テラテクノロジーIPO大成功!初値2904円で公開価格を38.8%上回る
みなさん、こんにちは。今日は、テラテクノロジーの株式公開(IPO)が話題になっています。2025年12月22日17時30分頃に注目が集まり、12月23日に東証スタンダード市場で上場スタートしました。初値は2904円と、公開価格の2090円を38.8%上回る好調な滑り出しです。このニュースをわかりやすくお伝えしますね。
上場当日の様子:買い気配でスタートし、初値形成へ
テラテクノロジーの上場日は、2025年12月23日(火曜日)。市場が開く直前から、投資家のみなさんの期待が高まりました。新規上場のテラテクノロジーは、買い気配スタート。寄り付き前チェックリストでも必見銘柄として取り上げられ、活況を呈しました。初値形成時には、出来高が37万4200株に達するなど、活発な取引が見られました。この強い買いが入ったのは、会社の安定した事業内容と堅実な業績が評価されたからでしょう。
具体的には、初値が2904円で決着。公開価格2090円に対して、約38.9%の上昇率です。ウエルスアドバイザーなどの情報源でも、この好調な初値が速報されました。投資家にとっては、朝から嬉しいニュースでしたね。
テラテクノロジーってどんな会社?
テラテクノロジー(証券コード:483A)は、1991年2月に設立されたシステム開発会社です。もう34年目のベテラン企業ですよ。主な事業はシステム開発事業で、大手企業や官公庁、製造業、通信業、情報サービス、金融業など、幅広い業界から信頼されています。取引先がバランスよく分散しているのが強みです。
会社のウェブサイト(https://www.teratech.co.jp/)を見ると、導入後のバージョンアップにもしっかり対応していて、リピート率が2025年3月時点で90%以上と、とても高い支持を得ています。こうした顧客満足度の裏付けが、IPOの成功につながったのかもしれませんね。
IPOの基本情報とスケジュールを振り返る
テラテクノロジーのIPOは、SBI証券が主幹事を務めました。他に岩井コスモ証券(副幹事)、松井証券、SBIネオトレード証券、岡三オンライン、DMM株なども参加。SBI証券主幹事の案件は、統計的に初値が上がりやすいと言われています。
価格面では、想定価格が2090円、仮条件が2010円~2090円。そして最終的な公開価格も2090円に決定しました。PERは10.05倍、PBR1.5倍と、割安感もありました。配当利回りは3.30%(想定価格ベース)、上場後には配当性向35%以上を目標に、1株あたり80.5円の配当を予定しています。
スケジュールは以下の通りです。
- 抽選申込期間:12月9日(火)~12月12日(金)
- 当選発表日:12月15日(月)
- 購入申込期間:12月16日(火)~12月19日(金)
- 上場日:12月23日(火)
公募株数は0株で、主に売出株数655,500株(OA含む)。売買単位は100株です。発行済み株式数は上場前後で1,801,000株、資本金は20,000,000円でした。
業績の強さ:堅実な成長を続けている
テラテクノロジーの業績は、とても安定しています。直近の2026年3月期第2四半期では、売上高2,309百万円、経常利益276百万円を達成。今期通期の計画は、売上高45億6900万円(前期比4.1%増)、営業利益5億3600万円(同5.9%増)と、着実に伸ばしています。
過去の決算も好調。2023年3月期までは単独決算、2024年3月期から連結決算に移行しました。1株あたり利益は230円と、配当余力も十分です。2025年9月中間期のEPS(1株当たり利益)は122.05円です。こうした数字が、投資家の信頼を呼んだのでしょう。
有価証券届出書によると、売上・利益ともに堅調に推移。2023年3月期の数値は未監査ですが、全体として成長軌道に乗っています。
市場の反応と初値予想との違い
上場前、専門家からは初値予想が2090円~2400円(11月21日時点)と、小幅上昇にとどまるとの見方が多かったです。理由は小型案件(想定時価総額37.6億円、吸収金額13.7億円)で、公開株数が少ないこと。主要株主にロックアップがかかり、供給が絞られている点もプラスでしたが、大きな期待は控えめでした。
しかし実際は2904円と予想を上回る高値で初値がつきました。買い気配スタートが示すように、市場の需要が予想以上だったんです。公募割れの心配は全くなく、好スタートを切りました。このギャップは、会社の実力と市場環境の良さがマッチした結果ですね。
投資家にとってのポイント
テラテクノロジーの上場は、システム開発業界の安定株として注目されました。配当目標が高いのも魅力です。IPOチャレンジポイントを活用したSBI証券申込が有効だったり、他の証券会社からの参加も増えたりと、個人投資家にもチャンスがありました。
上場後の今期計画を見ても、成長が期待できます。官公庁や大手中心の取引先が、リスクを抑えつつ収益を支えています。初心者の方も、こうした堅実な会社をチェックするのにぴったりですよ。
今後の注目点
初値好調でスタートしたテラテクノロジー。これから株価がどう動くか、業績発表が楽しみです。JPXの公式動画でも新規上場会社として紹介され、市場全体の活気を象徴しています。
投資は自己責任でお願いしますが、このニュースでみなさんの投資の参考になれば嬉しいです。テラテクノロジーの活躍を見守っていきましょう!


