ジェットスターが国内18路線で「スーパースターセール」開催 往復予約で復路2,490円〜、会員は2,190円〜のおトクなチャンス
格安航空会社のジェットスター・ジャパンが、国内線を対象とした大規模な割引企画「スーパースターセール」を開始しました。今回のセールでは、国内18路線の往復予約を条件に、復路が2,490円(税込)〜という非常にお得な運賃で販売されます。また、有料会員サービスであるClub Jetstar会員なら、復路が2,190円〜と、さらに300円引きで利用できます。
セールの販売期間は2025年12月11日12時から12月15日16時59分までと予告されており、対象となる搭乗期間は2026年1月上旬から6月ごろまで(一部路線や日程で異なる設定)です。 春休みや初夏の旅行を、早めにお得価格で押さえたい人にとって、絶好のタイミングと言える内容になっています。
セールの基本概要
まずは、今回話題になっている「スーパースターセール」の主なポイントを整理してみましょう。
- セール名称:Super Star Sale(スーパースターセール)
- 販売期間:2025年12月11日(木)12:00 ~ 12月15日(月)16:59
- 対象路線:国内線 18路線以上
- 対象運賃クラス:エコノミークラス「Starter」の片道運賃
- 基本条件:往復予約が必須(復路特別運賃の適用には往復での予約が必要)
- 往路運賃:片道3,710円〜(通常セール運賃)
- 復路運賃(一般):片道2,490円〜(往復予約時・座席数、曜日限定)
- 復路運賃(Club Jetstar会員):片道2,190円〜(一般価格から300円引き)
- 搭乗期間:2026年1月6日〜6月30日頃(路線・片道/往復・往路/復路で若干異なる)
- 注意点:支払手数料・空港使用料・受託手荷物料金などは別途必要
特に目を引くのは、「往復予約で復路が2,490円〜」「Club Jetstar会員なら2,190円〜」という価格設定です。 一般的な国内線の正規料金と比べると、大幅な割引となっており、LCCならではの攻めた価格といえます。
どんな路線が対象? 主要都市を結ぶ18路線以上
今回のスーパースターセールは、東京(成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)などの主要空港を発着する人気路線を含む、国内18路線以上が対象です。
詳細な路線ごとの最低運賃は公式サイトなどに一覧で掲載されていますが、外部メディアの報道などでは、たとえば以下のような価格帯が紹介されています。
- 関西発着
・札幌(新千歳)行き:片道5,120円〜
・東京(成田)行き:片道3,710円〜
・沖縄(那覇)行き:片道4,930円〜 - 新千歳発着
・福岡行き:片道5,690円〜 - 名古屋(中部)発着
・福岡行き:片道4,830円〜
・沖縄(那覇)行き:片道4,740円〜
これらは片道の通常セール運賃で、ここに「往復予約」という条件を満たすことで、復路部分に2,490円〜の特別運賃が適用される形になります。
旅行の組み方としては、行きは好きな曜日・時間帯を選びつつ、帰りは条件に合う便を上手に選ぶことで、総額をかなり抑えることができます。曜日や便が限定されるケースもあるため、予約画面で日付を動かしながら、もっとも安い組み合わせを探してみるのがおすすめです。
往復予約が条件になる理由と注意点
今回のスーパースターセールで特徴的なのは、「復路の割引適用には往復予約が必須」という点です。
通常のセールでは、片道ごとに好きな区間・日程を選べることも多いですが、今回のキャンペーンではあくまで往復で1つの旅程として予約した場合にのみ、復路割引が適用されます。 片道だけをバラバラに購入した場合は、この特別価格にはなりません。
そのため、例えば「行きは他社便、帰りだけジェットスター」などといった利用スタイルでは、復路2,490円〜の恩恵を受けることができない点には注意が必要です。
また、セール運賃には下記のような注意点があります。
- 座席数限定:各便ごとの販売座席数には限りがあり、人気の便や日付から先に売り切れる可能性があります。
- 曜日・便限定:最安値の2,490円〜(会員2,190円〜)が適用されるのは、火・水・木曜など、特定の曜日や特定便に限られる場合があります。
- 別途かかる費用:支払手数料、空港使用料、受託手荷物料金、座席指定料金などは運賃に含まれておらず、必要に応じて追加料金が発生します。
- 変更・キャンセル制限:LCCのセール運賃は、変更手数料が高めだったり、キャンセル時の払戻しが制限されていたりする場合があります。
とてもお得な一方で、柔軟な日程変更にはあまり向いていません。日程がある程度固定できる人、または「この日程で行く」と決めてしまえる人に最も向いたセールだといえるでしょう。
Club Jetstar会員ならさらに300円引き
今回のセールで見逃せないポイントが、ジェットスターの有料会員制度であるClub Jetstarの存在です。
Club Jetstar会員としてログインしたうえで予約を行うと、セール運賃からさらに300円引きが適用され、復路が2,190円〜となります。
つまり、同じ便・同じ日程であっても、会員と一般で運賃に差が生じます。頻繁にジェットスターを利用する人、今後もLCCを活用して旅行や出張を増やしていきたい人にとっては、長期的に見ると会員費を上回るメリットを得られるケースもあります。
今回は話題性の高いセールとなっているため、「これをきっかけにClub Jetstarに入会しようか」と考える人も増えそうです。
搭乗期間は2026年1月〜6月 春休み・ゴールデンウィーク前後にもチャンス
スーパースターセールの対象となる搭乗期間は、報道や各種サイトによると、2026年1月6日〜6月30日ごろまでとされています(路線や片道/往復で細かな違いあり)。
復路割引の対象となる期間については、2026年1月20日〜6月25日として紹介しているメディアもあり、詳細はジェットスター公式ページで確認する必要があります。 いずれにせよ、冬の終わりから初夏にかけての旅行を、かなり早めに予約できる形です。
この時期には、次のようなイベントや需要が見込まれます。
- 1月〜2月:冬の北海道旅行や温泉旅行、スキー・スノーボード需要
- 3月:春休みシーズンの家族旅行・卒業旅行
- 4月〜5月:新生活後のリフレッシュ旅行や、ゴールデンウィーク前後の需要
- 6月:梅雨時期を避けての沖縄・離島旅行、オフシーズンの安い時期を狙う旅
とくに、春休みや連休の前後は、航空券の通常価格が高くなりがちなタイミングです。そのため、今回のようなセールを利用して早めにチケットを確保しておくことで、旅費を大幅に節約できる可能性があります。
LCCならではの注意点もあらためて確認
LCC(格安航空会社)のセールを上手に活用するには、あらかじめ追加料金の仕組みやサービス内容を把握しておくことが重要です。ジェットスターのセール運賃についても、各種サイトで次のような点が指摘されています。
- 受託手荷物は含まれない:もっとも安い「Starter」運賃には、預け入れ荷物は含まれていません。スーツケースを預ける場合は別途料金が必要です。
- 座席指定は有料:窓側や通路側、前方座席などを指定したい場合も、追加料金が発生します。
- 支払い方法による手数料:クレジットカードなどの支払いには、別途手数料がかかる場合があります。
- 変更・キャンセルの柔軟性:一般的に、LCCのセール運賃は変更・キャンセルに制限があります。急な予定変更の可能性がある場合は、規約をよく確認しておく必要があります。
その一方で、「荷物を最小限に抑え、座席指定もこだわらない」といったスタイルの旅行者にとっては、トータルコストを非常に安く抑えられるのがLCCの大きな魅力です。
今回のセールが注目されている理由
ジェットスターはこれまでも、さまざまな名称のセールを頻繁に行ってきましたが、今回の「スーパースターセール」が特に話題になっている背景には、いくつかの理由があります。
- 18路線以上というスケールの大きさ:対象路線が広く、主要都市を広くカバーしているため、多くの人にとって「自分ごと」として捉えやすい。
- 復路2,490円〜という分かりやすい訴求:「往復で予約すると帰りが安くなる」という構図は、消費者にとって理解しやすく、インパクトが強い。
- 会員価格の存在:一般2,490円〜に対し、会員は2,190円〜と、会員メリットが具体的な数字で示されているため、「会員になった方がおトク」と実感しやすい。
- 2026年上半期をカバーする長めの搭乗期間:冬〜春〜初夏まで、さまざまな旅行スタイルに対応できる。
これらの要素が組み合わさることで、単なる「値下げセール」という枠を越え、「この機会にどこかへ行こうかな」と多くの人の背中を押すキャンペーンとなっているようです。
予約時のポイントと上手な活用方法
最後に、このスーパースターセールを上手に活用するためのポイントを、やさしく整理しておきます。
- 1. まずは行きたい方面と時期をざっくり決める
「北海道で雪景色を楽しみたい」「沖縄でのんびりしたい」「関西や関東のテーマパークに行きたい」など、ざっくりした方向性と時期を決めておくと、日付選びがスムーズになります。 - 2. 往復セットで日付を動かしながら検索する
復路2,490円〜が適用されるのは、曜日・便限定の場合があります。カレンダー表示などを使って、もっとも安い日付の組み合わせを探してみましょう。 - 3. 追加費用も含めた総額を確認する
受託手荷物・座席指定・支払手数料などを加えた「支払い総額」で、他社便や別日程と比較するのがおすすめです。 - 4. 日程変更のリスクを考えて予約する
セール運賃は変更がしにくいケースが多いため、仕事や学校の予定が大きく動く可能性がないかを考えてから購入すると安心です。 - 5. Club Jetstarを検討してみる
今後もジェットスターを利用する予定があるなら、今回のセールを機に会員サービスへの加入を検討するのも一つの方法です。復路が2,190円〜になるなど、長期的なメリットも期待できます。
ジェットスターの今回の「スーパースターセール」は、国内旅行をぐっと身近にしてくれる内容になっています。条件や注意点をしっかり理解したうえで、賢く活用すれば、2026年の前半を充実した旅の思い出でいっぱいにできそうです。



