JFAと電通が基本合意!2027年から2030年のサッカー日本代表放送権契約が決定

日本サッカー協会(JFA)は2026年3月24日、株式会社電通と「サッカー日本代表放送権(2027~2030)」契約を締結することで基本合意したことを発表しました。この契約により、今後4年間にわたってサッカー日本代表のすべての試合がより多くのファンに届けられることになります。

契約の概要と対象チーム

契約期間は2027年1月1日から2030年12月31日までの4年間となります。電通は、JFAが権利を有する日本代表戦の放送・配信業務をサポートします。

対象となるチームは、以下のようにJFAが権利を有するすべてのカテゴリーです:

  • SAMURAI BLUE(サッカー日本男子代表)
  • なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)
  • U-23日本代表
  • フットサル日本代表
  • ビーチサッカー日本代表

つまり、日本代表のあらゆるカテゴリーの試合が対象となり、より幅広い視聴機会が提供されることになります。

地上波放送とOTTの連携による多様な視聴機会

今回の契約更新の大きな特徴は、地上波放送とOTT(Over-The-Top)各社との連携です。JFAは「SAMURAI BLUE(日本代表)、なでしこジャパン(日本女子代表)、U-23日本代表戦について、地上波放送およびOTT各社との連携により、多様な視聴機会の提供を推進します」とコメントしています。

特に注目すべきは、U-23日本代表の国内開催試合は地上波放送を実現するという点です。これにより、より多くの国民がサッカー日本代表の試合を身近に楽しむことができるようになります。

電通による四半世紀のサポート継続

電通は四半世紀にわたってJFAと放送権(放送・配信を含む総合的なメディアライツ)の契約を締結しており、今回の更新で「JFAが権利を有するサッカー日本代表戦の国内外における全試合の放送権を取得する」とコメントしています。長年の実績と信頼関係に基づいた、今回の契約継続となっています。

なでしこジャパンの充実した放送体制へ

今回の契約は、特に女性サッカーの放送充実に向けた大きな一歩となります。2026年2月に開催されたAFC女子アジアカップ オーストラリア2026では、なでしこジャパンが優勝したにもかかわらず地上波放送がなかったことが話題になっていました。電通は「熱戦も最適な放送・配信形態で全国の多くのファンに届けていく」とコメントしており、今後はなでしこジャパンの試合もより広く視聴できるようになると期待されます。

フットサルやビーチサッカーの振興にも貢献

電通は、フットサルやビーチサッカーの振興も支援し、放送各局やOTT各社との新たな事業創出にも取り組んでいく予定です。これにより、マイナースポーツとも言えるフットサルやビーチサッカーの認知度向上にもつながるでしょう。

JFAの安定した放送・配信環境への取り組み

JFAは「これまでも、日本代表戦を通じて多くの皆様にサッカーの魅力や感動を届けることを目指し、安定した放送・配信環境の整備に取り組んできた」とコメントしています。今回の契約更新を通じて、JFAはより多くのファン・サポーターが日本代表戦を楽しめる環境の充実に努めるとしており、日本サッカーのさらなる発展へつなげていく方針です。

今後の展望

2027年1月から始まる新しい放送体制により、サッカー日本代表のすべての試合がこれまで以上に多くの国民に届けられることになります。地上波放送とOTT配信の組み合わせにより、どこにいても、どのデバイスからでも試合を楽しめる環境が整備されます。

特にU-23日本代表の国内開催試合が地上波放送されることは、若い世代の選手たちの活躍を国民全体で応援できるようになることを意味しており、日本サッカーの未来への投資とも言えるでしょう。

今回の電通との基本合意は、サッカー日本代表がこれまで以上に国民に身近な存在となるための大切な契約となります。2027年からの新体制で、日本代表の試合がどのように放送・配信されるのか、ファンの期待が高まります。

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