トヨタ・ランドクルーザーFJ、待望のコンパクトSUVが日本初公開
2025年10月31日、トヨタはSUVファン待望の新型「ランドクルーザーFJ」を「ジャパンモビリティショー2025」にて一般初公開しました。世界中で愛されるランドクルーザーシリーズに新たな仲間が加わることとなり、特に“扱いやすいサイズと本格的オフロード性能”を両立したこのモデルは、大きな注目を集めています。この記事では、話題の「ランドクルーザーFJ」、「60(FJ62G)」のカスタム事例、そして会場で同時に公開された新型「RAV4」のニュースを、わかりやすくご紹介します。
1.新型「ランドクルーザーFJ」:コンパクトでも本格志向
- 世界初公開:2025年10月21日(ジャパンモビリティショー2025:東京ビッグサイト)
- 日本発売予定:2026年年央
- 生産国:タイ(グローバル展開も予定)
ランドクルーザーFJは“もっと多くのお客様にランクルを楽しんでほしい”という思いから誕生したモデルです。既存の「300」「70」「250」シリーズに加え、シリーズ最小のサイズで登場。
全長4575mm×全幅1855mm×全高1960mmという取り回しの良いボディで、街乗りもオフロードもこなせる“ちょうどいいランクル”を目指しています。
| 主なスペック(プロトタイプ) | 内容 | 
|---|---|
| エンジン | 2.7L直列4気筒ガソリン(2TR-FE型) | 
| 最高出力 | 120kW(163PS) | 
| 最大トルク | 246N・m | 
| トランスミッション | 6速Super ECT(AT) | 
| 駆動方式 | パートタイム4WD | 
| 乗車定員 | 5人乗り(2列シート) | 
| ホイールベース | 2580mm(250シリーズより短縮) | 
| 最小回転半径 | 5.5m | 
| 予想価格 | 400万円台〜 | 
注目すべきはIMVプラットフォーム採用です。ハイラックス等で使われる骨格をベースに耐久強化・高剛性化し、歴代ランクルの「信頼性・耐久性・悪路走破性」を継承しています。床下補強ブレースの追加でオンロードの操縦安定性も向上。
日常の街乗りで扱いやすく、冒険好きな方にはオフロードで本格性能が光る、“初心者からベテランまで笑顔になれるSUV”として広く受け入れられそうです。
2.丸目ライトやカスタム仕様も話題:ランドクルーザーFJの自由度
新型FJはカスタマイズ性が重視されています。ユーザーが自分らしい一台に仕上げるため、純正カスタムパーツの展開が予定されており、丸目ライト仕様やシュノーケル、ルーフキャリア、悪路走行用アイテムなどが人気を集める見通しです。
特に、前期型グリル+丸目ライトにカスタムされた“FJ62G”は、ランクルファンの間でもレトロ感と本格オフロード仕様を両立できるモデルとして注目されています。頑丈なラダーフレームとパートタイム4WD、信頼性抜群の2.7Lガソリンエンジンを標準搭載し、維持しやすい構成となっています。
年代を超えて愛されるデザインと現代技術の融合が、ランクルならではの魅力です。
- 丸目ライト仕様は愛らしさ・個性を演出
- グリル変更でフロントフェイスを自在にカスタム
- 歴代FJシリーズと同じく“道具感”重視の設計
- 強力な悪路走破性、耐久力でアウトドア・災害対応にも安心
3.ジャパンモビリティショー2025での一般初公開
2025年10月29日より「東京ビッグサイト」で一般初公開された新型ランドクルーザーFJ、並びに新型RAV4も同時展示されました。RAV4も最新デザイン・技術でアップデートされており、トヨタのSUVラインナップの充実ぶりが強調されています。
- RAV4はスタイリッシュ&高効率SUVとして都市型ユーザーに人気
- FJは伝統と手頃さを両立、“小さなランクル”として幅広い層に対応
- 両モデルとも最先端安全技術・コネクティビティを搭載
新型ランドクルーザーFJは2026年年央日本発売後、アジア・アフリカ・中南米などグローバル展開も計画されています。“本格SUVながら手頃な価格・サイズで、普段使いもアウトドアも楽しめる”という、従来ランクルにはなかった新たな選択肢が誕生しました。
4.ランドクルーザーFJはどんな人におすすめの車か?
ランドクルーザーFJは、例えば下記のようなユーザーに特におすすめです。
- 「本格的なランクルが欲しいけどサイズ・予算が気になる」
- 「街乗りでもオフロードでも、自分らしい冒険を楽しみたい」
- 「災害時やアウトドア活動で頼れる車に乗りたい」
- 「歴代ランクルのデザインやカスタムを楽しみたい」
- 「初めてのSUVでも安心・安全に乗りたい」
トヨタは“Freedom & Joy(自分らしく楽しむ自由)”という価値をFJへ込めています。ランドクルーザー伝統の耐久性や走破性だけでなく、現代の多様なライフスタイルに合わせた使い方ができるよう、開発・生産されています。
5.「みんなのクルマ」:前期型グリル+丸目ライトカスタムのFJ62G
ランドクルーザーFJの人気を牽引する要素の一つが「カスタムの自由度」です。
特に話題になっているのが、前期型グリルと丸目ヘッドライトにカスタムされたFJ62G。アイコニックな丸目ライトはレトロな魅力を持ちながら、現代のLED化で明るさ・安全性も十分。グリル交換によるフロントフェイスの変化は、オーナーの個性を強く打ち出します。悪路に強い設計、定評あるエンジン、パートタイム4WDなど、ランドクルーザーならではの信頼感はそのままです。
- ヴィンテージ感あふれる外観
- 屋外・アウトドア需要にもマッチ
- カスタムパーツ入手や車体維持がしやすい
- 信頼できる整備体制と高い耐久性
こうしたカスタムトレンドは、今後の新型FJの人気にも波及しそうです。各種パーツメーカーも対応拡充を進めており、「自分だけのランクル」を目指す人がさらに増えるでしょう。
6.まとめ:新しいランクル時代の幕開け
新型ランドクルーザーFJの登場は、“タフでやさしい本格SUV”という新しい選択肢を社会へもたらします。
小さなボディに凝縮されたトヨタの信念は、安全・快適・自由を誰もが手にできるランドクルーザー体験の始まりです。
使いやすいサイズと本物の悪路走破性、豊富なカスタマイズの自由度、タイ生産による納車容易性など、時代を問わない魅力が詰まっています。
- 2026年年央、日本発売予定(詳細は最新公式情報を随時チェックしてください)
- RAV4など他SUVとも共演し、豊かな選択肢をユーザーに
- 安定した供給体制により、納車待ちリスクも低減される見通し
今後も進化するトヨタSUVシリーズ――なかでも新型ランドクルーザーFJへの期待はさらに高まっています。アウトドア・普段使い・カスタムの喜びまで、あなたの新しいカーライフに寄り添う一台になりそうです。

 
            


 
            