ドル円相場が上昇！東京時間で40銭高の155円64～66銭、米利下げ観測で円買い加速か
みなさん、こんにちは。今日は、為替市場で今話題のドル円チャートについて、わかりやすくお伝えします。2025年12月12日午前10時50分頃の最新動向を中心に、東京市場やNY市場の動きを丁寧にまとめました。このニュースは、読売新聞オンラインをはじめとした信頼できる情報源に基づいていますよ。一緒にチェックしていきましょう。
東京市場で円高進む！40銭高の155円64～66銭
まず、今日の東京外国為替市場では、日本円が対ドルで40銭高の1ドル＝155円64～66銭で推移しました。これは、読売新聞オンラインの速報で報じられた内容です。前日比で円が買われ、ドル安・円高の展開となっています。
この値動きは、午前9時時点の日本銀行発表の中心相場が155.47～50円だったのに対し、午後5時時点で155.64～66円まで上昇したことを示しています。外為どっとコムのデータでも、11日の相場が一時154.95円まで下落した後、反発した流れが続いているようです。
なぜこのような動きになったのでしょうか？ 主な要因は、米利下げ継続の観測が強まったことです。米連邦準備制度理事会（FRB）が利下げサイクルを続けるとの見方が広がり、ドル売りが優勢になったのです。前日の米新規失業保険申請件数が大幅増加したことも、ドル安を後押ししました。一時的に申請件数が振れたものの、4週平均では小幅増加にとどまりましたが、市場はドルに慎重な姿勢です。
NY市場でも円堅調、155円台後半で取引
続いて、NY市場の動きです。NY時間では、円相場が155円台後半で推移しています。これは、11日（木）の相場が午前7時10分から12日午前6時55分までを対象とした外為どっとコムの分析で確認できます。ドル円は約0.3％下落し、方向感を探る値動きとなっています。
Wiseの為替レート履歴によると、過去1週間でドル円は154.535円の安値から156.935円の高値まで変動し、24時間で0.286％上昇していますが、全体として安定傾向です。また、12月12日の龍吟信用金庫の仲値は155.71円、11日は155.87円と、わずかな円高基調が見て取れます。
- 12月12日：155.71円（龍吟信用金庫仲値）
- 12月11日：155.87円
- 12月10日：156.88円
- 過去1週間のレンジ：154.535～156.935円（Wiseデータ）
日本銀行の12月11日外為市場出来高では、ドル円スポットが39億4500万ドル、スワップが643億7700万ドルと活発な取引量でした。この出来高の高さが、相場のボラティリティを物語っていますね。
背景にある経済指標と市場心理
この円高の背景を、もう少し詳しく見てみましょう。外為どっとコムのレポートによると、11日の豪雇用者数が予想外に減少したほか、米新規失業保険申請件数が大幅増加したことがドル安要因です。感謝祭前後の影響で申請件数が一時的に増えましたが、市場はFRBの利下げ継続を意識しています。
一方、日銀の金融政策決定会合が来週控えていますが、日本の経済構造が円安基調を支えやすいため、円買い地合いは限定的との見方です。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの12月12日現在レートでは、米ドルが156.71円（TTM）/154.71円（サイト）となっています。
過去のレート推移を表にまとめると、次のようになります。これはMetLifeや龍吟信用金庫のデータから抜粋です。
| 日付 | 米ドル/円（仲値など） | 備考 |
|---|---|---|
| 2025/12/12 | 155.71円（龍吟） / 155.64-66円（BOJ 17時） | 40銭高 |
| 2025/12/11 | 155.87円（龍吟） | 前日比円高 |
| 2025/12/10 | 156.88円（龍吟） / 157.38円（MetLife） | 高値圏 |
| 2025/12/9 | 156.53円（MetLife） | – |
| 2025/12/5 | 155.12円（龍吟） | 安値圏 |
この表から、12月に入り155～157円のレンジで推移し、12日が相対的に円高寄りであることがわかります。日本銀行の中心相場も9時155.47-50円から17時155.64-66円へ上昇。
ドル円チャートの最近のトレンド
ドル円チャートを振り返ると、外為どっとコムの30分足チャート（11日午前7時10分～12日午前6時55分）では、154.95円を底に反発し、155円台を回復しています。Wiseのチャートでも、過去1日で0.32％上昇、1週間で0.561％上昇と安定。
市場参加者の注文情報（外為どっとコム）では、指値やストップ注文の状況が公開されており、投資家心理を反映しています。本日の見通しとして、155円台を中心に方向感を探る動きが予想されます。注目の経済指標は英月次GDP、イベントはFRB高官発言です。
これらのデータから、米経済の軟調さと利下げ観測が円高を支えていますが、日米金利差の存在が下支えとなっているようです。初心者の方も、このチャートを眺めながら相場の流れを感じ取ってみてくださいね。
市場の出来高と他の通貨ペアの動き
日本銀行のデータで、12月11日のドル円出来高はスポット39億4500万ドル、スワップ643億7700万ドル。ユーロドルもスポット8億1700万ドルと堅調です。この活発な取引が、相場の信頼性を高めています。
他の通貨では、ユーロ円が182.77円（龍吟12日）、豪ドル円103.86円など。三菱UFJのレートでユーロ184.27/181.27円。全体として、ドル安傾向が主要通貨に波及しています。
投資家のみなさんへのポイント
為替取引をされている方へ。外為どっとコムの注文情報は参考にしつつ、最終判断はご自身でお願いします。今日の動きは米利下げ観測が鍵ですが、日銀会合を前に様子見ムードも。チャートをこまめにチェックして、安全な取引を心がけましょう。
このように、12月12日のドル円は東京で155円64～66銭、NYで155円台後半と円高基調です。みなさんの日常の送金や旅行、投資に役立つ情報になれば嬉しいです。また次回の更新でお会いしましょう！
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