麒麟・川島明も驚いた「犯罪者がもっとも嫌がる家」とは?最新防犯対策をやさしく解説

近年、特殊詐欺や空き巣・侵入盗といった犯罪が増え続けており、「自分の家は大丈夫だろうか」と不安に感じている方は少なくありません。こうしたなか、ラジオ番組「川島明 そもそもの話」で、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんが、最新の防犯機器を実際に体験し、その高い防犯効果に驚いたとして話題になっています。

番組に登場したのは、パナソニックの担当者とともに紹介された、「犯罪者がもっとも嫌がる家」づくりに役立つ最新の防犯対策。電話機の迷惑防止機能から超広角のドアホン、さらには屋外用防犯カメラまで、日常の暮らしに取り入れやすい工夫がいっぱいです。

この記事では、その内容をもとに、最新の防犯アイテムがなぜ犯罪抑止に効果的なのかを、わかりやすくやさしい口調で解説していきます。

「犯罪者が嫌がる家」とはどんな家?

番組でキーワードになっていたのが、「犯罪者がもっとも嫌がる家」という考え方です。

  • 防犯意識が高いことが、外から見てもわかる家
  • 証拠が残りやすく、「ここを狙うと危ない」と思わせる家
  • 留守・在宅の様子が犯罪者に悟られにくい家

パナソニックの担当者は、「この家は防犯意識が高いな」と思わせること自体が、犯人に狙われにくくなる重要なポイントだと説明しています。実際に川島さんも、「正直、狙われにくくなる」とうなずきながらコメントしていました。

では、その「嫌がられる家」をつくるための具体的な対策を、順番に見ていきましょう。

特殊詐欺から家族を守る「迷惑防止機能付き電話」

「この通話は録音されます」が犯罪者に効く理由

まず紹介されたのが、特殊詐欺対策として注目されている、電話機の「迷惑防止機能」です。

この機能がオンになっていると、電話が鳴る前に、自動で次のような警告メッセージを相手に流します。

「この通話は迷惑電話防止のため録音されます」

この一言が、詐欺をたくらむ相手にとっては大きなプレッシャーになります。川島さんも「怪しくない人からしたら『どうぞどうぞ』って感じですからね。怪しい人は切っちゃうと」と納得していました。

自動録音で「証拠」が残る安心感

迷惑防止機能付き電話には、通話が始まると自動で録音を開始する仕組みもあります。

  • 着信中に注意喚起のメッセージが流れる
  • 通話がつながると、自動で録音がスタート
  • 万が一トラブルになっても、証拠として残せる

録音されるとわかっているだけで、犯人側にとっては大きなリスクです。パナソニックの担当者も、「警告だけでない、しっかりとした証拠保全ができる点が大きな安心感につながる」と説明しています。

このように、電話の段階で「防犯意識の高さ」を見せておくことが、そもそも詐欺のターゲットから外してもらうための有効な一手となります。

「ほぼ真横まで映る」最新ドアホンの驚きの機能

なぜ犯罪者はインターホンを押すのか

次に番組で紹介されたのが、最新型のテレビドアホンです。侵入盗などは、在宅かどうかを確認するために、宅配業者などを装ってインターホンを押すケースが多いといわれています。

しかし、従来型のカメラでは正面しか映らず、壁際などに死角ができるため、その影に共犯者が隠れるといった手口も指摘されています。そこで活躍するのが、超広角カメラを搭載したドアホンです。

視野角170度!「ほぼ真横まで映る」超広角レンズ

スタジオにはパナソニックの最新ドアホンが用意され、そのモニター映像を見た川島さんは、思わず驚きの声を上げました。

「これ、すごいですね! モニターを見ると、正面だけでなく、ドアホンのほぼ真横まで『どうなっているの?』っていうくらい映っていますけど」

このドアホンは、なんと視野角170度にもおよぶ超広角カメラを搭載。従来、犯人が身を潜めやすかった壁際などの死角を大幅に減らすよう設計されています。

  • 玄関前の左右までしっかり映る
  • 黒い服などで身元を隠した共犯者も映しやすい
  • 犯人が複数人いても、「正面の1人しか映っていない」と思わせつつ、実は全員を記録できる

川島さんも、「(例えば犯罪者が)3人で来ても、正面の1人しか映ってないように見せかけて(全員しっかり映っているわけだ)」と感心していました。

録画機能で「顔がはっきり映る」ことが最大の抑止力

パナソニックの担当者は、「顔が見られることが嫌な犯罪者にとって、左右・奥行きがはっきりと映り、録画機能も搭載されているこの広角レンズは『すごく嫌な機能』になっている」と語っています。

つまり、

  • 顔がはっきり映る
  • その映像が録画されて残る

この2点が、「この家はやめておこう」と思わせる大きな抑止力になるのです。

スマホと連携して「外出先から在宅のように応対」

留守がバレないスマートフォン連携

さらに最新機種のドアホンには、スマートフォンとの連携機能も備わっています。

パナソニックの担当者は、「外出先でもスマホで自宅の状況を確認すれば、人が来ている・来ていないがわかります。応対も『あの、どちら様ですか?』などの応対もできます」と紹介しました。これを聞いた川島さんは、「スマホで!? これはすごい」と素直に驚いていました。

この機能が優れている点は、

  • 外出先からでも、訪問者の顔をスマホで確認できる
  • スマホ越しに、あたかも自宅にいるかのように会話できる
  • 犯罪者に「留守だ」と悟らせにくくなる

というところです。家にいないときでも「在宅しているように見せる」ことができるので、防犯効果は大きく高まります。

離れて暮らす家族を見守るツールとしても

川島さんは、「本人たち(高齢の両親)は『大丈夫!』と言っても、(離れて暮らす)子どもとしては安心できないところもありますからね。両親へのプレゼントなどにもいいですね」とコメントしました。

このように、スマホ連携のドアホンは、防犯対策であると同時に、

  • 実家の様子をさりげなく見守る
  • ご両親が不審な訪問者に応対していないか確認する

といった、「見守り」のツールとしても活用できます。

屋外用防犯カメラで「声」と「光」による威嚇も可能

パナソニックの屋外カメラはモニター付きで設定も簡単

今回話題になっているパナソニックの防犯機器のなかには、屋外用の防犯カメラも含まれています。家庭用として導入しやすいモデルでは、モニター付きで設定が簡単なことが大きな特長です。

  • 専用モニターで映像をチェックできる
  • 初期設定や操作がシンプルで、機械が苦手な人でも扱いやすい
  • 玄関先や駐車場、勝手口など、気になる場所を撮影可能

設置ハードルが低いことで、「本格的な防犯カメラは難しそう」と感じていたご家庭でも、気軽に導入しやすい環境が整ってきています。

光と音声で「その場で威嚇」できる一歩進んだ防犯

さらに注目されているのが、光と声掛けで不審者を威嚇できる機能です。

  • 不審な動きを検知すると、ライトを点灯して注意を引く
  • スピーカーを通じて、「そこは立ち入り禁止です」などと声で警告できる
  • 状況を映像で残しつつ、その場で行動を抑止できる

「録画してあとから確認する」だけでなく、「その瞬間に行動をやめさせる」という点で、従来より一歩進んだ防犯対策といえます。

こうした機能によって、「証拠を残す防犯」から「犯罪そのものを起こさせない防犯」へと発想が変わりつつあります。

「犯罪者がもっとも嫌がる家」に近づくためのポイント

防犯意識の高さを「見せる」ことが最大の対策

ここまで見てきたように、今回のニュースで紹介されたパナソニックの最新防犯機器は、いずれも「防犯意識が高い家」と思わせることを目的としています。

  • 電話で「この通話は録音されます」と警告する
  • 玄関のドアホンで顔をくっきり・広範囲に映し、録画もする
  • スマホ連携で留守を悟らせずに対応する
  • 屋外カメラで光と声による威嚇を行う

どれも共通しているのは、「この家を狙うと危ない」「証拠が残ってしまう」と犯人に思わせることです。川島さんが番組で「正直、狙われにくくなる」と語ったように、防犯の第一歩は、犯人に「ここはやめておこう」と感じさせる環境をつくることだといえるでしょう。

高齢の家族や一人暮らし世帯にもおすすめ

今回紹介された機能は、

  • 高齢のご両親が一人暮らしをしている家
  • 共働きで日中留守が多い家庭
  • 一人暮らしの学生や社会人の部屋

など、さまざまなライフスタイルにフィットします。

とくに、

  • 迷惑防止機能付き電話 → 特殊詐欺対策に有効
  • スマホ連携ドアホン → 離れて暮らす家族の「見守り」にも活用できる

といった点は、親世代・子世代のどちらにとっても大きな安心材料になるでしょう。

まとめ:身近な機器のアップデートで「嫌がられる家」に

特殊詐欺や侵入盗が社会問題となるなか、麒麟・川島明さんが体験したパナソニックの最新防犯機器は、「犯罪者がもっとも嫌がる家」づくりを身近なものにしてくれる存在です。

電話、ドアホン、防犯カメラといった、もともと家にある設備を最新機種にアップデートするだけで、

  • 犯人に「この家は危ない」と思わせる
  • 証拠をしっかり残して安心感を高める
  • 離れて暮らす家族の見守りにも役立てる

といった効果が期待できます。

ご実家への帰省や引っ越し、リフォームのタイミングなどに、一度ご家庭の防犯環境を見直し、「防犯意識の高さが伝わる家」を目指してみてはいかがでしょうか。

参考元