デイサービス業界の人手不足を解決するAI送迎業務支援システム「ナビれる」
アビココ株式会社(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役:宮澤 秀雄)は、2025年7月1日(火)にAIを活用した新しい送迎業務支援システム「ナビれる」を正式リリースすることを発表した。このシステムは、デイサービス事業者の送迎業務を効率化し、スタッフの負担を軽減することを目的としている。
「ナビれる」の特長と機能
「ナビれる」は、独自開発のAIを搭載し、送迎ルートの最適化や複数施設の共同送迎に対応できる革新的なツールである。これにより、送迎計画の作成時間を大幅に短縮し、事業者の業務負担を軽減する。特に、法改正により認められた「複数施設の共同送迎」にもワンクリックで対応可能な点が特長だ。
デイサービスの送迎業務において、事業者は以下のような課題を抱えている:
- 利用者の住所が分散し、送迎計画の作成に時間がかかる
- 急なキャンセル対応が必要な場合のルート再編成
- 利用者や家族からの問い合わせの増加
- 配車業務の負担が大きく、離職リスクの増加
- 手作業による送迎計画の作成や記録ミスの発生
「ナビれる」はこれらの課題をAIの力で解決し、デイサービス事業者の負担を大幅に軽減することを目指している。
自動配車機能と安全管理機能
このシステムには、AIによる自動配車機能が搭載されており、送迎ルートを自動計算することで送迎時間を短縮する。燃料費の削減やコスト最適化も実現され、利用者同士の相性に配慮した同乗機能も備わっている。
また、ドライバーの負担軽減や安全性向上のための機能も充実している。到着・出発は自動感知され、ドライバーのスマホ操作が不要となるほか、施設側からの連絡事項は音声通知で伝達され、運転中の安全が確保される。
リアルタイム通知機能により、利用者や家族に到着予定時刻を自動で通知し、施設職員は送迎状況をリアルタイムで地図上で確認できる。また、ドライバーのアルコールチェックや車両点検機能も搭載されており、法令遵守をサポートし、安全な運行を支援する。
導入支援サービスとモニター募集
「ナビれる」は、車両1台につき月額2,500円(税抜)というシンプルな料金で提供される。導入時の負担を軽減するため、利用者登録や車両登録、スタッフ登録、曜日別スケジュール登録を含む無料導入支援サービスも提供される。
正式リリースに先駆けて、2025年3月24日(月)より先着100施設限定で1年間無料モニターを募集する。モニター事業所は、正式リリース前に最新機能を体験し、送迎業務の改善に貢献することが期待されている。
公式サイトと今後の展望
詳細については、公式サイト(https://www.navireru.com/)を参照してほしい。アビココ株式会社は、デイサービス業界の人手不足問題を解決するために、「ナビれる」を通じて業務の効率化を図り、スタッフの負担を軽減することを目指している。
終わりに
「ナビれる」の導入により、デイサービス業界の送迎業務が大きく変革されることが期待されている。AI技術の進化により、今後ますます効率的で安全なサービスが提供されることにより、業界全体の発展が促進されるだろう。アビココ株式会社は、今後も革新的なサービスを提供し続け、業界の未来を明るく照らす存在となることが期待される。