感動と驚きの「ダイハツ ミゼットX」初公開!ジャパンモビリティショー2025から届ける“小さいからこそできること”の挑戦
2025年10月29日、東京ビッグサイトで開幕する「ジャパンモビリティショー2025」。今年も多くの注目モデルがお披露目される中、とりわけ話題となっているのがダイハツのコンセプトモデル「ミゼットX」の初公開です。ダイハツは今回のショーで、“わたしにダイハツメイ。小さいからこそできること。小さいことからひとつずつ。”をテーマに掲げ、創業以来培ってきた“小ささ”へのこだわりと技術革新の精神を前面に押し出しています。
ダイハツの理念と歴史:ミゼットXに込められた想い
ダイハツは1907年の創業以来、世の中の暮らしに寄り添いながら“小さいクルマ”でワクワク感や親しみやすさ、そして便利さを凝縮した製品づくりを続けてきました。そのDNAの象徴ともいえるのが、1957年に誕生したオート三輪「ミゼット」です。その原点の精神を、2025年の今、新しいコンセプトでよみがえらせたのが「ミゼットX」なのです。
「ミゼットX」コンセプトモデルの特徴とは
- 小型ボディに宿る大きな可能性:「ミゼットX」は、都市部や狭い道でも活躍できる取り回しの良さと、車体はコンパクトでありながら荷物や乗員の快適性を確保しています。
- 親しみやすさと先進性:まるみのあるデザインや愛着の湧くフォルムはそのままに、AIや電動化などの最新技術も搭載。
- 未来の暮らしへの提案:物流や移動だけでなく、生活をちょっと便利で“おもろく”する多彩な活用方法も提示されています。
これらは、単なる移動手段だけでなく、「わたしにぴったり」「暮らしがもっと面白くなりそう」と思わせてくれる、ダイハツらしい発明=“ダイハツメイ”の集大成と言えるでしょう。
展示ブースで体感するダイハツの未来
会場では「ミゼットX」をはじめとした多彩なコンセプトカーが並びます。各ブースでは、日々の暮らしを豊かにし、あたたかな未来を想像させる演出も。これは単なるクルマ展示にとどまらず、ダイハツの技術や哲学に共感し、「クルマと共に歩む未来とは?」を来場者自身が体感できるイベントとなっています。
また、一般社団法人日本自動車工業会主催のメインプログラム内「Tokyo Future Tour 2035」には、新しい歩行領域モビリティ「e-SNEAKER(イースニーカー)」も出展されます。“歩くように気軽に使えるモビリティ”として、ミゼットXとあわせて未来社会における移動の多様な形を示しています。
「小さいことからひとつずつ」社会への新提案
ダイハツは“小さいからこそできること”というテーマのもと、社会課題の解決や生活の質の向上にも挑戦しています。例えば都市部の高齢者や子育て世代、店舗経営者に向けて、小回りが利いて経済性にも優れた移動手段として「ミゼットX」は設計されています。
また、これまでのユーザーの声を反映し、EV(電気自動車)化やユニバーサルデザインへのさらなる対応、カーシェア時代の新たな活用方法なども盛り込まれる予定です。
- 高齢者には: 買い物や病院への送迎、小さなイベントへの移動にぴったり。
- 子育て世代には: 保育園の送り迎えや、公園へのお出かけなど、日々のちょっとしたおでかけに最適。
- 事業者・店舗向け: 配達や来客送迎、移動販売車としても力を発揮。
このように、ミゼットXは“暮らしと人をつなぐ小さな架け橋”となることを目指しています。
ジャパンモビリティショー2025での注目ポイント
ダイハツはプレスデー(10月29日)で「ミゼットX」をはじめとした各種新型モビリティの詳細を発表します。一般公開は10月31日から11月9日まで。これにあわせて、子ども向け体験プログラム「Out of kidZania in JMS」なども実施し、次世代を担う子どもたちにも身近に“クルマの未来”を感じてもらえる場を設けています。
【マツダも新モデルを続々発表!】
今回のジャパンモビリティショー2025では、マツダも新たなビジョンモデルを世界初公開し、新型「CX-5」の初披露、さらには“ロータリー推し”の話題も盛り上がっています。特に「RX-9」復活への布石との報道もあり、自動車ファンの注目が集まっています。
これは、ダイハツの「ミゼットX」とあわせて、国内メーカー同士が“独自性と未来志向”で競い合う、かつてないほど活気のあるモビリティショーとなっています。新時代の日本のモノづくり、そしてクルマが担う新しい社会づくりが、今ここから始まろうとしているのです。
まとめ:ミゼットXがもたらす“小さな革命”への期待
ダイハツ「ミゼットX」の登場は、技術革新や社会の変化の中にありながらも、“人とクルマの距離の近さ、そして生活に寄り添う温かさ”を再確認させてくれました。ダイハツが掲げる“モノづくりとコトづくりの原点”は、小さなボディの中にたくさんの夢や挑戦が詰まっている、そんな“日本ならではの価値”を次世代へとつなぐものです。
これからも『小さなことからひとつずつ』、各メーカーがそれぞれの哲学を胸に、より安全で便利な移動手段と豊かな暮らしの実現へ挑み続けていくことでしょう。未来社会における“移動”の在り方、その真価が問われる時代。ダイハツ ミゼットXが放つ“小さな希望”の灯が、たくさんの人々の毎日を支え、笑顔を増やすきっかけになることを願ってやみません。