松任谷正隆がトヨタとホンダのSUVスポーツモデルを乗り比べ「カーグラフィックTV」で放送
音楽プロデューサーとして知られる松任谷正隆が、BS朝日の自動車番組「カーグラフィックTV」で、トヨタとホンダの最新SUVスポーツモデルを試乗し、その走りの特性を評価する企画が放送されました。ホンダ「ヴェゼルRS」とトヨタ「カローラクロスGRスポーツ」という2台の個性的なモデルが登場し、それぞれのメーカーの思想の違いが浮き彫りになります。
SUV市場で求められる「スポーツ性」とは
現在、自動車市場ではエンジン車とBEV(電動車)を問わず、SUVが世界のスタンダードとなっています。このような状況の中で、各自動車メーカーは単なる基本性能だけでなく、他社との差別化を図るための個性ある設計が求められるようになりました。
デザインやパワーユニットといった基本的な要素はもちろんのこと、特に重視されているのが走りが愉しめるスポーツグレードの存在です。SUVという車種が市場の中心となった今、消費者はただ移動手段としてのSUVだけでなく、ドライビングプレジャーを感じられるモデルを求めています。
日本メーカーが持つスポーツブランドの強み
日本の自動車メーカーは、モータースポーツを通じて世界に浸透させたスポーツブランドを複数保有しています。トヨタのGR(ガズーレーシング)、日産のニスモ、スバルのSTI、三菱のラリーアート、そして近年ホンダが発表したHRC(ホンダ レーシング コルポレーション)など、各社が世界規模でレース活動を通じて培ったノウハウを市販車に反映させています。
しかし、SUVという背の高い車体のスタンスを考慮すると、従来のコンパクトハッチバックに用意されるような究極のパフォーマンスを追求するわけではありません。代わりに、普段使いも含めたバランスの良さが期待されるのです。
スパルタンではなく「気持ちよく走る」ことを重視
今回の番組で取り上げられた2台は、それぞれホンダの「ヴェゼルRS」とトヨタの「カローラクロスGRスポーツ」です。注目すべき点は、最上位のスポーツグレードではなく、中程度のスポーツグレードを選択しているということです。
ホンダは「タイプR」ではなく「RS」を、トヨタは「GRスポーツ」である「GR」の下位グレードを選んでいます。つまり、いずれもスパルタンで過激なパフォーマンスを追求したモデルではなく、気持ちよく走ることに注力した仕立てが本来の目的となっています。
ホンダとトヨタの「さじ加減」の違い
松任谷正隆は、この2台を試乗することで、ホンダとトヨタがそれぞれどのような「さじ加減」でスポーツグレードを設定しているのかを確認していきます。
ホンダの「ヴェゼルRS」は、ホンダが持つスポーツの伝統と、日常性の両立を目指したモデルです。一方、トヨタの「カローラクロスGRスポーツ」は、GRブランドのスポーツフィロソフィーを保ちながらも、SUVとしての実用性を損なわないバランスを狙ったものです。
同じSUVのスポーツグレードであっても、メーカーの哲学や開発思想の違いが如実に表れます。松任谷正隆の試乗評価を通じて、視聴者はこうした微妙な違いを理解することができるのです。
SUV時代における選択肢の多様性
SUVがスタンダードとなった現在、消費者には様々な選択肢が用意されています。ただし、スポーツグレードという限定的なカテゴリーを見ても、メーカーごとに異なるアプローチが存在しており、自分のニーズや好みに合わせて選択することが重要です。
松任谷正隆が試乗した「ヴェゼルRS」と「カローラクロスGRスポーツ」という2台は、走りを愉しむための選択肢として、異なる価値観を代表しています。SUVでありながらもスポーツ性を求めるユーザーにとって、これらのモデルはいずれも有力な選択肢となり得るのです。
番組の視聴のポイント
本企画は、単なる車の性能比較に終わりません。松任谷正隆というミュージシャンとしてのセンス、そして自動車評論家としての知見が融合した独特の視点で、これらのモデルが評価されることになります。
視聴者は、プロの試乗評価を通じて、自分たちが何を優先すべきか、どのモデルが自分たちのライフスタイルに合致しているかを考える上での参考情報を得ることができるでしょう。BS朝日の「カーグラフィックTV」は、自動車愛好家だけでなく、SUVの購入を検討している幅広い層に有益な情報を提供する番組として期待されています。



