リヤドで日本とサウジの交流が加速!アシックス・ベンチャーズのピッチイベントや日本祭りが話題に

2025年11月5日、サウジアラビアの首都リヤドで、日本とサウジアラビアの交流を深めるさまざまなイベントが相次いで開催され、大きな注目を集めています。特に、スポーツやスタートアップ、文化の分野で活発な動きが見られ、両国の関係がさらに深まっていることがわかります。

アシックス・ベンチャーズ、リヤドでピッチイベントを開催

アシックス・ベンチャーズは、10月30日、リヤドで「ASICS Innovation Pitch in Collaboration with the Saudi Sports for All Federation(アシックス イノベーション ピッチ イン コラボレーション ウィズ ザ サウジ スポーツ フォー オール フェデレーション)」というピッチイベントを開催しました。このイベントは、アシックスSAマーケティングとサウジ・スポーツ・フォア・オール連盟(SFA)と共同で行われ、サウジアラビアのスタートアップ企業がスポーツとデジタル技術を組み合わせた革新的なアイデアをプレゼンテーションする場となっています。

イベントには、アシックスの富永満之代表取締役社長や、森野泰成・駐サウジアラビア日本大使、SFAのカリード・ビン・アルワリード・アルサウード会長など、約40名が出席しました。SFAのシャイマ・サレ・アルフッセイニ・マネジングディレクターは、「このプログラムは、サウジアラビアのスポーツの拡大と運動参加率の向上を目指すもので、サウジアラビアの『ビジョン2030』の目標とも一致しています」と語りました。

イベントでは、応募した多数のスタートアップ企業の中から6社が選ばれ、ピッチデーに登壇しました。選ばれた企業は、AI技術やIoT技術を活用したスポーツ関連のサービスや製品を提案し、アシックスとの協業の可能性を探りました。このイベントは、アシックスが欧州や日本、インドで開催してきた公募型プログラムの7回目で、サウジアラビアでは初めての開催となりました。

リヤドで第5回日本祭り開催、日本商品への関心が高まる

また、リヤドでは第5回日本祭りが開催され、多くの現地住民や日本人が参加しました。日本祭りでは、日本の伝統的な食べ物や工芸品、ファッションなどが紹介され、日本文化への関心が高まっています。特に、日本の商品やブランドに対する関心が強く、多くの来場者が日本商品を購入したり、体験したりしていました。

日本祭りは、日本とサウジアラビアの外交関係樹立70周年を記念して開催され、両国の友好関係を深める重要なイベントとなっています。来場者からは、「日本文化に触れることができて楽しかった」「日本商品の品質がとても良い」といった声が聞かれ、今後も日本文化や商品への関心が高まっていくことが期待されています。

サウジで歌舞伎舞踊公演が開催

さらに、リヤドでは歌舞伎舞踊の公演も行われ、多くの観客が集まりました。歌舞伎舞踊は、日本の伝統的な芸能の一つで、その美しさや技の高さに感動した観客が多かったようです。公演では、日本の伝統文化を体験できるワークショップも開催され、参加者からは「日本の文化に触れることができてとても貴重な経験だった」という声が聞かれました。

歌舞伎舞踊の公演は、サウジアラビアでの日本文化の普及や、両国の文化交流を深める重要な役割を果たしています。今後も、このような文化イベントが定期的に開催され、日本とサウジアラビアの関係がさらに深まっていくことが期待されています。

まとめ

リヤドでは、アシックス・ベンチャーズのピッチイベントや日本祭り、歌舞伎舞踊公演など、日本とサウジアラビアの交流を深めるさまざまなイベントが開催されています。これらのイベントは、スポーツ、文化、ビジネスの分野で両国の関係を強化し、今後も日本とサウジアラビアの友好関係がさらに深まっていくことが期待されています。

  • アシックス・ベンチャーズのピッチイベントは、サウジアラビアのスタートアップ企業とアシックスの協業を促進する重要な場となっています。
  • リヤドでの日本祭りは、日本文化や商品への関心を高め、両国の友好関係を深める重要なイベントです。
  • 歌舞伎舞踊公演は、日本の伝統文化を体験できる貴重な機会となっています。

今後も、リヤドでの日本とサウジアラビアの交流イベントに注目が集まりそうです。

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