日産が新型ジュークを世界初公開!7年ぶりの日本導入を目指すEVコンパクトSUV
日産自動車が本日、次期3代目となる新型ジュークを世界初公開しました。独創的なデザインと高い個性で知られるコンパクトSUVの新型モデルは、完全電気自動車(BEV)へと進化し、ついに日本市場への再投入の可能性が現実味を帯びてきました。
ジューク日本市場からの7年の空白を経て
初代ジュークは2010年に登場し、奇抜で独創的なデザインにより瞬く間に人気モデルとなり、9年以上も販売が続くロングセラーとなりました。2019年には第2世代が欧州で発表されましたが、同時期に登場した「キックス」とのポジション重複により、日本国内への導入は見送られた経緯があります。
その後、現行2代目ジュークは欧州を中心に販売が継続されてきた一方で、日本市場には導入されず、日本のジュークファンの間では「ジューク日本復活」を望む声が絶えませんでした。そんな中での今回の新型公開は、多くのファンの期待を大きく高めることになります。
大胆で革新的なデザインが特徴
新型ジュークは、大胆で個性的なデザインを特徴としており、ひと目でわかる存在感を放つコンパクトSUVとなっています。競争の激しいコンパクトクロスオーバー市場で際立つべく、スポーツカーとしての攻撃性と都会的な実用性を兼ね備えた独特な外観へと進化させられました。
フロントの大型Vモーショングリル、フローティングルーフ、フロント隠れリアドアハンドルにより、より攻撃的で大胆な姿勢を実現。クーペのようなプロファイルは維持されながらも、斬新さが大幅に強調されています。さらに、ツートンカラースキームなどの新しいカラーオプションが導入され、顧客による車両のパーソナライズ方法が大きく増やされました。
完全電気自動車化で環境対応を強化
新型ジュークは完全電気自動車(BEV)へと進化します。日産が掲げる長期ビジョン「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」を体現する一台として開発されました。最大150馬力の高性能電気モーターを搭載し、航続距離は約400kmが期待されています。
日本市場での導入を前提とした場合、現行キックスがe-POWER専用車である以上、ジュークにも電動化技術の採用は不可避となるなか、完全なEV化という選択は日産の電動化戦略を象徴するものとなっています。
内装も大幅にアップグレード
2026年型ジュークでは、現代の快適性と技術基準に合わせて大幅な内装の改造が行われました。コントラストのあるステッチやソフトタッチの表面など、高品質の素材を使用することで、車内の雰囲気が大きく高まっています。
日本導入の可能性と市場ポジション
編集部が得た情報によれば、次期3代目ジュークは日産の事業再構築、いわゆる「再生」に向けた戦略車のひとつとして位置づけられており、特定地域に限定しないワールドワイド展開を前提に開発が進められています。
日本市場では、ヤリスクロスやWR-Vといった実用型SUVとは一線を画し、かつてのC-HRや現行レクサスLBXに近い「デザイン志向のコンパクトSUV」として展開される可能性が高まっています。価格帯は350万円から450万円前後と予想され、キックスの上位に位置づけられる可能性が高いとされています。
世界初公開から日本発売へのロードマップ
ワールドプレミアは2026年後半から2027年初頭が有力視されており、2026年の市場投入に向けて開発が最終段階に入っていることが明らかになっています。日本市場での発売は2027年後半が予想されており、ジャパンモビリティショー2027でその姿を見ることができるかもしれません。
日産再生の象徴となるか
日産が再び「個性」を武器に世界市場へ打って出る象徴となるのか、次期ジュークは、その存在自体が日産再生の行方を占う試金石となりそうです。7年以上ぶりのフルモデルチェンジにより、ジュークがコンパクトSUV市場で再び主役の座を奪還できるかどうか、注目が集まっています。
日本国内でも根強いファン層を持つジュークが、完全電気自動車として日本市場に帰ってくることになれば、シティ派SUVの選択肢をさらに広げることになるでしょう。今後の日産の電動化戦略と国内導入の正式発表が期待されます。



