大丸京都店に「生ドーナツ旋風」到来!中部地方発の新ブランドや人気スイーツが集結
京都・四条通の老舗百貨店大丸京都店の地下食品フロアに、今スイーツ好きの間で話題の新ショップが続々と登場しています。特に、生クリームたっぷりの生ドーナツ専門店や、注目の洋菓子ブランドの期間限定出店など、「甘いもの好き」にはたまらないニュースが目白押しです。
この記事では、2025年12月5日(金)を中心に大丸京都店で始まった新しい動きを、できるだけやさしく、わかりやすくまとめました。京都の街歩きやお買い物の合間に立ち寄りたくなる情報が満載です。
中部地方発・スーパー関連会社による生ドーナツ専門店第1号店が京都に
今回の動きの背景には、中部地方を地盤とするスーパーグループ関連会社中部フーズ株式会社の新たな挑戦があります。同社は、2025年12月5日(金)、大丸京都店の地下1階 食品フロアに、新業態となる生ドーナツ専門店「ミルクノキモチ」をオープンしました。
中部地方発の企業が、生ドーナツという今人気のスイーツで京都の百貨店に勝負をかけた形で、この大丸京都店の店舗がブランド第1号店として位置づけられています。中部エリアの食品スーパー事業で培った商品開発力を生かしつつ、「スイーツ専門店」として新しい客層の開拓もねらいといえます。
出店場所は、京都市下京区・四条通に面した大丸京都店 地下1階 食料品フロア。老舗ブランドが並ぶいわゆる「デパ地下」に、新顔のクラフトドーナツブランドが仲間入りすることで、売り場全体の雰囲気もより華やかになりそうです。
クラフトドーナツ専門店「ミルクノキモチ」とは?
「ミルクノキモチ」は、その名の通り「ミルクのおいしさ」を主役に据えた生ドーナツ専門店です。ブランドコンセプトは、
「ミルクの美味しさをまっすぐに味わえる生ドーナツ」
という、とてもシンプルかつわかりやすいもの。北海道・道東の阿寒エリアの原乳から作られる生クリームをたっぷりと使い、そのミルク感がいちばん伝わるように、何度も試作を重ねた生地とのバランスにこだわっているといいます。
「とろけるように軽いのに、何個でも食べたくなる飽きのこない味わい」を目指して、クリームと生地の食感や甘さを丁寧に調整。ふわっと軽い生クリームと、もっちりしつつ歯切れの良い生地の組み合わせで、「一口目から幸せな気持ちになれる生ドーナツ」に仕上げているのが特徴です。
「シアターキッチンスタイル」で目の前で仕上がる生ドーナツ
ミルクノキモチがこだわっているのは、味だけではありません。大丸京都店の店舗では、調理工程を見せる「シアターキッチンスタイル」を採用しています。
- ドーナツをその場で揚げる
- 生クリームを立てる(泡立てる)
- 揚がった生地にクリームを充填する
こうした一連の流れを、お客さんがカウンター越しに眺めることができるため、「作りたて」のライブ感も含めて楽しめるのが魅力です。ただ買って帰るだけでなく、職人の手元や、生地がふくらんでいく様子、生クリームがたっぷり注がれる瞬間を見ることで、「こだわりの詰まった一個」を実感できるつくりになっています。
看板メニュー「ミルクノキモチ」とベーシックな「コムギノキモチ」
メニューの中心となるのが、ブランド名と同じ「ミルクノキモチ」という生ドーナツです。
- ミルクノキモチ 1個 370円(税込)
北海道・阿寒エリアの原乳から作る生クリームをたっぷり詰めた、ブランドを代表する生ドーナツ。口に入れると、とろけるような軽さとともに、ミルクのやさしい甘さが広がる一品です。
さらに、生クリームではなく生地そのものを楽しみたい人向けに、シンプルな「コムギノキモチ」も用意されています。
- コムギノキモチ 1個 270円(税込)
北海道産小麦に、かぼちゃと豆乳を加えることで、もっちりしながらも軽やかな口どけを実現したドーナツ。生地に国産きび糖をまぶし、小麦や素材本来の甘みが引き立つ、素直な味わいが魅力です。
どちらも、見た目はふんわり丸く、手のひらにちょうど収まるサイズ感。食後のデザートに一つだけ楽しむのにも、箱に詰めてお土産にするのにもぴったりです。
「キモチ」をテーマにした6つのフレーバー展開
ミルクノキモチのもう一つの特徴は、フレーバー名に「気持ち(キモチ)」を添えているところです。その日の気分やシーンに合わせて選べるように、6種類のフレーバーがラインナップされています。
- 落ち着きたいキモチ アールグレイ 390円(税込)
香り高いアールグレイの風味で、ほっと一息つきたいときにぴったりのフレーバーです。 - 切り替えたいキモチ ティラミス 440円(税込)
仕事や勉強の合間など、「気分を変えたい」タイミングにうれしい、ほろ苦さと甘さのバランスが楽しめる味わい。 - 満たされたいキモチ チョコレート 390円(税込)
甘いものがしっかり食べたいときに選びたい、チョコレートクリームを使った満足感のあるフレーバーです。 - ちょっぴり贅沢したいキモチ ピスタチオ 440円(税込)
ナッツの王様と呼ばれるピスタチオを用いた、リッチな味わい。自分へのご褒美や特別な日のデザートにも向いています。 - やわらぎたいキモチ つぶあんホイップ 390円(税込)
和の要素を取り入れたフレーバーで、あんことミルククリームの組み合わせが楽しめる一品です。 - 癒されたいキモチ カスタード・ブリュレ 370円(税込)
カスタードのやさしい甘さに、ブリュレ風の香ばしさをプラスしたスイーツ感の強いフレーバー。ちょっと疲れたときにうれしい味です。
このように、「今の自分の気持ち」に合わせて選べるのがミルクノキモチの楽しいところ。「今日はがんばったからピスタチオにしよう」「すこし落ち着きたいからアールグレイにしよう」など、選ぶ時間も含めて楽しめる工夫がされています。
店舗概要とアクセス
ミルクノキモチ 大丸京都店の基本情報は次の通りです。
- 店名:ミルクノキモチ 大丸京都店
- 所在地:京都府京都市下京区四条通高倉西入立売西町79 大丸京都店 地下1階 食料品フロア
- オープン日:2025年12月5日(金)
- 営業時間:10:00~20:00(大丸京都店の営業時間に準じる)
- 定休日:大丸京都店に準じる(1月1日・2日の休業など)
- 電話番号:075-746-6256
四条通に面した大丸京都店は、地下鉄烏丸線・阪急電鉄などからのアクセスも良好で、京都の中心街での買い物ついでに立ち寄りやすい立地です。また、デパ地下のほかのスイーツや惣菜と一緒に買い回りができる点も、百貨店ならではの魅力といえます。
話題のスイーツブランド「しろいし洋菓子店」と「caica」が期間限定で初登場
大丸京都店では、生ドーナツだけでなく、話題のスイーツブランド「しろいし洋菓子店」と「caica(カイカ)」も、期間限定ショップとして初登場しています。
いずれのブランドも、全国的にファンを増やしている注目のスイーツブランドで、「どこで買えるの?」と気になっていた人も多い存在です。今回の大丸京都店での期間限定出店は、京都エリアのスイーツファンにとって、実際に手に取って味わえる貴重な機会となります。
具体的な販売期間やラインナップは、大丸京都店の催事情報や各ブランドの公式発信で随時案内される形ですが、「ここでしか買えない」「今だけ」という特別感のある展開で、地下食品フロアをさらににぎやかにしています。
大丸京都店に同時オープンするグルメ専門店との相乗効果
2025年12月5日(金)には、ミルクノキモチのオープンと同時に、カレーパン専門店「ガラムとマサラ」も大丸京都店に新規出店しています。スパイスのきいたカレーパンと、とろけるミルクの生ドーナツという、一見対照的なグルメの組み合わせですが、食事とデザートを一度に楽しめる組み合わせとしても注目されています。
また、先述の「しろいし洋菓子店」「caica」といったスイーツブランドの期間限定出店も加わり、大丸京都店の地下食品フロアは、これまで以上に「スイーツとパンの楽しいテーマパーク」のような雰囲気になりつつあります。
京都・大丸で楽しむ「ご褒美スイーツ」の新定番に
中部地方発のスーパー関連会社による新ブランドミルクノキモチの第1号店オープン、話題のしろいし洋菓子店とcaicaの期間限定初登場、そして同日オープンのカレーパン専門店まで――。
こうした動きは、京都・四条という伝統と観光の街に、新しいスイーツ文化がさらに根づき始めていることを感じさせます。特に、
- 自分へのちょっとしたご褒美
- 友人・家族への手土産
- 旅行や出張の帰りに買って帰るおみやげ
といったニーズに合わせて選べる選択肢が、一気に広がったといえるでしょう。
「ミルクノキモチ」の生ドーナツは、ミルクや小麦、素材のおいしさを素直に楽しめるやさしい味わいで、幅広い世代に受け入れられやすいスイーツです。京都の街歩きの途中に立ち寄って、その日の「キモチ」に合わせた一個を選んでみてはいかがでしょうか。



