ジャパンモビリティショー2025におけるスバルの最新動向――次期「レヴォーグ」プロトタイプや世界初公開モデルが集結
革新が集結したスバルブース――「レヴォーグ」プロトタイプから注目の新コンセプトカーまで
2025年10月29日から開催される「ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)」において、スバルは注目度の高い新型モデルを一挙に発表します。なかでも特に話題となっているのは次期「レヴォーグ」プロトタイプの初公開、そして「STI」ブランドの“新しいカタチ”を示すコンセプトモデルの世界初披露です。
今回はJMS2025で明らかとなるスバルの新展開について、各車の特徴や狙い、今後の展望までをやさしく解説します。
次期「レヴォーグ」、“プロトタイプ”としてJMS2025で先行公開
現行レヴォーグは2024年末にアイサイトの進化や内装のアップデートなど大きな改良が施されたばかりですが、2025年秋、JMS2025で「市販前のほぼ完成型」ともいえるプロトタイプがお披露目される見通しです。
市販車発表は2026年以降と見込まれ、その間、最新技術への関心を盛り上げる役割を担います。
プロトタイプでは新開発のハイブリッドシステムや、さらに賢く進化した「アイサイト」など、スバルが目指す安全性能と環境性能の“次世代像”を体感できるでしょう。
- 現行型は2024年末に大幅改良(アイサイト強化、内装アップデート)
- JMS2025で発表されるのは市販車ではなくプロトタイプ
- 新型はハイブリッドシステム、進化型アイサイト、アグレッシブなエクステリアが特徴
- 詳細スペックや価格は未公開、外観は市販型に近い完成度と予想
外観は現行よりもさらにシャープで都会的な印象に進化。ヘッドライトの造形も新世代を象徴するデザインになっています。システム面では、スバル伝統の水平対向エンジン×シンメトリカルAWDに、ハイブリッド技術を高度に融合した「S:HEV(ストロングハイブリッド)」の搭載が大きな注目ポイントです。
新型「STI」コンセプトが世界初公開――スポーツ&実用性の新基準
パフォーマンス志向のファンにむけたサプライズも用意されています。スバルスポーツの象徴ともいえる「STI」の名を冠したPerformance-E STI Concept(EV)とPerformance-B STI Concept(内燃機関)の2ドアスポーツ系新コンセプトが、世界で初めて一般公開されます。
- Performance-E STI Concept:電動(EV)、STIロゴも鮮烈に映えるデザイン
- Performance-B STI Concept:新世代内燃機関&スポーティな「2ドアハッチバック」スタイル
- どちらも「走り」と「実用性」の両立がコンセプト
- 伝統の水平対向エンジンやシンメトリカルAWDを活かした新たな“操る愉しさ”
とくにPerformance-B STI Conceptは、張り出したフェンダーや大型リアウイング、スポーティな2ドアボディなど、「インプレッサWRX STI」の再来と評されるほど攻撃的な造形。
一方のPerformance-E STI Conceptは、EVならではの滑らかな加速や静粛性、先進的なカーボンニュートラル時代の走りに期待が高まります。
幅広い選択肢――「スポーツ」から「タフSUV」まで全6台が集結
JMS2025のスバルブースでは、上記以外にも多彩な新型コンセプトが登場します。日本初公開・世界初公開車含む全6車種が予定され、従来の枠を超える展開が魅力です。
- Performance-E STI Concept(世界初公開):電動スポーツカーの新たな方向性を提案
- Performance-B STI Concept(世界初公開):伝統のスポーツスピリットを継承する2ドアモデル
- Trailseeker Prototype(日本仕様初公開):バッテリーEVの新型SUV。高い実用性と走りへのこだわり
- Forester Wilderness Prototype(参考出品):アウトドア仕様のSUV、過酷なフィールドも想定
- 次期WRX STI プロトタイプ(噂):大型リアスポイラーやアグレッシブな意匠が特徴
- 次期レヴォーグプロトタイプ:新ハイブリッド&進化型アイサイト装備の最新ワゴン
これら6台は、「走る愉しさ」と「冒険心」、「安心と安全」そして「環境性能」まで多角的な価値を体現しています。スバルが誇る技術やデザインの新潮流を、幅広いユーザー層へ発信する“ショーケース”となります。
未来に向けて――スバルの挑戦と新しい価値観
スバルは今、自動車の転換期にあって安全技術・環境性能・スポーツマインドという伝統的な価値を磨きつつ、カーボンニュートラルや多様なニーズへの適応に挑んでいます。
JMS2025での一連の新型発表は、単なる車種追加ではなく、次世代ユーザーとの新たな信頼関係をつなぐ「ブランド宣言」そのものです。
“選べる”愉しさ、新しいスバル像とは
今回発表となるプロトタイプやコンセプトカーは、クルマを「移動手段」だけで終わらせない、操る愉しさや冒険心を刺激する存在を目指しています。またアイサイトの進化や電動化技術による「安心・安全」も、スバルならでは。
ユーザー1人ひとりが自分らしさを表現できる、バリエーション豊かな選択肢が広がっています。
- 従来型のガソリン車とEV・ハイブリッド、ともに開発を加速
- スポーツモデル、SUV、実用ワゴンなど、幅広いライフスタイルに対応
- 日本市場、グローバル市場の双方に向けて独自の価値を発信
これからの時代、サステナビリティや安心・安全がより重視されるなかで、スバルの持つ「人をつなぐ」クルマづくりはますます注目を集めそうです。
おわりに――JMS2025のスバルは要注目!
新型レヴォーグプロトタイプ、新世代STIコンセプト、先進SUVなど、今後のスバルを占う「話題作」が勢ぞろいするJMS2025。機能・デザイン・走りを追求した新世代のスバル車たちは、多彩なライフスタイルや価値観に応える選択肢となるでしょう。
自動車の未来像とスバルの挑戦を、ぜひ会場や発表の速報で見届けてみてください。



