ドムドムバーガー、台湾へ海外初進出!百貨店に記念すべき1号店が誕生

ドムドムバーガーとは?その歴史と特徴

ドムドムバーガーは、日本初のハンバーガーチェーンとして知られています。1970年に誕生し、長らく日本全国に店舗を展開してきました。独特なメニューと、どこか懐かしさを感じさせる店舗づくりが特徴で、幅広い年代から親しまれてきました。一時は店舗数の減少により「バーガー界の絶滅危惧種」とも呼ばれましたが、根強いファンの支持と、新しい挑戦を続ける企業姿勢で再び注目を集めています。

ついに海外進出!台湾・台北の百貨店に1号店がオープン

2025年10月1日、ドムドムバーガー海外第1号店が台湾・台北市のランドマーク商業施設、新光三越「台北信義新天地A11店」に堂々オープンしました。この出店は、ドムドムバーガーにとって大きな節目であり、55周年記念の年に新たな歴史を刻む出来事となりました。

  • 店舗名:ドムドムハンバーガー 台北新光三越店
  • 所在地:台北市信義区松壽路11号
  • 営業時間:日曜~木曜 11:00~21:30/金曜・土曜 11:00~22:00

営業時間やメニュー内容は、現地のニーズに合わせて一部日本国内店舗と異なる点もあるそうです。今後、台湾の方々にも親しみやすい商品展開が期待されています。

台湾企業とのフランチャイズ提携と今後の展望

今回のオープンにあたって、国内拠点であるドムドムフードサービス(神奈川県厚木市)は台湾企業とフランチャイズ契約を締結。台湾での運営は現地法人が担う形になります。ドムドムフードサービスの藤崎忍社長は「日本で人気のあるものをしっかりと販売していきたい。その上で人気が出そうなものがあれば、台湾オリジナルの商品も開発したい」と話し、地域に密着した展開も視野に入れています。

  • 現地との連携を強化し、台湾市場独自のメニュー開発も検討
  • 日本の「おいしさ」と「発想」を海外へ伝える架け橋を目指す

ドムドムバーガーならではの魅力とは

店舗数が減少する中でもドムドムバーガーが支持され続けた理由は、その独創的なメニューにあります。特に一部メニューでは「カニを丸ごと使う」など、他のハンバーガーチェーンにはないユニークな商品が評判を呼びました。台湾店でも、この個性豊かなメニューが好評を得ることを目指しています。

  • カニバーガー(カニ丸ごと使用)
  • 季節ごとに変わる限定メニュー
  • 日本人らしい細やかな味付け・サービス

今後は、台湾の食文化や消費者の好みにも合わせながら、新たなオリジナルメニューが誕生する可能性もあります。台湾の方々がどのようにドムドムバーガーを楽しむか、ますます注目が集まります。

55周年の節目に込められた想い

ドムドムバーガーは2025年に創業55周年を迎えました。この節目の年に、台湾へと初の海外進出を果たしたことは、創業以来のファンのみならず多くの関係者にとっても感慨深い出来事です。これまで様々な困難を乗り越えつつ、常に新しい挑戦を続けてきた同社の姿勢が、台湾での新たな出発につながりました。

現地の反応は?台湾でのドムドムバーガーの受け入れ

オープン初日、新光三越A11店には多くの来店客が訪れ、日本発祥のユニークなバーガーを体験しました。台湾市場には、既に多国籍のファーストフードチェーンが多数存在する中、新しい選択肢としてドムドムバーガーがどのように受け入れられるかが注目されています。日本食や日本文化への関心が高い台湾では、従来のメニューに加え、今後地域限定メニューが新たな人気商品となるかもしれません。

  • 日本ファンだけでなく、現地台湾の若者層にも幅広く訴求
  • SNSなどで話題になりやすい、写真映えするメニュー展開も期待

フランチャイズ契約による運営体制とメリット

台湾での運営は、ドムドムフードサービスとフランチャイズ契約を結んだ台湾企業が行います。フランチャイズ方式は、現地の商習慣や嗜好に対応しやすいことから、スムーズな市場適応や継続的な商品開発が可能となります。

  • 日本本社監修のもと、品質・サービスの維持
  • 台湾独自メニューの展開で現地化を促進
  • 現地企業との協業により、地元イベントなどにも積極参加の可能性

今後の店舗拡大とグローバル展開の期待

今回の台湾出店は、単なる「海外1号店」以上の意味を持ちます。ドムドムバーガーのブランド力を生かし、これからアジアをはじめとした海外展開も視野に入れた動きが加速するかもしれません。現地で得た知見を活かし、さらなる挑戦が始まろうとしています。

  • 台湾での評判や実績次第では、他地域への出店も期待
  • 日本国内外で「絶滅危惧種」から「新生バーガーブランド」へ進化

さいごに:地域と共に愛されるブランドへ

ドムドムバーガーは、創業から半世紀以上、日本のバーガー業界を支えてきました。これからは台湾のお客様とも新しい歴史を築きながら、地域に根差したブランドづくりを進めていくことが期待されています。日本人だけでなく、台湾の方々にとっても「思い出の味」「みんなで楽しむ場所」として、末永く愛されることでしょう。

  • おいしさと楽しさを世界へ
  • 地域の笑顔を増やす新たなチャレンジに注目

参考元