「X」(旧Twitter)で大規模な障害が発生、タイムラインが表示されず数万人のユーザーに影響
2026年1月16日深夜から17日未明にかけて、イーロン・マスク氏が運営するSNS「X」(旧Twitter)で大規模な障害が発生しました。ユーザーがタイムラインを閲覧できないという深刻な不具合により、世界中の利用者が困惑する事態となっています。
障害の詳細と発生時間
複数の報道によると、障害は1月16日の23時30分ごろから発生し、17日0時50分時点でも多くの機能が正常に稼働していない状況が続いていました。ユーザーたちがX上で報告している内容によれば、以下のような問題が確認されています。
- タイムラインが読み込めず、他のユーザーの投稿が表示されない
- Xのロゴが表示されたまま画面が停止する現象が発生
- 投稿の取得時に「ポスト取得できません」というエラーメッセージが表示される
- 「いいね」などの機能が正常に動作しない
特に深刻だったのはコンテンツ配信プラットフォーム「Cloudflare」のエラー画面が表示されるという報告で、「接続がタイムアウトした」というメッセージが多数のユーザーに通知されていました。
有料サービスにも影響
障害の影響は、通常のXユーザーだけに留まりませんでした。Xの有料ユーザー向けサービスである「X Pro」(旧TweetDeck)でも同様の問題が発生していました。このサービスを利用しているパワーユーザーやメディア関係者からも、サービスが利用できないという報告が相次いでいます。
また、AI機能の「Grok」についても障害が報告されており、AIエージェント関連のサービスも影響を受けていました。
ユーザーの困惑と代替サービスでの反応
Xでサービスが利用できなくなったユーザーたちは、競合する類似サービス「Threads」に流れる傾向が見られました。Threads上では、Xの不具合を訴える声が相次ぎ、一時的にこちらのサービスへのアクセスが増加したことが確認されています。
SNS上では、ユーザーが相次いで障害について報告を行い、情報の不足からくる不安が広がっていました。一部のユーザーはページを再度読み込むことで一時的にアクセスできた場合もあるようですが、基本的にはサービスが正常に稼働していない状況が続いていました。
回復の兆し
幸いなことに、17日1時8分時点では障害が徐々に回復傾向を示し始めました。以下のような回復の兆候が確認されています。
- 投稿が可能になり始めた
- 「『いま』を見つけよう」機能が表示されるようになった
- 通知ドットが表示されるようになった
- ユーザーのプロフィールページから個別の投稿は表示されるようになった
ただし、17日1時の段階ではまだ完全に回復していない機能も存在していました。Downdetectorというサービス障害を追跡するウェブサイトでも、1月16日の23時30分ごろから障害が報告されており、その後徐々に落ち着いていく傾向が確認されていました。
配信への影響
このXの大規模障害は、プラットフォーム上で配信活動を行っていたクリエイターやメディアにも影響を与えています。Xはリアルタイムの情報発信やライブ配信の場として重要な役割を担っており、こうした障害はビジネスへの直接的な影響となる可能性があります。
今後への注視
X側からの公式な障害説明やユーザーへのアナウンスは、現時点で十分に提供されていない状況にあります。ユーザーたちは、サービスの完全な復旧を待ちながら、今後の情報更新に注視しています。このような大規模障害は、SNSプラットフォームの安定性がいかに重要かを改めて浮き彫りにしています。
Xの運営チームが問題の原因を特定し、完全な回復に向けて対応を続けることが期待されています。



