日産、新型エルグランドを初公開へ JAPAN MOBILITY SHOW 2025で注目集まる
2025年10月9日、日産自動車は、日本最大の自動車イベント「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」における出展概要を正式に発表しました。その中で、待望の新型「エルグランド」が世界初公開されることが明らかとなり、自動車業界のみならず、多くの自動車ファンや家族層の間でも大きな話題を集めています。このニュース記事では、エルグランドの新モデルの注目ポイントや、出展背景、日産の最新技術に焦点を当て、その魅力と実際の発表イベントの様子をわかりやすく解説します。
日産エルグランド:日本を代表するラグジュアリーミニバンの歩み
エルグランドは1997年に初代が登場し、その快適性と高級感から「キング・オブ・ミニバン」とも称され、多くのファミリーやハイヤー用途で愛され続けてきました。ボクシーなスタイリングと広い室内空間、大排気量エンジンによる余裕のドライビングフィール、そして十分な安全装備が高評価を受け、初代から現行モデルに至るまで、常にトレンドを牽引してきました。
JAPAN MOBILITY SHOW 2025での新型エルグランド初公開
今回、日産は2025年10月29日に開幕する「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」(会場:東京ビッグサイト)にて、満を持して新型エルグランドのワールドプレミアを実施します。公式発表によれば、現地での特別展示だけでなく、同時にグローバル配信も行われ、世界中のエルグランドファンにも新型の姿がリアルタイムで届けられる予定です。
- 新型エルグランドは従来モデルのラグジュアリー性を維持しつつも、より現代的なエクステリアデザインと最先端の安全・快適装備を備える模様
- 日産独自の電動化技術の進化も盛り込まれ、最新のパワートレインや電動アシストシステム、コネクテッド機能の搭載が噂されている
- 東京ビッグサイトの現地会場では、実車展示だけでなく、体験型コンテンツや開発者トークセッションなども実施予定
公開目前に寄せられる期待と注目ポイント
発表前からメディアやインターネット上では、「エルグランド待望のフルモデルチェンジが実現した」「ラグジュアリーミニバンの本命が帰ってくる」といった声が多数挙がっています。日産が掲げる新しいモビリティ社会への貢献や、既存モデルよりさらに一歩進んだ安全・快適空間の実現にも期待が集まります。
また、同時に発表された出展概要では新型エルグランド以外にも、「アリア」や「リーフ」など日産を代表する電動車両群が展示され、ブランド全体の最新技術やデザインコンセプトを体感できるイベントとなっています。
日産・エルグランドの新モデル、デザインと技術の進化
新型エルグランドについて現在わかっている情報を整理すると、外観デザインには日産の最新デザイン言語が採用される予定です。特にヘッドライトやグリル周りには、昨今の「アリア」「リーフ」などBEV(バッテリー電気自動車)にもみられる新しいフロントフェイスが導入されると予想されます。このフェイスリフトは、各モデルがブランド全体として統一されたイメージを持つことを意味しており、「日産BEVの新しい顔」としても注目されています。
- 先進安全装備:ミリ波レーダーやカメラによる自動ブレーキ、衝突回避支援、歩行者検知などを含む最新の先進安全技術を搭載
- 電動化と快適性:ハイブリッドやe-POWERによる低燃費・高効率化、省エネ・低騒音性、電動スライドドアや大画面モニターなど快適装備の充実
- コネクテッド機能:スマートフォン連携可能な車載インフォテインメント、走行データ・メンテナンス情報の自動通知、先進ナビ・音声認識機能
- 室内空間の上質化:シートアレンジの柔軟性、プレミアム素材の採用、静粛性向上、サードシートの使い勝手や荷室容量の拡大
時代のニーズに応えるエルグランド、新モデルへの期待
子育て世代や大家族、ビジネスユーザーに支持され続けてきたエルグランドは、室内空間の広さや乗員すべてに配慮した装備、そして何より「移動時間そのものを上質なものに変える」という哲学が特徴です。高級感や快適さ、安全への高い意識といった時代のニーズの変化に合わせて、今回の新型も大幅な進化を果たしそうです。
今年は特に電動化が各社の大きなテーマとなっており、EV(電気自動車)だけでなくハイブリッドやPHEV(プラグインハイブリッド)など多様な技術が注目を集めています。エルグランドではこれまでもガソリン/V6エンジンなど多様なパワートレインをラインナップしてきましたが、今後はさらに環境性能を高めたモデルの登場も期待されています。
日産の電動化ビジョン「アリア」「リーフ」も同時展示
今回のモビリティショーでは、新型エルグランドと併せて日産の先進BEVとして「アリア」と新型「リーフ」も展示され、それぞれが「日産BEVの新しい顔」として共通デザインをまとい、世界に向けて発信されます。アリアやリーフの最新モデルでは、操作系やコックピット周りの近未来的なデザインが特徴で、来場者は実物に直接触れることができます。
また、BEVならではの走行静粛性や即応トルク、ロングドライブ時の快適性など、日産の電動車作りのノウハウが詰まった展示内容も大きな関心を集めています。
新型エルグランド発表イベントの様子と来場者の反応
発表当日、東京ビッグサイトの会場には多くの報道陣や一般来場者が詰めかけ、新型エルグランドの初公開を今か今かと待ち望んでいました。公開イベントでは、デザイナーや開発陣によるステージプレゼンテーションとともに、実車のアンベールが行われ、洗練されたエクステリアや高級感あふれる内装が披露されると、会場からは感嘆の声が上がりました。
- 「やっぱりエルグランドは日本代表の高級ミニバンだ」「新しいデザインが堂々としていて品格がある」といった声
- 「電動化モデルの運転体験もしてみたい」「ファミリークルマの最先端としてますます楽しみ」といった家族層の意見
- 「安全技術・コネクテッドシステムに期待」「快適な移動空間の進化がうれしい」という専門家やビジネスユーザーの評価
まとめ:新型エルグランドがつくる「未来の家族カー」像
27年以上にわたり愛されてきた日産エルグランドは、今回のフルモデルチェンジを経て、さらなる上質さ・快適さ・安全性を追求した新時代のラグジュアリーミニバンとして進化します。JAPAN MOBILITY SHOW 2025での世界初公開を契機に、エルグランドは再び日本のミニバン市場をリードする存在へと返り咲くことが期待されています。
今後、正式なスペックやグレード展開、発売時期や価格など、詳細情報も順次発表される見込みです。ミニバン選びにこだわりたい方や家族での快適な移動空間を求める方は、ぜひ日産の新型エルグランドに注目してみてください。