ファッション界が注目!ZARA×ソウシオオツキの初コラボレーション始動
スペイン発祥のファッションブランド「ZARA(ザラ)」が、2025年のLVMHプライズでグランプリを受賞した日本人デザイナー・大月壮士が手掛ける日本発ブランド「SOSHIOTSUKI(ソウシオオツキ)」と初のコラボレーションコレクションを発表しました。「A Sense of Togetherness」と名付けられたこのコレクションは、2025年12月4日(木)から、ザラの一部店舗および公式オンラインストアで展開される予定です。
このコラボレーションは、ファッション業界で大きな注目を集めています。ソウシオオツキは、日本の精神性とテーラリング技術を融合させたウェアを提案するブランドとして知られており、2025年にはLVMHが主宰する若手デザイナー支援の国際コンテスト「LVMHヤングファッションデザイナープライズ」でグランプリを受賞。さらに、10月には2026年1月開催の「第109回ピッティ・イマージネ・ウオモ」のゲストデザイナーに選任されるなど、世界的な注目を集めているブランドです。
コレクションのコンセプト:80年代・90年代の日本文化への思い
「A Sense of Togetherness」コレクションのコンセプトは、1980年代から1990年代の日本の文化に対するノスタルジアに基づいています。家族の絆、世代を超えたつながり、そして人間関係の持続性といった、普遍的なテーマを探求したコレクションとなっています。
大月壮士デザイナーは、この時代のヴィンテージから着想を得たアイテムを製作しました。ザラとのコラボレーションにより、ソウシオオツキ単独では実現できなかった表現の幅を広げることができたとコメントしています。また、カジュアルなアイテムにおいても、あえてフォーマルな衣服に使用される素材を選択するなど、洗練と柔らかな感情が共存するコレクションに仕上がっていることが特徴です。
ウィメンズ・キッズ初展開を含む豊富なアイテムラインナップ
このコラボレーションの大きな特徴は、ソウシオオツキ史上初となるウィメンズアイテムとキッズアイテムを展開することです。従来はメンズのみの展開をしてきたブランドですが、今回のコラボレーションでメンズ・ウィメンズ・キッズの三つのカテゴリーで構成されたコレクションが実現しました。
アイテムのバリエーションも豊富です。メンズではワンピース、シャツ、ネクタイなど24型、ウィメンズは19型、キッズは15型が用意されています。メンズでは構造性とリラックス感の両立を意識し、ウィメンズでは流れるようなシルエットとプロポーションを意識した設計となっています。そしてキッズアイテムでは、デザイナーの大月の母親が幼少期に手作りした服の温もりを想起させるような仕上がりになっているとのことです。
価格帯は4,390円から3万2,990円と、様々な商品のニーズに対応するラインナップになっています。テーラリングのバランスや仕立ての細部にまで細心の注意が払われており、高い品質のコレクションとなっています。
販売場所とポップアップストア情報
「A Sense of Togetherness」コレクションは、2025年12月4日(木)より、ZARA新宿店、銀座店、渋谷公園通り店、六本木ヒルズ店、名古屋店、グラングリーン大阪店、心斎橋店、心斎橋筋店およびザラ公式オンラインストアで展開予定です。
さらに、ザラ銀座店では12月4日(木)から12月13日(土)までの10日間、このコラボレーションを記念したポップアップストアが開催されます。話題のコラボレーションを直接確認し、購入することができる貴重な機会となっています。
デザイナー・大月壮士について
ソウシオオツキを手掛ける大月壮士は、2025年のLVMHプライズでグランプリを受賞した注目のデザイナーです。彼は、日本の精神性とテーラリング技術を融合させたウェアを提案することで知られており、その独特なデザイン哲学が多くのファッション関係者から支持を受けています。テーラリングのバランスや仕立ての細部にまで細心の注意を払うことで、洗練されながらも親しみやすいコレクションを生み出しているのが特徴です。
このコラボレーションの意義
ZARAはグローバルなファッションブランドとして、世界中の多様なデザイナーとコラボレーションを行っています。今回のソウシオオツキとのコラボレーションは、日本の新進気鋭のデザイナーの才能を世界に向けて発信する重要なプラットフォームとなります。
一方、ソウシオオツキにとっても、ZARAとのコラボレーションはブランドの表現の幅を広げる絶好の機会です。ソウシオオツキ単独では実現できなかった新しい表現や、ウィメンズ・キッズといった新しいカテゴリーへの挑戦が可能になっています。両ブランドの強みを活かした相乗効果により、ファッション業界で話題となるコレクションが誕生したのです。
ファッション業界からの注目
このコラボレーションは、ファッション業界でも大きな注目を集めています。大月壮士の才能とZARAのグローバルな販売力が組み合わさることで、日本の若き才能あるデザイナーの作品が世界中のZARA顧客に届くことになります。
「A Sense of Togetherness」というコンセプトの下、1980年代・1990年代の日本の家族文化や世代を超えたつながりをテーマにしたこのコレクションは、多くのファッション愛好家やメディアから関心を集めています。日本のノスタルジアを世界的なファッションプラットフォームを通じて表現することで、日本の文化とファッションの価値を国際的に発信する重要な機会となるのです。
2025年12月4日の発売を控え、ファッション業界全体がこのコラボレーションからどのような反応が生まれるのか、注視しています。家族や世代を超えたつながりという普遍的なテーマから生まれたこのコレクションは、多くの人々に愛されるコレクションになることが期待されています。



