豊田通商、4-12月期3Q累計最終利益3%増益で着地 10-12月期も4%増益

豊田通商が発表した最新の決算で、2026年3月期の4-12月期(第3四半期累計)の最終利益が前年同期比3%増の4,309億6,200万円で着地しました。また、10-12月期単独でも4%増益を達成したことが明らかになりました。この好調な結果は、自動車関連事業の堅調な推移によるもので、投資家の注目を集めています。

第3四半期累計の業績を詳しく見てみましょう

豊田通商の2026年3月期第3四半期累計(4-12月)の業績は、全体として増収増益となりました。税引前利益は4兆3,096億2,000万円を記録。これはアイフィス株予報などの速報情報からも確認できます。

この数字をもう少しわかりやすく説明すると、前年同期比で最終利益が3%増加したということです。具体的には、親会社所有者に帰属する当期利益が着実に伸びています。これは、会社の基盤がしっかりしている証拠ですね。株探ニュースでも「4-12月期(3Q累計)最終が3%増益で着地」と報じられています。

さらに、10-12月期(第3四半期単独)では、最終利益が前年同期比4%増益となりました。この四半期の好調は、特に後半の勢いが感じられます。こうした積み重ねが、年間を通じた安定した業績につながっています。

第2四半期までの実績を振り返って

第3四半期累計の数字を理解するために、まずは第2四半期(4-9月)までの実績をおさらいしましょう。2026年3月期第2四半期決算は、10月31日に公表されました。収益は前年同期比6.9%増5兆4,143億円となり、営業活動に係る利益は5.3%増の2,611億円でした。中間利益(親会社の所有者に帰属)は3.0%増の1,869億円を達成しています。

セグメント別で見ると、アフリカ地域が16.9%増の463億円と大きく貢献しました。サプライチェーン事業も11.1%増の266億円と好調です。これらの地域や事業の伸長が、全体の業績を支えています。Yahoo!ファイナンスの決算情報でも、自動車販売の増加と生産関連の取り扱い増加が主な要因とされています。

また、資産合計は前連結会計年度末比9.0%増7兆6,952億円に拡大。棚卸資産が2,063億円、有形固定資産が1,879億円増加したのが主な要因です。一方、資本合計は7.9%増の2兆9,617億円となり、親会社所有者帰属持分比率は36.9%です。

キャッシュ・フローの状況は?

お金の流れも大切ですよね。営業活動によるキャッシュ・フローは1,404億円の収入で、前年同期比12.6%減少しましたが、投資活動によるキャッシュ・フローは2,365億円の支出(前年同期比271.4%増、主に子会社取得による)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは869億円の収入と改善しています。

過去のキャッシュ・フロー推移を見ると、2025年3月期の営業CFは511,874百万円、投資CFは-123,831百万円など、安定した運用が見て取れます。こうした財務の健全性が、長期的な成長を支えています。

通期予想の上方修正でさらなる期待

この第3四半期累計の実績を受けて、通期の業績予想も上方修正されました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、前回予想から200億円(5.9%)増3,600億円の見込みです。これにより、減益幅が縮小する見通しです。

また、中間配当金は1株当たり58円(前年同期50円から16%増)、期末配当も58円予定で、年間配当金は116円となります。株主還元も強化されています。

第2四半期時点でも、通期最終利益を3400億円から3600億円に上方修正し、年間配当を110円から116円に増額していました。下期(10-3月)の最終利益は1730億円(前年同期比4.4%減)の試算ですが、全体として堅調です。

セグメント別の強みと今後のポイント

豊田通商の強みは、グローバルな事業展開にあります。第2四半期の売上総利益は5,859億円(前年5,425億円から434億円増)、税引前利益は2,814億円(前年2,681億円から133億円増)です。

  • アフリカセグメント:16.9%増の好調が続き、新興市場での需要拡大が寄与。
  • サプライチェーン:11.1%増で、物流・供給網の安定が光る。
  • 自動車関連:販売・生産増加が収益の柱。

ROEなどの収益性指標も、2025年3月期で14.24%と高水準を維持。総資産は7兆超えで、自己資本率も安定しています。

決算発表の背景と市場の反応

この第3四半期決算は、2月2日22時50分(太平洋標準時)頃に話題となりました。公式サイトでは、2026年3月期第3四半期決算短信が公開され、投資家情報ページで詳細を確認できます。

市場では、増益着地と通期上方修正がポジティブに受け止められています。7-9月期(第2四半期)の最終利益は885億円(3.3%増)で、売上営業利益率は4.8%と若干低下しましたが、全体の勢いは健在です。

豊田通商は、トヨタグループの一員として、金属、金物、化学品、電子・情報通信など多角的な事業を展開。グローバルネットワークを活かした安定業績が魅力です。

投資家の方へ:今後の予定

次回の通期決算発表は2026年4月下旬予定。第3四半期決算公表はすでに完了し、詳細は決算短信PDFでご覧いただけます。こうした透明性の高い情報開示が、信頼を高めています。

まとめると、豊田通商の4-12月期3Q累計最終利益は3%増益、10-12月期も4%増益と、着実な成長を示しました。自動車事業の強さとグローバル展開が、今後も支えとなるでしょう。皆さんも最新情報をチェックしてみてくださいね。

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