一風堂が届けるラーメンの笑顔──福岡・苅田町と熊本で「ラーメントラック」プロジェクトを実施
人と人をつなぐラーメンの力――一風堂の挑戦
博多発祥の人気ラーメンチェーン「一風堂」が、2025年11月、福岡県苅田町や熊本県で話題の「ラーメントラック」プロジェクトを展開しました。このプロジェクトは、ラーメンを通して“地域と人の絆”を深めたいという思いから生まれたもので、地域の家族連れや子どもたちにラーメン300杯を無料で提供するなど、温かい企画が実施されました。
ラーメントラックプロジェクトとは？
「ラーメントラック」とは、一風堂の味をそのまま現地で提供する移動型ラーメンキッチンです。ラーメントラックには最新の調理設備を搭載し、通常は店舗でしか味わえないできたてのラーメンを、地域イベント会場や公共施設に直接届けることができます。この取り組みは、一風堂が地域貢献や子どもたちへの食育活動の一環として積極的に行っているものです。
福岡・苅田町での活動――300杯の無料ラーメンで家族を応援
- 2025年11月8日、苅田町の広場にて、一風堂ラーメントラックが出動しました。
- 会場には大勢の家族連れが訪れ、なんとラーメン300杯が無料で提供されました。
- イベント当日は、定番の「白丸元味」と「赤丸新味」の2種類が選べるメニュー展開。
- 「寒い季節にあたたかいラーメンを地域の人に味わってほしい」「日々忙しい家族の支えになりたい」という想いが込められていたとのことです。
無料配布ということもあり、長蛇の列ができる大盛況ぶり。子どもたちの「おいしい！」という声や保護者の笑顔が会場いっぱいに広がりました。
熊本でも子どもたちを笑顔に
苅田町だけでなく、熊本県でもラーメントラックプロジェクトが開催されました。こちらも地元の児童館や公園を中心に展開し、多くの子どもたちが一風堂の特製ラーメンを初体験するなど大好評だったといいます。
- ラーメントラックでは、子どもたちが安全・快適にラーメンを楽しめる工夫がなされていました。
- 食育ブースやラーメンに関するクイズコーナー、記念撮影スポットなども併設。
- 子どもたちのために特別に「減塩スープ」「小盛サイズ」も用意される細やかな心配りが光りました。
子どもたちからは「トラックから出てくるラーメンがすごくおいしい！」「初めてお店のラーメンが食べられてうれしい！」といった声が続々。一風堂のスタッフと子どもたちが直接会話を交わし、地域に温かな輪が広がっていきました。
社会への思いと地域連携の広がり
一風堂では、地域社会に根ざした社会貢献活動を大切にしています。たとえば、地域の特産品を使ったラーメンの開発、地元企業や自治体とのコラボレーション企画を通じて、地元ならではの食文化や魅力を発信しています。2025年には福岡銀行や他団体とも連携し、「地方創生プロジェクト」に積極的に関わっています。
また、子どもや若年層への食育活動にも力を入れており、地域イベントや学校行事、災害時の炊き出し支援など、多様な形でラーメンを通じた交流が生まれています。今回の「ラーメントラック」プロジェクトも、そうした活動の一環であることがわかります。
40周年を迎えた一風堂の歩みと、次代へのメッセージ
2025年、一風堂は創業40周年を迎えました。創業当時から掲げてきた「もっとおいしいラーメンを、もっと多くの人に届けたい」という思いは、今や日本全国のみならず海外にも届いています。長年ラーメン業界をリードしてきた一風堂が、これからも地域や家族、こどもたちの笑顔のために活動を続けていく姿勢は、多くの人の共感と期待を集めています。
- この40年で国内外に店舗網を拡大。
- 記念メニューや限定イベントを多数実施。
- コラボラーメンや新商品開発に積極的。
周年記念の限定ラーメン「高濃度BRIXラーメン」「U400」など、既成概念にとらわれない新しい味への挑戦が高く評価されています。
未来へ続く、一風堂の“ラーメンを通じた社会貢献”
一風堂は今後も、移動型ラーメントラックによる地域コミュニケーションや社会貢献活動を継続・拡大する意向を示しています。単なる「食の提供」にとどまらず、地域や子どもたちの成長、社会の活性化につながる取り組みこそが、一風堂が目指すラーメンの新たな価値です。
これからも、季節に応じた地域限定イベントや、各地での無料配布プロジェクト、地元企業や自治体とのパートナーシップなど、「みんなを笑顔にするラーメン」をキーワードに、さまざまな展開が期待されます。
参加者・スタッフからの声
- 子ども：「自分でトッピングを選べて楽しかった！」
- 保護者：「無料でおいしいラーメンを家族で味わえて思い出になりました」
- 地域スタッフ：「コロナ禍を経て、こういった地域密着のイベントの温かさを実感」
- 一風堂スタッフ：「これからも“ラーメンの力”で地域社会の笑顔を作り続けたい」
まとめ
一風堂の「ラーメントラック」プロジェクトは、今や単なるラーメンイベントを超え、地域を笑顔で結びつける心温まる社会活動になっています。今回の福岡・苅田町や熊本での開催をきっかけに、今後ますます多くの地域・世代へ、その“おいしい笑顔の輪”が広がっていくことでしょう。
一風堂が目指すのは、ラーメンを通じて「人と人」「地域と人」をつなぐこと。これからもその活動に期待が高まります。
