熊谷の新たな挑戦:しろくまコワーキング&シェアショップ、北欧アートショップKHUが街にもたらす「働く」と「楽しい」の未来
埼玉県熊谷市。その歴史ある町並みと新たなチャレンジが交差する熊谷の中心地に、今、注目すべき3つの新しい拠点が誕生しました。「いいオフィス熊谷 by しろくまコワーキング」(以下、しろくまコワーキング)、北欧をテーマにしたアート雑貨&アパレルショップ「KHU(クー)」、そして小さな商店街を目指す「しろくまシェアショップ」です。これらは単なる新店舗のオープンに留まらず、熊谷に暮らし、働き、集う人々に、新しい働き方・生き方のヒントをもたらしています。
いいオフィス熊谷 by しろくまコワーキング ―「働く」と「楽しい」が交差する空間
しろくまコワーキングは、熊谷市本町1-222のビル(しろくまビルヂング)に生まれた、地域に密着した最新型のコワーキングスペース&シェアオフィスです。かつて空きビルだった建物をリノベーションし、合同会社hakuworksと「いいオフィス」ブランドの連携により、2025年10月にグランドオープンしました。
このスペースが目指すのは、「働きながら楽しい場所」「ちょっとした出会いが生まれる場」「自分のペースで新しい挑戦に踏みだせる拠点」です。
- 多彩なワークスタイル:個室シェアオフィス、オープンデスク、集中ブース、さらにはミニマルな工房まで、利用目的や働き方に合わせて自由に選べます。
- 共用スペースの充実:オープンキッチン、瞑想室、シェア本棚など「ちょっとあったら便利」な設備が使い放題。与えられたデスクだけでなく、キッチンでの交流や一息つくスペースとしても重宝されています。
- コミュニティの創出:イベントの相談や、利用者同士が繋がれる工夫も盛り込まれており、単なる作業場所に留まらない「学び」「つながり」「実績作り」の土台として機能します。
利用者の声も高評価です。「大きな窓から差し込む明るい光。十分な作業スペースと快適な設備。ひとりでも誰かとでも、気持ちよく集中できる」という意見が多く、仕事や創作活動の拠点に最適な空間となっています。
オフィスの詳細情報
- 所在地:熊谷市本町1-222 しろくまビルヂング3F/4F
- 最寄り駅:秩父鉄道 上熊谷駅から徒歩5分、JR熊谷駅から徒歩9分
- 営業時間:24時間営業・年中無休
- 設備:Wi-Fi・電源・コーヒーマシン・モニター・プロジェクター・複合機・瞑想室・キッチン・本棚 他
- 運営:合同会社hakuworks(代表 白田さん)
- 利用形態:デスク利用/個室利用/イベント利用/法人登記対応もあり
しろくまシェアショップ ― 女性たち中心の挑戦、小さな商店街の胎動
しろくまコワーキングの1階には「しろくまシェアショップ」が誕生しました。このシェアショップは、地元の女性たちが作り手や店番として参加し、「自分のお店を持つ夢」を叶えるための一歩となっています。複数人が交代で店番を担当し、地元作家のハンドメイド雑貨やお菓子、小物、本、植物などが並びます。
「商店街でお店を持つのはハードルが高い。でも、みんなで協力してシェアするなら一歩が踏み出せる」。そんな想いから始まったこの取り組みは、地域の魅力を発信する小さな拠点としても注目されています。
- 参加メンバーは数名からスタート。
- 手作り雑貨やアロマ、地元野菜、ベーカリー、そして焼き菓子など多彩なラインアップ。
- 「自分で作ったものを直接お客様に渡せるのが嬉しい」「新しいチャレンジができる」と参加者やお客さんの声も多数。
空きビルをリノベーションしたこの空間には、街づくりや商業再生のヒントが詰まっています。今後も参加者や取り扱い商品が増え、まるで「商店街のような小さな社会」が生まれようとしています。
北欧イメージのアート&雑貨ショップ「KHU(クー)」の魅力
熊谷にはもうひとつ、ユニークな存在感を放つショップがあります。「KHU(クー)」は、「北欧」をモチーフにしたオリジナルデザインのアパレル・雑貨・アート作品を取り扱うお店です。このショップの特徴は、「日常に彩りを添えるアートのある暮らし」を提案しているところ。
- 店内は北欧アートの世界観そのもの。心落ち着くパステルカラーと木のぬくもり、厳選されたアーティスト作品で満たされています。
- オリジナルTシャツやトートバッグ、セラミック雑貨、アートポスター、アクセサリーなど、ここでしか手に入らないアイテムをラインナップ。
- 定期的にワークショップや展示会も開催し、アートを身近に感じられるよう工夫が凝らされています。
「熊谷で新しいアート文化の拠点をつくりたい」「ギフトや自分へのご褒美を探す人たちにワクワクを届けたい」。KHUは訪れるたびに、新しい発見と出会いのある場所です。
街と人をつなぐ、しろくまビルヂングの可能性
今回オープンしたこれら3つの拠点は、単なる「空間」や「お店」ではありません。「しろくまビルヂング」は、働く人、クリエイター、子育て中の母親や地元の商店主、そして熊谷に暮らす多様な人々が集い、つながる「コミュニティの拠点」として機能しています。
- コワーキングスペースでの作業や勉強から生まれる新しい交流。
- シェアショップで感じる「自分のお店を持つ」という自己実現。
- アート雑貨ショップでの出会いや感性の刺激。
- さまざまなイベント・ワークショップによる地域活性、子どもからシニアまで参加できるオープンな雰囲気。
“住む” “働く” “楽しむ”が重なり合う。
大都市でも地方都市でも、「まちに開かれた新しい働き方・生き方」のカタチが今、熊谷で始まっています。未利用スペースの再生、女性や若者のチャレンジサポート、地域内外から人が訪れるきっかけ作り──こうした動きは、これからの熊谷、ひいては全国各地のまちづくりのモデルとなる可能性を秘めています。
今後の発展と期待
しろくまコワーキングは、今後も「働きたい」「何かやってみたい」という地域住民やビジネスマン、クリエイターをサポートする新プロジェクトやコラボイベントを計画中です。シェアショップ、アートショップKHUもまた、参加クリエイターや販路を増やしつつ、「地域に根差す拠点」として定着を目指します。
新しい働き方・暮らし方を熊谷で模索し始めたこれらの場所に、今後も多くの人が惹きつけられていきそうです。
熊谷で今何が起きているのか?街の新しい一歩を踏み出す人たちに注目
- コワーキングやシェアオフィスを探している人、地元で創業したい人、アートに触れたい人にぴったりの新スポット。
- 気軽に立ち寄れる場所から、長く腰を据えて働ける空間まで多彩。
- 熊谷の中心で生まれる、未来の小さな「商店街」と「アートと働き方の交差点」。
熊谷の新しいコミュニティスペース、しろくまビルヂング。その中で、多くのつながりと希望が芽吹いています。地元に住む人も訪れる人も、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。