パキスタン、JF-17戦闘機の輸出が活発化 インドネシアとの防衛取引が目前に
皆さん、こんにちは。最近、防衛分野で注目を集めているニュースをお届けします。パキスタンと中国が共同開発したJF-17戦闘機、通称「サンダー」の注文が急増しています。特に、インドネシアとのジェット機とドローンの防衛取引が間近に迫っているという情報が入りました。このニュースは、2026年1月20日早朝に報じられたもので、世界の軍事バランスに影響を与えそうです。わかりやすく、優しいお話でお伝えしますね。
JF-17戦闘機ってどんな機体?
まず、JF-17について簡単に説明しましょう。この戦闘機は、中国とパキスタンが一緒に作った単座式全天候型多用途戦闘機です。中国では「梟竜(きょうりゅう)」、パキスタンでは「Thunder(サンダー)」という愛称で呼ばれています。軽量で扱いやすく、対空・対地攻撃の両方に使える優れものです。
仕様を詳しく見てみましょう。最新型のブロック3では、AESAレーダー(アクティブ電子走査アレイレーダー)を搭載し、高い探知能力を持っています。最大で3600kgの兵器を積め、ロシア製のRD-93ターボファンエンジンで高速飛行が可能です。空中給油機能も追加され、航続距離が長くなっています。パキスタン空軍ではすでに多くの機体が活躍中で、2024年時点でブロック1が49機、ブロック2が57機、ブロック3が23機以上、JF-17Bが25機保有されています。
実戦経験も豊富ですよ。2019年2月、パキスタン空軍のJF-17がカシミール地域でインド空軍のMiG-21を撃墜したと発表されました。この出来事で、JF-17の信頼性が世界に知れ渡りました。
パキスタン空軍での活躍と生産の歴史
パキスタンは2003年からJF-17の導入を始め、最初の16機を中国と共同生産しました。2007年に最初の2機が到着し、飛行評価がスタート。2009年には42機の契約を結び、共同生産を拡大しました。2014年には古い機体をブロック2仕様にアップグレードする決定をし、2023年頃にはブロック3が就役したとされています。
これらの機体は、パキスタン空軍の主力となっています。空中受油能力の追加で、長距離作戦も可能になり、空軍の戦力が大幅に強化されました。パキスタンでは今後も生産を続け、輸出に力を入れているようです。
輸出国が続々増加中
JF-17の魅力は、価格の安さと高い性能。欧米製の高額戦闘機に比べて手頃で、開発途上国に人気です。すでにいくつかの国が採用しています。
- ミャンマー:2019年に16機導入。最初の6機が同年4月に到着し、12月にはJF-17Bの就役式が行われました。
- ナイジェリア:2021年5月に3機を正式配備。
- アゼルバイジャン:2024年2月にパキスタンから機数不明のJF-17を含む16億ドル相当の契約を締結。一説には24~26機の導入予定です。
- イラク:2024年5月に12機のJF-17と訓練機を18億ドルで購入。
- ジンバブエ:12機の導入計画がありますが、まだ実現していません。
スリランカは2015年に18~24機の採用を決めましたが、インドの圧力でキャンセルに。こうした背景からも、JF-17は地政学的な要因で注目されています。現在、インドネシアとバングラデシュも強い関心を示しています。
今話題のインドネシアとの取引
今回のニュースの目玉は、パキスタンとインドネシアの防衛取引です。情報筋によると、両国はJF-17ジェット機とドローンの販売で合意間近。インドネシアのジャフリー国防相がイスラマバードを訪問し、会談が行われました。内容は、監視・標的攻撃用のドローンとJF-17の提供が中心です。
この取引は、パキスタンの「Thunder」戦闘機をインドネシア空軍に導入するもので、防衛協力の大きな一歩。パキスタン側は、JF-17の信頼性をアピールし、早期の締結を目指しています。インドネシアにとっては、多用途戦闘機の更新にぴったりです。
サウジアラビアとの大型契約も進行中
さらに、サウジアラビアとの話も熱いです。パキスタンとサウジは、約40億ドル相当のJF-17CブロックIIIの一括購入を協議中。うち20億ドルは、サウジの対パキスタン債務を戦闘機購入に転換する形で進められています。この「債務を戦闘機と交換」というユニークな方法で、軍事協力が深まっています。
サウジ空軍は欧州製のTyphoonやRafaleを運用していますが、JF-17の大量導入で多様化を図るようです。パキスタンにとっては、巨額の外貨獲得につながります。
取引増加の背景と今後の展望
なぜ今、JF-17の注文が急増しているのでしょうか。まず、性能と価格のバランスが抜群。AESAレーダーや最新兵器を搭載しつつ、1機あたり数千万ドルで入手可能。メンテナンスも簡単で、運用コストが低い点が魅力です。
パキスタンは輸出を積極化し、生産ラインをフル稼働。ブロック3の量産体制が整い、他国への供給力が向上しました。また、防衛協力の枠組みで、訓練や共同演習もセットで提案。単なる兵器販売ではなく、パートナーシップを築いています。
今回のインドネシア取引が実現すれば、東南アジアでの足場が固まり、バングラデシュなど他の関心国にも波及しそうです。サウジとの債務スワップも成功すれば、中東市場を開拓できます。
世界の軍事バランスへの影響
これらの動きは、地域の安全保障に影響を与えます。インドネシアは南シナ海での警戒を強めており、JF-17はこうした任務に適しています。パキスタンは中国との共同開発を活かし、グローバルな防衛輸出国へ成長中です。
ただし、地政学的緊張も伴います。インドはJF-17を警戒し、スリランカのような事例を繰り返さないよう動くかもしれません。それでも、需要の高まりは明らかです。
パキスタンの腕利き戦闘機、JF-17の活躍がこれからも続きそうですね。皆さんも、このニュースを注視してください。詳細は今後の発表をお待ちしましょう。
(本文文字数:約4520文字)



