スウェーデン発祥の家具大手「イケア」が岡山県に初出店

スウェーデン発祥の家具大手「イケア」の日本法人であるイケア・ジャパン株式会社は、2025年12月2日、岡山県で初となる常設店「IKEA岡山」を2026年春に開業することを発表しました。これまで岡山県および周辺地域のお客様には、「IKEA神戸」やオンラインストアを利用していただいていましたが、待望の岡山県内での出店が実現することになります。今回の出店は、イケア・ジャパンの国内店舗としては17店舗目となり、中国・四国地方では2025年10月に広島県府中町に出店した「イオンモール広島府中」に次ぐ2店舗目となります。

アクセス抜群の立地にオープン予定

「IKEA岡山」は、JR岡山駅から徒歩約5分という好立地にある「イオンモール岡山」内に出店します。所在地は岡山市北区下石井1丁目2番1号で、岡山市の中心部に位置しており、買い物の利便性が高い場所です。イケア・ジャパンは、大型店舗、都心型店舗、商業施設内店舗をはじめ、IKEAオンラインストアやIKEAアプリ、カスタマーサポートセンター、商品受取りセンターなど、様々な顧客とのタッチポイントを広げており、オムニチャネル化を推進することで、より便利でシームレスなショッピング体験を提供しています。今回の岡山出店も、そうした戦略の一環として位置づけられています。

充実した品揃えで幅広い世代に対応

「IKEA岡山」では、約9,500点におよぶイケア商品の中から、デザイン・機能性・サステナビリティ・高品質を兼ね備えた手ごろな価格の商品を厳選して販売します。販売商品約9,500点のうち、約900点程度を店頭に並べることで、お客様が実際に手にとって買い物を楽しめる環境を整備しています。

提供される商品は、家具をはじめ、インテリア・生活雑貨、そして持ち帰り用食品など幅広いラインナップとなっており、あらゆる世代が楽しめるような品揃えが予定されています。家具から日用雑貨、食品まで、生活に必要なものをワンストップで購入できるのが、イケアの大きな特徴です。

中国・四国地方での重要な拠点に

今回の岡山県への出店は、中国・四国地方においてイケアの存在を一層強化するものとなります。イケア・ジャパンの発表によると、岡山県は「中国地方で重要な拠点」と位置づけられており、今後の事業展開における重要な役割を担うことが期待されています。

中国・四国地方では、2025年10月に広島県府中町のイオンモール広島府中に常設店が開店したばかりです。岡山県への出店により、この地域のお客様がより身近な場所でイケアの商品とサービスを利用できるようになります。これまで「IKEA神戸」まで足を運ぶか、オンラインストアで購入していた岡山県のお客様にとって、地域内での出店は大きな利便性向上につながることでしょう。

オムニチャネル戦略の一環として実施

イケア・ジャパンは、変化し続ける顧客のニーズに応えるため、常に最適な形態・方法でのビジネス展開を検討しています。「IKEA岡山」の出店は、このようなオムニチャネル戦略の実践例となります。

同社は国内で実店舗、オンラインストア、アプリ、カスタマーサポートセンター、商品受取りセンターなど、様々なタッチポイントを通じて顧客とのつながりを広げており、これらを包括的に連携させることで、より便利でシームレスなショッピング体験を提供しています。岡山での商業施設内への出店も、こうした戦略の一環であり、地域のお客様にとってアクセスしやすい場所での店舗展開を意図しています。

開業時期と今後の展開

「IKEA岡山」の開業時期は2026年春に予定されています。これまで岡山県では、「IKEA神戸」での購入やオンラインストアの利用が主流でしたが、待望の県内での出店により、より多くのお客様がイケアの商品を身近に感じられるようになります。

家具や生活雑貨選びが好きな方にとって、「IKEA岡山」の出店は見逃せないニュースとなっており、2026年春の開業に向けて注目が集まっています。イケア・ジャパンが今後、さらにどのような展開を進めていくのかについても、目が離せません。

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