「すき家 サーモン丼」登場 “背徳感がヤバい”と話題の期間限定どんぶり、その実力と賛否の声を徹底解説
牛丼チェーン「すき家」に、新たな海鮮メニュー「サーモン丼」が登場しました。発売初日からSNSでは「背徳感がヤバすぎる」「今週いちばん興奮した」「レギュラー商品でいいんだよ君は」といった熱い声が続出する一方で、実際に食べた人のうち約25％がネガティブな感想を投稿しているとも報じられ、賛否両論を巻き起こしています。
ここでは、新作「サーモン丼」の特徴やラインナップ、価格、そしてSNSで話題となっている“絶賛”と“辛口評価”の両方の声を、できるだけわかりやすく整理してお伝えします。
すき家の「サーモン丼」とは？ 基本情報をチェック
すき家の「サーモン丼」は、脂のりの良さで知られるノルウェー産アトランティックサーモンを、たっぷりとごはんの上に盛り付けた海鮮丼メニューです。
サーモンは厚めにスライスされており、「濃厚な旨み」と「とろけるような食感」が楽しめるのが特徴とされています。 国産米100％のごはんと組み合わせることで、「脂がのったサーモンとあつあつごはんを一緒に頬張る至福の一杯」として打ち出されています。
販売はすき家の全国約1,970店舗（12月11日時点）を対象にスタートし、販売終了時期は未定とされています。 “期間限定どんぶり”として告知されているものの、具体的な終了日は明らかにされておらず、「このままレギュラーになってほしい」という声が出るのも、その人気ぶりを物語っています。
発売日と販売時間
- 発売開始日時：12月16日（火） 午前9時から
- 販売店舗数：約1,970店舗（12月11日時点）
- 販売終了時期：未定（期間限定メニューとして展開）
朝9時からの販売開始のため、早めのランチや少し遅めの朝ごはんとして楽しむ人も多いようです。
ラインナップは3種類 “シンプル派”から“こってり派”まで
今回登場したサーモン系メニューは、基本の「サーモン丼」に加え、トッピングを変えた合計3種類が同時発売されています。
1. サーモン丼
もっともスタンダードなメニューが「サーモン丼」です。
- 特徴：厚めにスライスしたノルウェー産アトランティックサーモンをごはんに贅沢に盛り付けたシンプルな丼。
- 味わい：サーモンの濃厚な旨みと、とろけるような食感をダイレクトに楽しめる構成。
価格（税込）
- 並盛：950円
- ごはん大盛：1,000円
- 特盛：1,590円
牛丼チェーンとしてはやや高価格帯ですが、「ノルウェー産サーモンをこのボリュームで」と考えると、妥当と捉える声も多いようです。
2. 白髪ねぎマヨサーモン丼
こってり好きの人から注目されているのが「白髪ねぎマヨサーモン丼」です。
- 特徴：山盛りのシャキシャキ白髪ねぎに、クリーミーなマヨネーズを合わせたトッピングを乗せた一品。
- 味わい：白髪ねぎの爽やかな辛みと、マヨネーズのコクがサーモンの脂と調和し、「背徳感がヤバい」と話題になるほどの濃厚さ。
価格（税込）
- 並盛：1,160円
- ごはん大盛：1,210円
- 特盛：1,800円
サーモンの脂、マヨネーズ、ねぎという組み合わせで、「罪深い」「カロリーのことを考えたら危険だけど、うまいから許す」といった声が出るのも納得の構成です。
3. ねぎ玉サーモン丼
ピリ辛好きに向けたアレンジが「ねぎ玉サーモン丼」です。
- 特徴：たっぷりの青ねぎと、コチュジャンだれを組み合わせ、卵（玉子）をのせたやみつき系のトッピング。
- 味わい：コチュジャンのピリ辛と甘み、卵のまろやかさがサーモンの脂と合わさり、「食欲をそそる」「途中で箸が止まらない」タイプの丼。
価格（税込）
- 並盛：1,160円
- ごはん大盛：1,210円
- 特盛：1,800円
辛さが強すぎるタイプではなく、「コチュジャンのコクを楽しむ」方向性の味付けと紹介されています。
「背徳感がヤバすぎる」…SNSで広がるポジティブな反応
発売直後から、X（旧Twitter）やInstagramなどのSNSには、サーモン丼を実際に食べた人の感想が次々と投稿されています。その中でも目立つのが、次のようなポジティブな声です。
- 「サーモン丼、背徳感がヤバすぎる」
- 「今週1興奮したわ」
- 「レギュラー商品でいいんだよ君は」
- 「牛丼チェーンでこのクオリティのサーモン食べられるのすごい」
特に人気が高いのは白髪ねぎマヨサーモン丼で、「ねぎとマヨとサーモンの組み合わせが反則級」「ジャンクなんだけど、うますぎて笑った」といった感想が多く見られます。
また、「サーモンが思っていたより厚くて満足」「ごはん大盛りにして正解だった」といった声もあり、ボリューム感を評価する人も目立ちます。
一方で「ネガティブ反応が25％」との指摘も
一方で、ある報道では「SNS上で実食した人のうち、約25％がネガティブな反応を示している」とも伝えられており、全員が手放しで絶賛しているわけではない点も見逃せません。
ネガティブな意見として挙げられている主なポイントは、おおまかに次のようなものです。
- 価格への不満：「牛丼チェーンの価格帯としては高い」「牛丼並と比べると割高に感じる」
- 期待値とのギャップ：「写真から想像したほどサーモンが乗っていないと感じた」「海鮮丼専門店と比べてしまうと物足りない」
- 味の好み：「マヨネーズが重く感じた」「コチュジャンが想像よりマイルドで物足りない」など、こってり具合や辛さに関する好みの違い
特に価格と満足度のバランスについては、個人差が大きい部分です。「この値段ならアリ」「サーモンだからこれくらいは仕方ない」という人もいれば、「1,000円超えるなら別の海鮮丼屋に行く」という声もあり、評価が分かれています。
ポジ・ネガ両方の声が生まれる“理由”
今回の「サーモン丼」がここまで話題になり、同時に賛否が割れている背景には、いくつかの要因が考えられます。
1. すき家＝牛丼チェーンというイメージとのギャップ
すき家といえば「牛丼」のイメージが圧倒的に強い一方で、これまでもカレー、うなぎ、海鮮系など、さまざまなメニューを展開してきました。その中でも今回は本格的なサーモン丼ということで、多くの人が「牛丼チェーンでここまでやるのか」と驚きを持って受け止めています。
この“サプライズ要素”が、ポジティブな盛り上がりにつながる一方で、「牛丼チェーンにそこまでのクオリティを求めるかどうか」という点で、評価の基準が人によって大きく異なっているとも言えそうです。
2. 写真映えするビジュアルと“背徳感”マーケティング
公式の写真を見ると、丼いっぱいにサーモンが盛られ、白髪ねぎやマヨネーズ、青ねぎや卵が鮮やかに彩りを添えています。 この“映えるビジュアル”がSNSで拡散され、「これは食べてみたい！」という気持ちを強く刺激しています。
そして実際の食べ応えも、サーモンの脂、マヨネーズ、卵、コチュジャンなどが重なり合うことで、かなり“こってりリッチ”な仕上がりです。「背徳感がヤバすぎる」というフレーズは、カロリーや健康を一瞬忘れてしまうほどの満足感を表現した声として、共感を集めています。
3. 価格帯への感じ方の違い
サーモン丼の並盛950円、トッピング付きの丼が1,160円という価格設定は、牛丼チェーンの中では高価格帯に位置します。
ここで、
- 「ノルウェー産サーモンをこの量なら納得」とする人
- 「牛丼チェーンではワンコイン感覚で食べたい」と考える人
との間で、評価が分かれやすくなっています。
また、海鮮専門店や回転寿司チェーンと比較してしまう人もいるため、「同じ1,000円を出すなら別の選択肢もある」という視点から、より厳しい評価になるケースもあります。
アプリ限定クーポンで“お試し”しやすく
すき家では、今回のサーモン丼発売に合わせて、公式アプリで「期間限定クーポン」を配信しています。 牛丼とサーモン丼の両方をお得に楽しめる内容となっており、「気になっているけれど、価格が少しネック」という人にとっては、チャレンジしやすくなる施策と言えそうです。
こうしたクーポンを活用すれば、「まずは並盛で味を試してみる」「こってり系の白髪ねぎマヨに挑戦してみる」といったお試し買いもしやすくなります。
「レギュラー化してほしい」という声も
現時点では「販売終了時期未定」の期間限定メニューとして展開されているサーモン丼ですが、SNSではすでに、
- 「これ期間限定じゃなくて常設してほしい」
- 「レギュラー商品でいいんだよ君は」
といったレギュラー化を望む声が多数上がっています。
すき家はこれまでも、期間限定メニューの反響を見ながら、内容を変えて再登場させたり、一部要素を定番メニューに活かしたりしてきました。今回のサーモン丼も、今後の売上やお客さんの声次第で、何らかの形で継続・発展していく可能性があります。
どんな人におすすめ？
ここまでの情報をふまえると、すき家のサーモン丼は、次のような人に特におすすめと言えそうです。
- 牛丼チェーンでガッツリ系の海鮮丼を試してみたい人
- サーモンが好きで、「とろける食感」を楽しみたい人
- 白髪ねぎ×マヨ、青ねぎ×コチュジャン×卵といった“背徳系”どんぶりが気になる人
- 少しリッチな気分で、いつもと違うすき家メニューを選びたい人
逆に、
- 牛丼チェーンではできるだけ安くお腹いっぱいになりたいという人
- こってりした味付けが苦手な人
- 海鮮は専門店で楽しみたいと考える人
にとっては、評価が分かれやすいメニューかもしれません。
まとめ：一度は試してみたい、話題の“背徳サーモン丼”
すき家の新作「サーモン丼」は、ノルウェー産アトランティックサーモンを贅沢に使った、牛丼チェーンとしては攻めた新メニューです。 シンプルなサーモン丼に加え、白髪ねぎマヨ、ねぎ玉コチュジャンというこってり系アレンジも同時発売され、「背徳感がヤバい」「今週一番テンションが上がった」といった声が多く上がっています。
一方で、価格帯や期待値とのギャップから、実食者の約4人に1人はネガティブな感想を持っているとの指摘もあり、好みがはっきり分かれるメニューでもあります。
とはいえ、「一度は食べてみたい」「話題のメニューを体験してみたい」という方にとっては、十分にチャレンジする価値のあるどんぶりです。すき家のアプリクーポンなども活用しながら、自分の舌で“背徳感の正体”を確かめてみるのも良さそうです。
