赤城山の「グリーン荘」が後継者募集中
群馬県前橋市に位置する「グリーン荘」が、後継者を募集中であることが、株式会社バトンズから発表されました。バトンズはM&A・事業承継支援プラットフォームを運営しており、今回の公募は同社の支援によるものです。戦前から飲食業を営む「グリーン荘」は、赤城山の美しい自然に囲まれた場所で、長い歴史を持つ店舗です。
歴史ある「グリーン荘」の魅力
「グリーン荘」は、日本百名山の一つである赤城山の最大カルデラ湖、赤城大沼のほとりに位置しています。店主の奥様の祖父が戦前に開業したこの食堂は、もともと写真館を営んでいた祖父が赤城山に足を運ぶうちに、食堂としての運営を始めたとされています。現在、3代目の松井さんご夫妻が40年近くにわたり、地域の人々や登山客に愛されるお店を守り続けています。
夏季には登山客、冬季には赤城大沼でのわかさぎ釣りを楽しむお客様が訪れ、食事の提供や釣り具のレンタルを行っています。赤城山は夏でも涼しいため、観光客にとっても魅力的なスポットとなっています。
わかさぎ釣りの魅力と提供される料理
赤城大沼は、わかさぎ釣りが楽しめる数少ないスポットの一つであり、毎年12月から3月にかけて多くの釣り客が訪れます。特に、釣れたわかさぎを使った天ぷらは、訪れるお客様にとっての名物となっています。奥様は「常連のお客様からの声が何よりの励み」と話し、地域とのつながりを大切にしていることが伺えます。
後継者募集中の背景
「グリーン荘」は、現在わかさぎ釣り用品のレンタルのみを行っており、後継者がいないため、閉店を考えていたそうです。しかし、店主夫妻はこの貴重な店舗を誰かに引き継いでほしいとの思いから、後継者を探す決断をしました。飲食業や釣具店の経営経験がない方でも、釣りやアウトドアが好きな方であれば大歓迎とのことです。
今後の展望と集客の可能性
赤城大沼では最近カヌーが解禁されており、SNSを活用した集客の余地もあります。「グリーン荘」の広い店内は、様々な貸出品を置くスペースが確保できるため、新たなビジネス展開が期待されます。特に、ボートに関するビジネスを行う際には、ボート組合への確認が必要ですが、地域活性化に向けた新しい取り組みができる可能性が広がっています。
終わりに
「グリーン荘」の後継者募集は、地域の伝統を継承し、さらに発展させるための重要なステップです。新しいオーナーがこの魅力的な店舗を引き継ぐことで、赤城山の観光業や地域経済の活性化に寄与することが期待されます。今後の展開に注目が集まります。
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