レクサス、新たにIS350とIS300hの一部改良モデルを発表
2025年7月25日、レクサスはミドルクラススポーツセダン「IS」シリーズのIS350(FR車)とIS300h(4WD車)に一部改良を行い、同時に特別仕様車「F SPORT Mode Black Ⅳ」を新たに設定したことを発表しました。これらの車両は8月4日から全国のレクサス販売店で発売される予定です。
一部改良のポイント
- 改良は今年1月に実施した内容を踏襲しつつ、「IS350」とハイブリッドの4WDモデル「IS300h」を復活・追加ラインアップ。
- IS350はV6 3.5リッターエンジン搭載のFR(後輪駆動)モデル。
- IS300hは2.5リッター直列4気筒エンジンと電動モーターを組み合わせたハイブリッドの4WDモデル。
- IS300hの4WD車では、外部給電ができるアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)がメーカーオプションで設定され、それに外部給電アタッチメントが追加されました。これは車内の窓を閉めたまま電力を供給でき、虫や水の侵入を防ぐための便利な装備です。
特別仕様車「F SPORT Mode Black Ⅳ」の特徴
今回の一部改良と合わせて発表された「F SPORT Mode Black Ⅳ」は、ISシリーズのスポーティな魅力を引き立てる特別仕様車です。2025年1月にIS300hFR車&IS300に導入されていた同グレードを、「IS350」と「IS300h 4WD」にも展開しています。
内外装のデザインポイント
- 外装はアルミホイールやドアミラーにブラックを基調とした塗装やスモークメッキ加飾を施し、精悍でスポーティな印象を強調。
- 内装は銀墨ブラックのステアリングホイールとウルトラスエードのシートを採用。高級感とスポーティさを兼ね備えた仕様に仕上がっています。
- 車両全体のカラーリングがブラックを基調とすることで、「IS」の持つ力強さと洗練されたデザインを一層引き締めています。
ユーザーや専門家から高い評価続々
今回のモデルチェンジと特別仕様車の登場に対して、ユーザーおよびカー専門誌やレビューから多数の称賛の声が寄せられています。
- 「美しすぎる!」、「一目ぼれした!」といったデザインへの熱い反響。
- スポーティなセダンとしての魅力が増し、若い世代を中心に注目度がアップ。
- 実用性とスタイリッシュな外観の両立が評価されており、特別仕様車のブラック基調の質感が高評価につながっています。
今後のISシリーズの展望
2025年秋にはIS500とIS300の生産終了が予定されているため、今回の一部改良によりISシリーズはIS350とIS300h4WDのラインアップを中心に展開する見込みです。引き続き、レクサスはISシリーズの魅力を高めるアップデートを行う予定とされています。
これにより、「レクサスIS」は動力性能の多様化と高品質な内外装により、ミドルクラススポーティセダン市場で根強い人気を維持することが期待されています。