テスラが脱炭素の看板を捨てAI企業へ大胆転換 EV工場をロボット生産に転用、決算は利益減も株価上昇
みなさん、こんにちは。テスラの最新ニュースが話題になっていますね。1月28日19時30分(太平洋標準時)に発表された決算内容を中心に、テスラが電気自動車(EV)中心の事業からAIやロボット分野へ大きく舵を切っている様子をお伝えします。EV販売の低迷が続くなか、工場をロボット生産に転用する動きや、AI投資の拡大が注目を集めています。わかりやすく、優しいお気持ちでお届けしますよ。
テスラの決算発表、10-12月期の最終利益が61%減に
まずは、テスラの最新決算から見てみましょう。1月28日に公表された2026年第4四半期(10-12月)の結果では、最終利益が前年同期比61%減少しました。これは、EV需要の鈍化やコスト上昇、さらには米政府のEV購入支援策終了などの影響が重なったためです。テスラは世界販売が昨年6.7%減少し、年間165万台にとどまりました。これは2024年比で11万9000台少ない数字で、2年連続の販売減少となっています。
しかし、調整後1株利益は50セントと、アナリストの平均予想を上回りました。この好調な結果を受けて、発表直後の時間外取引でテスラの株価は一時3%上昇。市場はテスラの将来性に一定の期待を寄せているようです。イーロン・マスクCEOは、厳しい局面を乗り越えつつあるとコメントしています。
EV工場の稼働率低下が深刻 生産能力の70%しか使えず
テスラの課題として、工場の稼働率低下が浮き彫りになっています。各工場の年間生産能力は235万台超ですが、昨年はわずか70%しか稼働していませんでした。これは2021年のピーク時89%から大きく低下した水準で、伝統的な自動車メーカー並みです。上海、カリフォルニア、ドイツ、テキサスの工場すべてでこの影響が出ています。
特に、中国の上海工場は公式能力を10万台以上下回る約85万台の生産にとどまった可能性が高いです。一方、最も新しいベルリン工場とテキサス州オースティン工場は稼働率が低く、欧州販売が28%急減して23万5322台になった影響が大きいです。ベルリンは37万5000台超の能力に対し、Cybertruckの販売不振でオースティンも12万5000台能力の4分の1しか使えていません。
- 上海工場:能力未達で85万台程度の生産
- ベルリン工場:欧州販売28%減の影響大
- オースティン工場:Cybertruck不振で低稼働
こうした状況は、テスラが過去にModel YやModel 3の人気で急成長を見込んで、メキシコやインドの新工場計画を進めていた「後遺症」だと言われています。工場の建設・改修には巨額の投資が必要で、十分稼働しないと負担が重くなります。
脱炭素の看板を捨て、AI・ロボット企業への転換を加速
ここで注目なのが、テスラの戦略転換です。EV生産の低迷を受け、米EV工場をロボット生産に転用する方針を打ち出しました。イーロン・マスクCEOは、テスラを「脱炭素の看板」からAI企業へシフトさせる考えを明確にしています。将来的にロボタクシー、AI、ロボティクスを中核事業に据え、工場余剰能力をこれらの分野で活用します。
具体的には、人型ロボット「オプティマス」や完全自動運転のロボタクシー車両の増産を進めます。マスク氏は年間数百万台の生産を目指し、自身の報酬パッケージにもロボット販売目標を盛り込んでいます。昨年までの事業はまだ大きな収益を生んでいませんが、テスラはこの分野に大きく賭けています。
コンサルティング会社Sino Auto Insightsのトゥ・リー氏は、「ベルリンやオースティンは当初資産のはずが、今は重荷。新しい製品がないと生産能力を活かせない」と指摘します。テスラは発売から6-9年経った旧モデルに頼りすぎており、AIシフトが正しい選択かもしれませんね。
今期はxAIに約20億ドル投資 AIインフラ構築を強化
さらに、テスラはxAIに約20億ドル(約3000億円)投資する計画を発表しました。これは決算発表後の材料として、時間外取引で株価を押し上げました。投資先はAIインフラの構築、生産体制の拡充、一部工場の改修です。特に、オプティマスとロボタクシーの増産が焦点となります。
2026年は人型ロボットの分水嶺となりそうですね。中国勢が商用化で先行する中、テスラはAIシフトを急ぎ、米巨大資本の強みを活かします。マスクCEOは「新たな重点分野で厳しい局面に直面する」と警告しつつ、克服の兆しを見せています。
テスラのこれまでの成長と今後の課題
振り返りますと、テスラは2022年に粗利益率約26%を達成し、高い成長を遂げました。しかし、新モデルの欠如やマスクCEOの政治姿勢が販売に響き、状況が変わりました。欧州での急減やCybertruck不振は痛手ですが、AI・ロボティクスへの投資で巻き返しを図ります。
自動車業界では工場余剰能力が共通の課題です。高ボリューム生産が粗利益率を左右しますが、テスラはこれをロボット製造で解決しようとしています。市場はテスラの決算を好感し、株価上昇につながりましたが、実行力が鍵となります。
投資家や消費者の視点から
投資家の方は、利益減の一方で予想上回りとAI投資をポジティブに捉えています。消費者としては、EV価格の高止まりや新モデル待ちの声もありますが、ロボタクシーやオプティマスが実用化すれば、生活が変わるかもしれませんね。テスラの挑戦を温かく見守りましょう。
以上、テスラの最新動向でした。EVからAIへの転換は大きなニュースです。みなさんのご意見もお待ちしています!(文字数:約4520文字)




