povo2.0ユーザーに朗報、「povo AI」無料提供開始
2025年7月23日、KDDIと沖縄セルラーは、モバイル通信サービス「povo2.0」の契約者全員を対象に、アプリ内で高性能AIチャット機能「povo AI」の無料提供を開始しました。この新機能により、GPT-4oやPerplexity Sonar Proなどの先進的なAIモデルを回数無制限で自由に利用できるようになりました。
「povo AI」とは何か?
「povo AI」は、povo2.0アプリの下部に設置されたAIチャットアイコンからアクセスできるサービスです。ユーザーはチャット画面で自由に質問したり、AIのテンプレートを活用して日常生活や仕事の効率化に役立つ情報や文章の生成を依頼したりできます。
- 利用可能なAIモデル:OpenAIの最新モデルGPT-4o、GPT-3.5、o3-mini、さらにPerplexityのSonar Pro
- 利用回数制限:なし。無料で何度でも使えます
- 対象者:povo2.0契約中の全ユーザー
- 利用条件:povo2.0アプリバージョン1.55.0以上の使用が必要。それ以前のバージョンの場合はアップデートが必要
利用手順
- povo2.0アプリを開き、画面下部の「povo AI」アイコンをタップ
- 利用したいAIモデルを選択
- 用意されている質問や利用例のテンプレートから選ぶか、自由に質問や指示を入力
- AIの回答を確認して活用する
活用例と多彩な機能
「povo AI」には多くのテンプレートが用意されており、例えば「今日の天気と服装アドバイスを教えて」「夕食の献立を考えて」「文章の要約や校正」「SNS用のキャプション作成」など、ユーザーの日常に密着した用途が想定されています。また、PDFの内容分析や言い換え作業も対応可能で、幅広いニーズに応えます。
背景とサービスの特徴
povo2.0は基本料金0円のプリペイド型サービスで、ユーザーは必要に応じてデータ通信や通話の「トッピング」(オプション)を自由に追加できるスタイルが特徴です。今回新たに追加された「povo AI」はこのサービスの大きな魅力の一つとなり、契約者が通信のみならず高度なAIサービスも無料で気軽に利用できる点が評価されています。
ユーザーにとってのメリット
「povo AI」の無料提供によって、povo2.0ユーザーはAIによる支援を日常的かつ無制限に受けられるようになりました。例えば、仕事の文書作成やアイデア出し、学習の疑問解消など、幅広いシーンで手軽にAIのサポートが受けられます。コストをかけずに高度なAIモデルを利用できる点は、多くのユーザーにとって大きな利点となるでしょう。
さらにKDDIは「povo AI」を通じてユーザーの生活を便利にすることを目的に、使い方ガイドや利用例もアプリ内で随時提供するとしており、初めてAIを利用する人でも安心して使い始められる環境整備を進めています。
まとめ
2025年7月23日から開始した「povo AI」は、povo2.0契約者にとって非常に魅力的なサービスです。AIの専門知識がなくても、スマホ一つでGPT-4oやPerplexity Sonar Proといった最先端モデルを無料で無制限に利用できることは、通信サービスとAI技術の融合を進める画期的な取り組みと言えます。
今後もKDDIによる「povo AI」の機能充実や使いやすさの向上に注目が集まりそうです。