2025年の第20回 湘南国際マラソン 開催情報完全ガイド：地元記者が徹底解説
湘南の潮風を感じながら駆け抜ける人気イベント「湘南国際マラソン」の第20回大会について、現在多くの方々から問い合わせをいただいております。今回は、独断と偏見に加え、できるだけ多くの口コミや評判を参考にして、皆様のお役に立つ情報をお届けします。地元大磯生まれ平塚育ちの私が、湘南の魅力とともにこの大会の全貌をお伝えします。
第20回湘南国際マラソンの開催概要
第20回湘南国際マラソンは、2025年12月7日（日）に開催予定とされています。今回は記念すべき20回目ということで、例年以上に盛り上がりが期待されているようです。メイン会場は従来通り、平塚市の「ビーチパーク」に設置され、スタート・ゴール地点となる予定です。
開催規模は例年通り、フルマラソン（42.195km）、ハーフマラソン（21.0975km）、10kmマラソン、3kmのファンラン、そして車椅子レースの各種目が実施されるとのことです。参加者総数は約25,000人を見込んでおり、第20回の記念大会ということもあって、すでに多くのランナーが参加を楽しみにしているようです。
エントリー情報と締め切り
エントリー受付は2025年6月1日から9月30日までとなっており、例年通り早期割引制度も設けられています。特に第20回記念大会ということで、先着3,000名には特別記念Tシャツがプレゼントされるという特典も用意されているようです。
参加費は以下の通りです。
- フルマラソン：12,000円（早期申込み10,000円）
- ハーフマラソン：8,000円（早期申込み7,000円）
- 10kmマラソン：6,000円（早期申込み5,000円）
- 3kmファンラン：3,000円（早期申込み2,500円）
申し込みは公式ウェブサイトから行うことが可能で、今大会は例年以上に早い段階での定員到達が予想されていますので、参加をお考えの方は早めの申し込みをおすすめします。
見どころ満載のコースと地元の風景
湘南国際マラソンの最大の魅力は、なんといっても湘南の美しい海岸線を走れることです。コースは例年通り、平塚市の「ビーチパーク」をスタートし、湘南海岸沿いを走る予定となっています。
フルマラソンコース
フルマラソンのコースは、平塚から大磯、二宮を経て小田原方面へ向かい、折り返して再び平塚に戻ってくるルートとなっています。特に江の島や富士山が見える区間は、多くのランナーが絶景ポイントとして挙げているところです。
私が特に推したいのは、大磯から二宮にかけての区間です。地元民として言わせてもらえば、相模湾に沈む冬の夕日と富士山のシルエットが作り出す景色は、日本有数の絶景です。走りながらこの景色を楽しめるのは、湘南国際マラソンの大きなメリットといえるでしょう。
ハーフマラソン・10kmコース
ハーフマラソンと10kmのコースも、基本的には湘南海岸線に沿って設定されています。ハーフマラソンは平塚から大磯までの往復、10kmはより短いコースながらも海の景色を十分に楽しめる設計になっているようです。
前回大会の様子と評判
第19回大会は、天候に恵まれて多くのランナーが完走を果たしました。参加者からは「沿道の応援が素晴らしかった」「湘南の海を見ながら走れる贅沢なコース」といった好意的な口コミが多数寄せられています。
一方で「冬の開催なので思ったより寒かった」「風が強い区間があった」といった声も見られました。これは湘南エリアならではの特徴で、12月の海沿いは北風が強く吹くことがあります。私も平塚の海岸沿いをランニングする際は、この時期の風の強さには気をつけるようにしています。
運営面での評価
給水所の設置や救護体制については、多くの参加者から高い評価を得ています。特に地元の特産品が振る舞われる給食所は、湘南国際マラソンの名物となっており、大磯の二宮の柑橘類や平塚のイチゴなど、季節の味を楽しみながら走れることが人気の秘密のひとつのようです。
湘南国際マラソンの良い点・メリット
1. 絶景を楽しみながら走れる
湘南国際マラソンの最大の利点は、何といっても景観の美しさです。富士山を望みながら相模湾沿いを走るコースは、ランナーにとって最高のごほうびといえるでしょう。地元の私から言わせてもらえば、冬の澄んだ空気の中で見える富士山の姿は格別で、観光で訪れるのとはまた違った湘南の魅力を感じられます。
2. フラットで走りやすいコース設計
全国各地のマラソン大会と比較しても、湘南国際マラソンのコースは比較的フラットで走りやすいという特徴があります。多少のアップダウンはあるものの、初心者からベテランまで幅広いランナーにおすすめできるコース設計になっています。
3. 地元の熱い応援と絆
地元住民による沿道からの応援は、湘南国際マラソンならではの魅力です。平塚、大磯、二宮の各地域の住民が、思い思いの方法で選手を応援します。特に大磯の松並木沿いは、地元の小中学生による手作り応援ボードや、町内会の方々による特製の温かい飲み物のサービスなど、心温まるおもてなしが評判となっています。
4. 参加賞と記念品の充実
湘南国際マラソンの参加賞は毎年好評で、特に記念Tシャツのデザインは人気があります。第20回となる今大会は特別なデザインになることが予想され、コレクション価値も高いと言われています。また、完走メダルも毎年デザインが変わり、ランナーにとって大切な記念品となっています。
注意すべき点・デメリット
1. 冬の気候による体調管理
12月初旬の湘南は、意外と寒さが厳しいことがあります。晴れていても北風が強く吹くことが多く、体感温度はかなり低くなることがあるのです。これは地元として特に強調しておきたい欠点です。スタート前の防寒対策と、レース中の体温管理には十分注意が必要です。
2. 人気大会ゆえの混雑
参加者数が多いため、特にスタート地点や給水所周辺では混雑が予想されます。記録を狙うランナーにとっては、この混雑がおすすめできない点となるかもしれません。また、公共交通機関も大会当日は非常に混み合うため、早めの会場入りが必要です。
3. 天候不順のリスク
12月の湘南は天候が変わりやすく、時には雨や強風に見舞われることもあります。2022年の第17回大会では、強風により一部区間でランナーが苦戦したとの報告もありました。これは自然条件に左右されるマラソン大会の宿命ではありますが、デメリットとして認識しておくべき点です。
湘南エリアならではの楽しみ方
地元民おすすめの秘密スポット
私が大磯で生まれ育った経験から、マラソン大会の前後に立ち寄ってほしい穴場スポットをご紹介します。大磯の「旧吉田茂邸」周辺は混雑が少なく、歴史的な雰囲気と自然が融合した散策コースとして最適です。また、二宮の「吾妻山公園」からは富士山と相模湾の絶景が一望でき、疲れた足でもアクセスしやすい場所にあります。
地元グルメで疲れを癒す
マラソン後のご褒美として、地元の海の幸を堪能することをおすすめします。平塚の「しらす丼」や大磯の「サバのみそ煮」は、地元民にも愛される名物です。特に私のお気に入りは、平塚新港近くの食事処で、獲れたての魚を使った海鮮丼が絶品です。また、二宮の「ミカン狩り」も冬の時期ならではの体験として人気があります。
こんな人におすすめ・おすすめしない人
おすすめしたい方
- 景色を楽しみながらマラソンを走りたい方 湘南の海と富士山の絶景を楽しみながら走れるため、タイムよりも体験を重視するランナーには特におすすめです。
- 初心者から中級者のランナー 比較的フラットなコース設計で、初めてのフルマラソンやハーフマラソンに挑戦する方にも最適です。
- 地元の温かい応援を感じたい方 湘南エリアの住民は非常にフレンドリーで、沿道からの応援が力になります。地元のお祭り的な雰囲気を楽しみたい方には特におすすめです。
おすすめしない方
- 厳しい寒さが苦手な方 12月の湘南は意外と寒く、特に海からの風が強い日は体温管理が難しいことがあります。寒さに弱い方は参加を躊躇するかもしれません。
- 自己ベスト更新を目指すレベルの上級者 参加者数が多く、コース上での混雑が予想されるため、記録を狙う上級ランナーには不向きな面があるかもしれません。
- 交通アクセスの不便さを気にする方 大会当日は公共交通機関が混雑し、駐車場も限られているため、アクセスの良さを重視する方にはデメリットとなる可能性があります。
湘南国際マラソンの歴史と発展
湘南国際マラソンは2006年に第1回大会が開催され、当初は5,000人程度の規模でしたが、年々参加者数が増加し、現在では日本を代表する市民マラソン大会の一つに成長しました。私も第1回大会からこの成長を見てきましたが、地元の小さな大会が全国区になったことを誇りに思います。
特に湘南の美しい景観と地元住民の温かい応援が評判を呼び、リピーターも多い大会となっています。第10回大会からは国際マラソンとしての位置づけが強化され、海外からの参加者も増加しているようです。
参加するためのアドバイスとトレーニング法
地元ランナーからのコース攻略法
私自身も湘南エリアで日頃からトレーニングしている者として、いくつかのアドバイスをお伝えします。まず、12月の湘南は北風が強いことが多いため、往路と復路で風の影響が大きく変わります。特に大磯から平塚に戻ってくる際には向かい風になることが多いので、体力配分には注意が必要です。
また、日差しが強い日は、海面からの照り返しもあるため、サングラスや日焼け止めは必須アイテムです。地元民としては、大磯の松並木区間は日陰で少し休憩できるポイントとして重宝しています。
事前準備と当日の心得
大会当日は早朝から交通規制が実施されるため、公共交通機関を利用する場合は余裕を持った行動計画が必要です。JR平塚駅からは無料のシャトルバスが運行される予定ですが、混雑が予想されるため、できるだけ早い時間の電車での到着をおすすめします。
また、12月の湘南は天候が変わりやすいため、防寒着や雨具などの準備も欠かせません。スタート地点に荷物を預けられるシステムがありますので、レース後に着替えられる衣類を用意しておくと安心です。
湘南国際マラソン後のアフターケア
疲労回復におすすめの温泉施設
マラソン後の疲労回復には、地元の温浴施設がおすすめです。特に大磯プリンスホテルの温泉施設や、二宮町にある「ニコニコ温泉」は、海を眺めながらゆっくりと疲れを癒せる場所として地元民にも人気があります。また、平塚市内には日帰り温泉施設も複数あり、マラソン参加者向けの特別割引サービスを実施することもあるようです。
地元のリカバリーフードとは
湘南エリアは新鮮な海の幸が豊富で、疲労回復にぴったりのたんぱく質を摂取できます。特に大磯の「さばの味噌煮」は、EPA・DHAが豊富で、マラソン後の体のケアに最適です。また、平塚のイチゴは冬から春にかけてが旬で、ビタミンCを手軽に補給できる地元の名産品です。マラソン後に立ち寄れる農園も複数ありますので、ぜひ足を運んでみてください。
第20回大会の特別企画と見どころ
記念すべき第20回大会では、これまで以上に多彩な企画が検討されているようです。過去の大会参加者やオリンピック選手によるトークショー、地元の文化を紹介するブース設置など、ランナーだけでなく応援の方々も楽しめる内容が予定されているとのことです。
また、大会前日には「ランナーズエキスポ」が開催され、各種ランニング用品の展示販売や、地元グルメの出店なども行われる予定です。これは単なるマラソン大会ではなく、湘南の文化や魅力を総合的に発信するイベントに発展しているということでしょう。
最終的な評価と地元記者からのメッセージ
湘南国際マラソンは、景観の美しさ、地元の温かい応援、充実した運営体制など、多くの良い点を持つ大会です。確かに冬の寒さや混雑などのデメリットはありますが、それを上回る魅力に溢れています。特に第20回という記念大会は、これまで以上に特別なイベントになることが期待されています。
地元民として、そして湘南エリアの記者として言わせていただくと、この大会は単なるスポーツイベントではなく、湘南の魅力を全身で感じられる貴重な機会です。大磯で生まれ育った私にとっても、毎年この時期に全国から多くのランナーが訪れ、地元の景色や文化を楽しんでいただけることは大きな喜びです。
特に私がおすすめしたいのは、ただ走るだけでなく、ぜひ前後の時間も含めて湘南エリアの魅力を満喫していただきたいということ。マラソンの前日は大磯の歴史スポットを巡り、レース後は二宮の温泉で疲れを癒し、地元の海の幸を味わう…そんな「湘南体験」をぜひ楽しんでいただければ幸いです。
第20回湘南国際マラソンが皆様にとって、走る喜びと湘南の魅力を再発見できる素晴らしい機会となることを、地元記者として心より願っています。エントリー開始は2025年6月1日、皆様のご参加を湘南の地でお待ちしております！