ワールドが神戸本社ビルを売却 ポートアイランドの象徴的な建物が新たな所有者に、神戸市内移転へ

みなさん、こんにちは。今日はファッション業界で大きなニュースをお届けします。アパレル大手のワールドが、神戸市にある本社ビルの土地と建物を売却することを発表しました。このニュースは1月7日に公表され、創業の地である神戸から注目を集めています。売却の目的は、会社の資産をより効率的に活用し、財務を強化すること。売却後も2年間は同じ場所を使い続け、その後神戸市内に移転する計画です。わかりやすく詳しくご説明していきますね。

売却の対象はポートアイランドの誇り高き本社ビル

売却されるのは、神戸市中央区港島中町6-8-1にあるワールドの本社ビルです。このビルは地下1階・地上27階建てで、延床面積は約3万4847平方メートル。土地面積は8,295.63平方メートルと、かなり大きな規模です。ポートアイランドのファッションタウンエリアに位置し、1980年代に創業の地として建てられた象徴的な建物なんですよ。周囲にはファッション関連の企業が多く集まるエリアで、神戸のファッションの中心地として知られています。

ワールドは1960年に神戸で創業した会社で、この本社ビルは長年会社の顔として活躍してきました。多くの社員さんがここで働いてきた思い出の場所です。でも、時代とともに会社の経営戦略が変わり、こうした大胆な決断に至ったようです。

売却のスケジュールとリースバックの工夫

売却の手続きはスムーズに進む予定です。まず、1月9日に売買契約を締結し、物件の引き渡しは2月末日を予定しています。売却先は東証プライム上場企業の1社ですが、具体的な社名や売却価格、帳簿価格は非公表です。

ここで大事なポイントは、売却後もすぐに引っ越さなくて済むということ。売却先とリースバック契約を結び、2年間は現在の本社ビルを賃貸として使い続けます。これにより、社員さんの業務に大きな混乱が出ないよう配慮されています。その後、契約が満了したら神戸市内へ本社機能を移転する方針です。移転先はまだ決まっていませんが、ワールドは「本社機能を神戸に置く」と明言しており、創業の地への愛着をしっかり示しています。

なぜ今、売却を決めたのか? 経営戦略の背景

ワールドがこの決断をした理由は、会社の未来をより良くするためです。同社は次期中期経営計画で、ROIC(投下資本利益率)経営を本格導入します。これは、会社が投資したお金をどれだけ効率的に利益に変えられるかを重視する考え方です。保有する固定資産を売却することで、経営資源の効率的な活用財務体質の強化を図ります。また、職場環境の整備・改善を通じて業務効率を上げたいという狙いもあります。

簡単に言うと、不動産を持っていると管理費用がかかったり、資金が固定されてしまいます。それを売却して現金化し、成長のための投資や株主への還元に回すんです。一時的に損失が出ますが、中長期的に見て会社全体の競争力が上がるという計算です。ワールドのIR担当者は「神戸への貢献姿勢に変わりはない」と語っており、地域との絆を大切にしています。

業績への影響は軽微 18億円の損失も相殺へ

売却に伴い、2026年2月期第4四半期に約18億円の固定資産除売却損を計上する見込みです。でも、ご安心ください。同時期にライトオンの完全子会社化に伴う段階取得利益などの一時的な利益が入るため、通期の業績予想への影響は軽微だとしています。

ちなみに、ワールドの直近の業績は好調です。2026年2月期第3四半期の売上収益は前年同期比24.5%増2079億3800万円、営業利益は11.3%増158億9400万円でした。ライトオンの子会社化や他の事業展開が功を奏しているようです。この勢いを維持するための戦略の一環として、本社売却も位置づけられます。

神戸市内移転で新たなスタート 社員と地域への思い

移転先はまだ未定ですが、神戸市内で新しいオフィスを探すことになります。ポートアイランドから市内中心部へ移ることで、通勤しやすくなったり、新しい職場環境でモチベーションが上がったりするかもしれませんね。ワールドは社員さんの生産性向上を重視しており、移転を機にオフィスをより働きやすい空間にリニューアルする可能性もあります。

神戸市民にとっては、少し寂しいニュースかもしれません。ポートアイランドのランドマークが売却されるのですから。でも、ワールドは「今後も神戸に貢献する」と約束しています。本社機能が市内に残ることで、地元経済への波及効果は続きそうです。

アパレル業界の潮流 「軽量経営」の波

実は、このような本社ビル売却はワールドだけではありません。最近、アパレル企業を中心に「軽量経営」が広がっています。自社不動産を売却してキャッシュを確保し、柔軟な経営をする流れです。ワールドもこのトレンドに乗った形です。売却で得た資金は、次期中期計画の成長投資に充てられ、新ブランド開発や店舗拡充などに使われるでしょう。

ライトオンの完全子会社化のように、M&A(合併・買収)も積極的。昨年10月のTOB(株式公開買い付け)でライトオンを傘下に収め、ノウハウ共有で業績回復を加速させています。他にもナルミヤ・インターナショナルの完全子会社化など、グループ再編が進んでいます。

ワールドのこれまでとこれから

ワールドはアパレルメーカーとして、CODE Aナルミヤなどのブランドを展開。カジュアルから子供服まで幅広いラインナップで知られます。神戸創業のDNAを活かし、ファッションの街で育った会社です。本社売却は一つの区切りですが、新たなオフィスでさらに飛躍するはずです。

社員さんにとっては変化の時ですが、リースバックのおかげで急な引っ越しはなく、スムーズに移行できそうです。投資家の方々も、資本効率向上を歓迎する声が多いでしょう。私たち消費者にとっても、ワールドのブランドがより魅力的に進化することを期待しています。

このニュースから、会社が未来志向で動いていることが伝わってきますね。神戸の街並みに溶け込む新しい本社で、どんな活躍を見せてくれるか楽しみです。みなさんのご意見もお待ちしています!

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