する。

キャンペーンの概要

ワンビ株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:加藤 貴)は、ネットアップ合同会社(東京都中央区、代表執行役員社長:中島シハブ)と共同で、データ消去証明書を無償提供するキャンペーンを開始する。このキャンペーンは、2025年4月1日(火)より実施され、ネットアップのストレージを新規に購入した顧客が「OneBe Storage LCM」(以下:SLCM)ライセンスを同時購入することで、既存のネットアップ ストレージ用のデータ消去証明書ライセンスを無償で受け取ることができる。

SLCMの役割と重要性

SLCMは、ネットアップ ストレージに保存されているデータを総務省が定めるデータ消去ガイドラインに従って適正にデータ消去を実行したことを証明するサービスである。このサービスを利用することで、公共団体や企業は、国のガイドラインに従った高いレベルのデータ・ライフサイクル管理を行うことが可能となる。特に公共団体においては、データ消去ガイドラインに基づくプロセスの証明書保持が強く推奨されている。

無償提供の詳細

新規にネットアップ ストレージを購入した顧客は、SLCMライセンスを同時に購入することで、既存のネットアップ ストレージ用のデータ消去証明書ライセンスを無償で受け取ることができる。具体的には、100台のストレージを新規購入した場合、100ライセンスのデータ消去証明書が無償提供される。この証明書は3か月間の期限付きであるが、条件により無償での提供が行われる。

データ消去証明ソリューションの背景

データ消去証明ソリューションは、ネットアップが提供するストレージ管理ソフトウェア「NetApp ONTAP®」と、ワンビが提供する「OneBe Storage LCM」を連携させたものである。この連携により、地方公共団体がコンピュータ上のデータを消去する際には、総務省が公表したガイドラインに従った実行および監査が強く推奨されるようになった。

両社の強みを生かした提案

ワンビとネットアップは、それぞれの強みを生かしたソリューションを提供することで、官公庁や地方公共団体、企業、医療・教育機関などに対し、高いセキュリティガイドラインとコンプライアンスに沿ったデータ管理を支援する。ワンビは、盗難や紛失したデバイスのデータを遠隔で消去する「TRUST DELETEシリーズ」の技術を基に、データ消去の証明サービスを提供している。

公式サイトのご案内

詳細については、ワンビ株式会社の公式サイト(https://www.onebe.co.jp/)やネットアップ合同会社の公式サイトを参照されたい。

終わりに

今回のキャンペーンは、データ消去の重要性を再認識させるものであり、公共団体や企業が安全かつ適切にデータ管理を行うための大きな一歩となるだろう。今後も、ワンビとネットアップは連携を強化し、より安全なデータ環境の構築に向けて邁進していくことが期待される。