エアドゥ、2025年度下期運航計画発表 ― 冬ダイヤで北海道路線を強化
エアドゥの運航計画、冬ダイヤで「北海道の翼」強調
株式会社AIRDO(エア・ドゥ)は2025年8月21日、2025年度下期の運航計画(冬ダイヤ期間:2025年10月26日~2026年3月28日)を発表しました。この冬ダイヤでは、北海道の主要都市と首都圏をつなぐ公共交通機関としての「北海道の翼」としての役割をさらに強化し、安全で安定的な運航を最優先に、お客様一人ひとりに寄り添うサービス向上に取り組む姿勢が示されています。
運航路線と便数 ― 冬の北海道旅行をサポート
冬ダイヤ期間中、エアドゥは国内11路線で1日64便を運航します。東京/羽田・札幌/新千歳線(以下、羽田-新千歳線)を中心に、旭川、帯広、函館、女満別、釧路など北海道内各都市と首都圏や仙台・福岡・名古屋/中部・神戸を結ぶ多様な路線網を設定しています。
- 羽田-新千歳線:1日12往復24便を設定。深夜便の継続も決定しており、本州から北海道へのスムーズなアクセスが可能です。
- 羽田-女満別線:冬の名物「流氷到来期間」に合わせて増便が行われ、期間中は1日3往復6便となります。流氷観光に便利なダイヤです。
- その他路線:
- 羽田-旭川線・羽田-帯広線・新千歳-仙台線:各1日3往復6便。
- 羽田-函館線・羽田-釧路線・新千歳-神戸線:各1日2往復4便。
- 新千歳-福岡線、名古屋/中部-新千歳・函館線:各1往復2便。
流氷到来期間の増便 ― 観光需要に応える柔軟な対応
羽田-女満別線については、北海道オホーツク沿岸に流氷が訪れる時期(2025年10月28日~10月29日、11月16日、2026年2月1日~3月8日)に限り、通常の2往復4便から1往復増便して3往復6便となります。この期間は女満別空港周辺への流氷観光需要が高まるため、地元経済や観光業界からも期待が寄せられています。
羽田-新千歳線の深夜便継続 ― 遅い時間帯も利便性アップ
羽田-新千歳線では、43便・44便(深夜便)が継続運航されます。これにより、従来通り1日12往復(24便)が維持され、ビジネスや観光目的で夜遅い時間帯にも移動したいニーズにも柔軟に対応しています。深夜便の設定は多忙な旅行者に利便性を提供するだけでなく、飛行機の運航効率向上にも寄与しています。
大型機材と12機体制 ― 安全・快適な空の旅へ
2025年度下期、エアドゥは計12機体制(ボーイング767-300型機4機、737-700型機8機)で運航します。羽田-新千歳線など一部の便には大型機材を投入し、定員増と快適性向上に取り組みます。「機材の大型化」は人気の高い路線の混雑緩和にもつながり、利用者の満足度向上が期待されています。
エア・ドゥの企業理念 ― 北海道の生活・観光インフラとして
エアドゥは「北海道の翼」として、地域社会・観光産業を支える重要な役割を担っています。運航計画発表の中でも「お客様一人ひとりに寄り添った温かいおもてなし」「身近で上質な空の旅」「安全運航を最優先」のキーワードを強調し、北海道と本州を結ぶ生活・観光の足としての存在感を発揮しています。
今後のチケット販売と利用者へのメッセージ
2025年度冬ダイヤ期間の航空券は、8月26日から発売開始となります。例年、冬の北海道は観光需要が高まる季節であるため、早めの予約がおすすめされています。エアドゥは「安全・安定した運航とサービス向上」に努め、乗客ひとりひとりに寄り添う温かい対応を続けていく方針です。
エアドゥ運航ダイヤ(冬季・2025年度)概要
- 期間:2025年10月26日~2026年3月28日
- 運航路線:国内11路線
- 運航便数:1日64便(32往復)
- 主な機材:767-300型機4機、737-700型機8機 計12機
- 羽田-新千歳線:1日12往復24便、深夜便継続
- 羽田-女満別線:流氷到来期間中は3往復6便に増便(通常は2往復4便)
- その他路線:地域需要や観光動向に合わせて便数設定
北海道の冬を彩る空の便 ― エアドゥのチャレンジと展望
エアドゥは北海道の四季に寄り添い、観光・ビジネス・生活の利便性を提供してきました。特に冬ダイヤでは、流氷観光や道内の厳しい冬季交通事情に配慮し、地域に密着した運航ダイヤを設計しています。今後も「北海道の翼」としての社会的使命を果たしながら、安心・快適な空の旅をお届けするための努力が続けられます。
利用者へのメッセージ
エアドゥは、北海道に暮らす方のみならず、道外からの観光、帰省、ビジネスなどさまざまな目的の方に選ばれています。冬ダイヤの運航は、地域の魅力を体感したい方にとって最適なタイミングとなるでしょう。これからも温かいサービスと高品質な空の旅で、皆様のお出かけをサポートしていきます。