大阪・関西万博「滋賀県デイ」開催!琵琶湖と比叡山の魅力が一堂に

2025年7月24日、大阪・関西万博で「滋賀県デイ~びわ湖サマークルーズ~」が開催されました。EXPOホール「シャインハット」を会場に、滋賀県の自然や文化、伝統を存分に感じられる特別な一日となりました。

1200年以上灯り続ける「不滅の法灯」の特別展示

このイベント最大の目玉は、世界遺産・比叡山延暦寺の根本中堂で1200年以上も灯し続けられている「不滅の法灯」の特別展示です。法灯は1200年前に点火されて以来、絶えることなく火が守られてきました。その貴重な法灯が万博会場に運ばれ、訪れた多くの人々は間近でその神聖な灯りを見つめる貴重な機会となりました。

また、法灯にまつわる天台声明の奉納も行われ、平和と祈りの息吹が会場に満ちました。

「滋賀県デイ」を彩る豪華ゲストと多彩なプログラム

イベントのステージでは、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんや、しがスポーツ大使の木村敬一さん、しが広報部長の女優・髙橋ひかるさん、近江米PR隊長の宮川大輔さんが次々と登壇し、滋賀県の魅力を語りました。

髙橋ひかるさんは、万博に合わせたしっとりとしたタイトコーデで登場し、「最高の日です」と笑顔を見せました。彼女は自身の小学校5年生の思い出として「初めて食べましたもん、皆アガってました」と語り、会場の雰囲気を和ませました。

さらに伝統芸能や音楽パフォーマンスも披露され、訪れた観客は琵琶湖の自然や滋賀の歴史を感じながら心温まる一日を過ごしました。

マスコットキャラクターによる特別コラボレーション

当日は滋賀県のマスコット「ミャクミャク」と滋賀県出身で人気の「ひこにゃん」の共演も話題に。二体のキャラクターによる初めての共演は、多くのファンや子どもたちの注目を集め、会場に笑顔をもたらしました。

滋賀県の未来と伝統が融合した万博体験

今回の「滋賀県デイ」は、万博のテーマである「未来社会の共創」と、「琵琶湖」を象徴とした滋賀県の自然、文化、歴史が融合したイベントでした。万博期間中、滋賀県ブースでは「Mother Lake」をテーマに琵琶湖の美しさや滋賀の産業の未来が紹介されており、多くの来場者が滋賀の魅力に触れています。

県では、小学校4歳から高校生までの滋賀県在住の子どもたちは万博に無料で入場できるなど、地域の未来を担う子どもたちの学びの場としても積極的に活用しています。

滋賀県の今後の万博展開にも期待

この「滋賀県デイ~びわ湖サマークルーズ~」をはじめ、今後も滋賀魅力体験ウィークなどのイベントが予定されており、滋賀県の自然、芸術、産業を体験できるプログラムが続きます。大阪・関西万博は2025年10月13日まで開催されており、今後も滋賀県が発信する地域の魅力に多くの注目が集まりそうです。

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