モスバーガー、宮城・秋田・青森の地元トマトを使った期間限定メニュー発売
2025年7月24日から、モスバーガーは東北地方の宮城県、秋田県、青森県の各地産トマトを使った新商品を期間限定で発売しています。地元の契約農家が育てた新鮮なトマトを活かしたハンバーガーは、地域の食材の魅力を伝えるとともに、生産者と販売スタッフが連携して体験も行うなど、地域活性化の取り組みとしても注目されています。
宮城県内19店舗で「モスの県産野菜フェスタ」開催
宮城県内のモスバーガー全19店舗では、7月24日(木)から27日(日)までの4日間限定で、「モスの県産野菜フェスタ2025」が行われています。今回の主役は石巻市「デ・リーフデ大川」と美里町「デ・リーフデ美里」の契約農家が育てたトマトです。
販売する新メニューは以下の2商品です。
- 新とびきり 大盛りトマト モス野菜チーズバーガー:国産牛100%パティにスライスチーズ、新鮮な県産トマトやレタス、オニオン、オーロラソースを重ね、ジューシーかつ爽やかな味わい。
- 新とびきり 大盛りトマト チリバーガー:ピリ辛のチリソースと県産トマトが織りなす食欲そそる一品。
モスフードサービスの広報担当者は、「しっかりとした肉感の国産牛パティと新鮮なトマトや野菜の組み合わせが、肉の旨みと爽やかなジューシーさを引き立てている」と商品への自信を語っています。地域の旬の野菜を味わえる機会と位置づけ、多くのファンに足を運んで欲しいと呼びかけています。
秋田県・鹿角市のトマトを使用した限定バーガー販売、スタッフが収穫を体験
秋田県内のモスバーガー店舗では、鹿角市産のトマトを活用したハンバーガーの限定販売が実施されています。販売に合わせて、店舗スタッフがトマトの収穫体験を行い、生産者の苦労やトマトの魅力を直接感じることで、商品の良さをより深く理解しています。
トマトの収穫体験は販売促進だけでなく、スタッフ一人ひとりが地元食材への愛着と理解を深める機会となっており、サービスの質向上にもつながっています。
青森県内で「蓬田トマト」を使用したメニューを提供、スタッフも収穫に参加
青森県では7月25日から、蓬田村で栽培される「蓬田トマト」を使ったモスバーガーの販売が始まります。青森県内の対象店舗には、こちらもスタッフが収穫体験をするイベントが組み込まれており、消費者に対してトマトの新鮮さや地域産の価値を体験を通じて伝えようとしています。
この取り組みは、地元農業の応援とモスバーガーの地域密着型サービスの象徴として注目されています。蓬田トマトの甘みと酸味がハンバーガーの味を引き立て、夏にぴったりのさっぱりとした味わいが楽しめると期待されています。
モスバーガーの地域農産品活用の歴史と今回の意義
モスバーガーは2014年から「モスの県産野菜フェスタ」など地域限定の野菜を使ったメニュー販売を継続してきました。今回の3県でのトマト使用企画は、特に県産トマトの集中的な活用と、販売スタッフの収穫参加による体験型の取り組みを組み合わせたのが特徴です。
地域の生産者と密に連携し、採れたての野菜の味を大切にしたメニュー開発を行うことで、地元経済の活性化にも貢献しています。また、スタッフ自身が農業体験をすることで商品に対する理解と愛着が強まり、消費者への丁寧な説明やおすすめが可能になるといった好循環が生まれています。
期間限定の味わいと地元食材の魅力を楽しんで
東北3県のモスバーガーで開催される今回の期間限定販売は、それぞれの地域の風土が育んだトマトの風味を活かし、多彩なメニューで楽しめる貴重な機会です。新鮮な生トマトの豊かな甘みと酸味が、肉の旨みやソースの味を引き立てるハンバーガーは、夏の食欲を刺激します。
販売期間はいずれも数日間の短期限定となっていますので、近隣にお住まいの方や旅先の方はぜひこの機会に地元の味を味わいに行ってみてください。