アクシーズ(1381)2026年6月期第1四半期決算速報:好調な業績で株式市場に注目集まる
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2025年10月31日に発表された最新の開示情報をもとに、東証スタンダード上場のアクシーズ(証券コード:1381)の業績と株価動向に注目が集まっています。特に第1四半期(7-9月期)の決算内容が大きな話題となっており、株探をはじめとする投資情報メディアでも取り上げられています。
第1四半期の決算:経常利益が263%増、増収増益でスタート
- 売上高:72億1,700万円(前年同期比16.2%増)
- 営業利益:10億4,700万円(前年同期比256.7%増)
- 経常利益:305百万円(前年同期比263%増)
この四半期は、食品事業を中心に大きく売上が伸びたことが増益の主因です。特に営業利益と経常利益の大幅な伸びは、事業の効率化や市場の環境好転、原材料価格の安定化などが奏功したと考えられています。売上高も前年同期比で2ケタ成長を記録するなど、好調な決算となりました。経常利益が前年同期の約3.6倍に拡大した点に投資家の関心が高まっています。
業績の推移と安定性:安定した高収益体質へ
- 過去12四半期を通じて業績は改善傾向。自己資本比率は高水準で安定し、EPS(1株当たり利益)も前年同期比で増加しています。
- 営業利益率や純利益率が上昇し、ROE・ROA(株主資本利益率・総資産利益率)もやや上昇。ROAは一般的な目安である5%を上回る水準。
- 有利子負債は横ばいで、財務面も非常に安定しています。
アクシーズは食品事業での成功を背景に、収益構造の安定化を進めてきました。今後も安定的な利益成長が期待される企業として評価されています。
株価の動向:好決算を受けた動き
- 直近株価:3,220円(2025年10月31日終値)
- 年初来高値:3,300円(2025年4月4日)、年初来安値:2,550円(2025年4月7日)
- 配当利回り:3.49%、PER(株価収益率):10.50倍(調整後)
好調な決算発表を受けて、株価は堅調に推移しています。過去1年を通じて株価は安定的な値動きを示し、投資家からの信頼も厚い銘柄となっています。今年4月には年初来高値を更新しており、配当も安定的に推移しています。配当利回りの高さやPERの割安感も投資ポイントです。
今後の見通し:通期予想は据え置き、慎重な経営姿勢
アクシーズは2026年6月期の通期業績予想については、第1四半期の好結果が出たにもかかわらず据え置きとしています。会社側は「原材料価格など市場環境の不透明感」を理由として、慎重な経営姿勢を強調。今後も変動要因を注視しながら着実な利益成長を目指しています。
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2026年6月期予想(会社計画)
売上高:25,900百万円(前期比+0.2%)
営業利益:1,500百万円(前期比-4.5%)
経常利益:1,500百万円(前期比-15.7%)
当期利益:1,200百万円(前期比-3.1%)
このように、好調な決算を受けつつも、通期では慎重に事業計画を策定しており、今後発表される四半期ごとの実績にも投資家の関心が集まります。
株探で注目するべき好悪材料
株探などの投資情報サイトでは、企業の決算発表や開示情報に基づき「好材料」「悪材料」を毎日解説しています。2025年10月31日分では、アクシーズの好決算が好材料として取り上げられ、ほかの関連銘柄の動向にも注目が集まっています。特に、増益・増収という力強い業績は投資家だけでなく、市場全体の雰囲気にも好影響を与えています。
投資家からの評価と市場の受け止め
専門家やアナリストからも「収益性・安定性・成長性の三拍子がそろった銘柄」との評価を受けており、個人投資家の間でも長期保有向けの人気株として知られています。今後の四半期決算ごとに市場の注目が高まると予想され、これからの株価動向・事業の進展が非常に重要な投資の判断材料となるでしょう。
さいごに:アクシーズの今後に期待
2026年6月期第1四半期の決算好調を皮切りに、アクシーズは堅実な成長ストーリーを市場に示しています。引き続き株探等の最新情報をチェックしながら、当社の今後の業績・株価動向に注目していきましょう。大きな増益・増収が確認された今期決算は、投資家にとって非常に心強い材料です。今後も安定成長が継続するか、次回の決算発表を待ちたいところです。



