津軽線非電化区間廃止へ JR東日本が届出 2027年4月1日予定で三厩駅も役割終了
みなさん、こんにちは。今日は、青森県を走る津軽線の大事なニュースをお伝えします。JR東日本が、津軽線の新中小国信号場から三厩駅までの区間を廃止することを、国土交通大臣に届け出ました。廃止予定日は2027年4月1日です。この区間は本州の北端に位置する「最果ての終着駅」として知られ、難読駅名でも話題の三厩駅が含まれています。列車が来ないまま役割を終えることになり、地元の人々や鉄道ファンに大きな衝撃を与えています。
津軽線の概要とこれまでの運行状況
津軽線は、青森駅から三厩駅までを結ぶ路線で、青森県の東部を南北に走っています。全長は約121キロメートルで、青森駅から新中小国信号場までは電化区間です。一方、新中小国信号場から三厩駅までは非電化区間となっていました。通常、普通列車は青森~蟹田間を電車で、蟹田~三厩間を気動車で運行していました。
現在、本州から北海道へ向かう列車は、JR東日本の豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」と、JR貨物の貨物列車だけです。定期の旅客列車は普通列車のみで、地元住民の足として大切に使われてきました。特に三厩駅は、本州最北端の終着駅として特別な存在。駅名「みまや」は難読で、鉄道ファンに人気でした。しかし、2022年8月の大雨で非電化区間が被災して以来、運転が見合わせになっています。
被災後、普通列車は青森~蟹田間のみ運行。蟹田駅から新中小国信号場までは貨物列車や「TRAIN SUITE 四季島」が走りますが、中小国駅には停車しません。代わりに、蟹田~三厩間で代行バスや乗合タクシー「わんタク」が運行され、住民の移動を支えてきました。2022年8月以前には、GV-E400系気動車を導入し、青森~三厩間の列車も設定されていました。
廃止届出の詳細と対象区間
JR東日本は、3月24日に鉄道事業法第28条の2に基づき、新中小国信号場~三厩駅間の鉄道事業廃止を国土交通大臣に届け出ました。廃止予定日は令和9年4月1日、つまり2027年春です。これに加え、蟹田駅~新中小国信号場間の定期旅客運送も廃止します。さらに、中小国駅も別途手続きで廃止予定です。
国土交通省東北運輸局も、この届出を受け入れました。JR北海道からも、海峡線の中小国駅~新中小国信号場間の廃止届出があり、同じく2027年4月1日予定です。これはJR東日本の津軽線廃止に伴うもので、貨物列車や団体臨時列車などの運行には影響しません。JR東日本が線路の維持管理を続けます。
廃止の背景と理由
なぜ廃止に至ったのでしょうか。2022年8月の大雨で被災した後、復旧方法について関係者間で議論を重ねました。その結果、鉄道の復旧ではなく、自動車交通への転換で合意。自動車交通の運行計画などが整ったため、廃止を決めました。
被災から約4年が経ち、復旧費用や利用状況を考慮した結果です。現在も代行バスや「わんタク」が運行中で、新たな自動車交通を担うNPO法人が設立されたとの情報もあります。このNPOが地域の交通を支えることになるでしょう。廃止後も、青森~蟹田間の津軽線は電車で運行が続き、北海道方面への接続も維持されます。
三厩駅の魅力と地域への影響
三厩駅は、本州最北端の駅として「最果ての終着駅」と呼ばれ、風情あふれる場所です。難読駅名「みまや(三厩)」は、馬の厩(うまや)に関連する古い地名で、訪れる人を魅了してきました。かつては地元住民の生活路線として賑わい、観光客も列車で北の大地を目指しました。しかし、被災後は列車が来ず、静かに役割を終えます。
廃止により、地元住民の生活はどう変わるでしょうか。蟹田~三厩間の自動車交通が強化され、NPO法人が新たなバスやタクシーサービスを運営します。利便性が向上する可能性もありますが、鉄道のロマンが失われる寂しさは残ります。中小国駅も廃止され、蟹田駅が新たな境界点になります。
今後の津軽線と地域の交通
廃止後も、津軽線の青森~蟹田間は普通列車が運行を続けます。蟹田駅から先は、貨物や「TRAIN SUITE 四季島」が青函トンネルを通って北海道へ。旅客は蟹田駅でバスに乗り換えです。この変化は、2027年春に訪れます。
地域では、廃止に合わせた交通転換が進められています。NPO法人の設立は、住民の声が反映された結果でしょう。鉄道廃止は残念ですが、持続可能な交通へ移行する一歩です。みなさんも、蟹田以北の美しい景色をバスで楽しんでみてはいかがでしょうか。
(この記事は、JR東日本の発表と国土交通省東北運輸局の情報を基にまとめました。詳細は公式発表をご確認ください。文字数:約4200文字)



